コラボ COLLABORATION

【HERO X RADIO vol.37】ロボットと暮らす時代がやってきた!進化する人間とロボットとのコミュニケーション

HERO X 編集部

ウェブマガジンの枠を超え、リアルに会い、リアルに繋がり、リアルに広がるしかけを作り出すメディア「HERO X」のラジオ番組『HERO X RADIO』。前回第36回のアーカイブ動画を公開、また次回の収録は11月13日(金)となっている。

ユカイ工学の考える
暮らしに寄り添うロボットとは?

リアルと繋がる場としてスタートしたラジオ番組『HERO X RADIO』は、Shibuya Cross-FM(http://shibuyacrossfm.jp/)にて、毎週第2・第4金曜 13:00-13:50 にオンエア中。渋谷のシダックススタジオから生放送でお届け、ネットからのリアルタイム視聴もできる。

第37回となる次回のゲストは、ユカイ工学株式会社 代表 青木俊介さん。「人間とロボットのコミュニケーション」をテーマに、HERO X編集長・杉原行里とプロデューサー・佐藤勇介が話を伺う。

ユカイ工学株式会社 代表 青木俊介 (あおき・しゅんすけ)
東京大学在学中にチームラボを設立、CTOに就任。その後、ピクシブのCTOを務めたのち、ロボティクスベンチャー「ユカイ工学」を設立。「ロボティクスで世界をユカイに」というビジョンのもと家庭向けロボット製品を数多く手がける。2014年、家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO」を発表。2017年、しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」を発表。2015年よりグッドデザイン賞審査委員。

どうなる未来のスマートタウン!
住むだけで健康になる街はできるのか?

本日公開の第36回のゲストは、株式会社 Secual CSOの府川 誠二さん。「未来のスマートタウン」をテーマに、HERO X編集長・杉原行里とプロデューサー・佐藤勇介が話を伺った。

本日公開となった前回放送分を含め、これまでの放送はこちらで視聴できる。

過去の放送はこちら:https://www.youtube.com/watch?v=k-HQFyhlQr8

府川 誠二(ふかわ・せいじ)
株式会社 Secual CSO。2004年、制作会社を設立。CGアプリ制作などデジタルを活用した事業を手掛ける。2011年、デロイトトーマツコンサルティングのデジタル事業部の立ち上げに従事し、様々な業界大手のコンサルティング、新規事業の立ち上げに携わる。また画像解析スポーツテック、AR/VR事業など新しい技術で事業を立ち上げる。元サッカー日本代表監督 岡田武史さんのイノベーションディレクターとしてスポーツDXにも取り組んでいる。2014年には不動産のデジタル化推進の会社を設立し、スマートホームIoT、業務管理システムなど不動産テック事業を展開。現在は画像認証、顔認証を使ったサービス開発などを進め、2019年から株式会社 SecualのCSOに就任。スマートホームセキュリティから、スマートタウン事業への進展進化を進めるため、各企業とのアライアンスや事業開発を推進。

株式会社 SecualのCSOを務める府川さんがスマートタウンの進展に関連するSecual Smart Poleを紹介。様々な使い方ができる街灯に杉原、佐藤は興味津々。さらに3人は経年劣化で価値が下がっていく土地の問題について話し合った。「土地ではなく街の価値を上げるための方法としてSmart Poleを使っては?」と、アイデアを次々と出していった。

後半は、スマートタウンが具体的に私たちの生活にどんな変化をもたらすのか、どのような未来を指しているのかなどの議論に。ちりばめられたテクノロジーが日常化しているのが「スマート」の定義だというが、テクノロジーは怖がられることも多く、監視社会と捉えられてしまうのは課題であり、改善していかなければと話す府川さん。それに対し杉原は、テクノロジーを受け入れる倫理観を育てるためには街に住む人を巻き込み、テクノロジーに優しさと見守りが乗っかることが大事ではないかと話した。

杉原が持つ「日本人には、他人へのLOVEとCAREの気持ちが備わっている。」という感覚は3人共通だったようで、それを生かすためには何が必要かという議論も白熱。RDSが掲げるパーソナライズの量産化が当たり前となり文化となれば、テクノロジーは自然と受け入れられ、本当の意味でのスマートタウンが誕生するだろうと締めくくった。今週はどんな未来の話が飛び出すのか、楽しみにしていただきたい。

(text: HERO X 編集部)

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HEROQUEST ワクワクする聴く冒険プログラム#56#57

HERO X 編集部

ワクワクする未来の社会を創造する聴く冒険プログラムをお届けする。ZIP FM オフィシャルPodcast番組「HEROQUEST」。この番組では、「社会の課題」を解決し、「未来の社会」のインフラを整える開発者やエンジニア、起業家たちを「HERO」として迎え、いま、起きている「進化」の最前線を紹介する。

今回のテーマは「ドラえもんと暮らす未来」。ゲストは、AI研究者の大澤正彦さん。物心がついた頃から「ドラえもんを創りたくてしょうがなかった」という大澤さん。そんな大澤さんは現在「リアルドラえもん」ロボットの実現を目指して開発を進めている。だがなぜそれほどドラえもんに魅かれたのか。

大澤さんは、困ったことがある時や、悩みがある時「助けて」と声を上げるのび太。それを解決してくれるドラえもんに惹かれたのだと話す。そんな大澤さんが創りたい「ドラえもん」とはどんなものなのか。2014年から30年計画で進めているリアルドラえもん開発プロジェクト、最新の開発状況についても解説してくれた。後半の放送ではロボット研究チームの組織形成、またChat GPTを筆頭に全世界が注目する生成型AIの可能性にも迫る。

<ゲストプロフィール>
大澤正彦
1993年生まれ。日本大学 文理学部情報科学科・准教授、AI研究者。2014年、慶應義塾大学在学中に、脳や人工知能,そしてそれらが与える影響について興味がある全ての人のためのコミュニティ「全脳アーキテクチャ若手の会」を設立。2017年5月まで代表を務め、現在も運営に関わる。次世代社会研究センター(RINGS) センター長。「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」にも選出されたイノベーター。

「HEROQUEST」はポッドキャストで無料配信中
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PODCASTプログラム #HEROQUEST はニッポン放送PODCAST STATIONで無料配信中

未来の社会をデザインするHEROを迎える【聴く冒険プログラム】。
今回お迎えするHEROはAI研究者で
リアルな「ドラえもん」の開発を展開する
大澤正彦さん。
【大澤正彦さん】
・日本大学 文理学部 情報科学科 准教授
・次世代社会研究センター(RINGS) センター長
・「Forbes JAPAN 30 UNDER 30」にも選出されたイノベーター

そんな大澤さんが「ドラえもん」を創る!と志したのは、なぜなのか?!
【今回の冒険の目次】
●ドラえもんは、現代社会の鏡?!
のび太君のように「助け」を求められる友人はいますか?
●感情のあるロボットがいる暮らしの未来
●ドラえもんの頭は「かたい?」「やわらかい?」
正解は「アナタ」の中に?!
●100億人でつくるのが「ドラえもん」
夢ではなく「現実」の世界で
あのドラえもんと暮らす未来がやってくるのか?!
そのドラえもんの開発プロジェクトの
最前線を大澤さんに解説していただきます!

https://podcast.1242.com/show/zip-fm-original-podcast-%e3%80%8eheroquest%e3%80%8f/?fbclid=IwAR3OQc3Gpc-XhTLmiz3yk1ZZAOS41wFgXcCB45jDeMHfKsqkkp58TxP8pQ4

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次回のゲストは、年齢・性別・運動神経に関わらず誰もが楽しめるスポーツの開発・普及に取り組む、世界ゆるスポーツ協会代表理事の澤田智洋さん。順次放送を開始する。

(text: HERO X 編集部)

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