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2月のおすすめ記事 平昌パラリンピック特集

平昌オリンピックが閉会し、いよいよ3月9日からは、平昌パラリンピックがスタートします。今月のまとめでは、白熱する大会をより楽しんでもらえるよう、これまで『HERO X』で直接インタビューをさせていただいた、冬季パラリンピック日本代表選手の記事を一挙にご紹介します。

〈アルペンスキー〉

【夏目堅司】ギリギリの闘いを勝ち残れ!
不動のアスリート魂で挑む「雪上のF1」

【森井大輝】チェアスキー日本代表のエース。
ランドクルーザーで颯爽と登場! 

【狩野亮】前人未到の2連覇から4年。
「豪速のナポレオン」が胸に秘めた覚悟と野望

 【鈴木猛史】スラロームの王者が再び狙う、
世界の頂点

〈スノーボード〉

【成田緑夢】パラ経由オリンピック行き!?
障がいを抱えた成田緑夢の大胆な野望

〈アイスホッケー〉

【須藤悟】悲願の復活なるか!?
「氷上の格闘技」で目指す世界の大舞台

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盲目のスケーター、ダン・マンシーナが示した可能性

中村竜也 -R.G.C

幼少期より、視力が落ちていく問題を抱えていたという盲目のスケーター、ダン・マンシーナ(以下、マンシーナ)。13歳の時に網膜色素変性症と診断され、20歳前後からさらに症状が悪化。そしてついには、視力の95%を失い、光と陰、そしてコントラストだけしか見えなくなった。

視力を失ったマンシーナは、その失望から一時はスケートボードから距離を置いた時期もあったという。またその最中にも、目が見えない人がやるべきこと全てに挑戦してみたりもしたが、彼の心に開いた大きな穴は決して埋まらなかったのだ。

「移動のためにストリートをプッシュしたことは数回あったかもしれないけれど、視力を失ったという事実を受けいれることにしたんだ。『もうスケートボードはやめよう。僕の人生の一部じゃないんだから』ってね」

情熱を注いでいたものを失ってしまえば、誰でも失望感に打ちひしがれるのは当たり前のこと。しかし自分の置かれた状況を諦めきれなかったマンシーナは一念発起し、ミニゴルフのホールインワンやダーツのブルズアイなど、視覚障がい者ならできないと思われていることに挑戦する自分を映像に収めることを始めた。その一環で、自力で作ったベンチをスケートボードでトリックメイクする映像を収めてみようと思い立ち、またスケーターとしての人生を歩むようになったのである。

目が見えなくても一生スケーターな人生


動画引用元:https://youtu.be/l_0Pm3f2adc

白杖を触覚として、まずはそこにある障害物を確認する。それからボードをコントロールしトリックをきめていることが映像から分かる。また、ブザーを台の中に置き視力以外の五感をフルに活用しながら練習を繰り返すなど、アイデアは尽きないようだ。

スケートボードが、彼という人間を世界に示してくれていることに幸せを感じられたことがきっかけで、今後は視覚障がい者専用のスケートパークの建造に努めていくという。そう、マンシーナの挑戦はまだまだ終わらない。

[TOP動画引用元: https://youtu.be/jPPdFB2V7nA]

(text: 中村竜也 -R.G.C)

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