テクノロジー TECHNOLOGY

MONTHLY PICK UP:2019年人気ランキング

HERO X 編集部

いよいよ、オリンピック・パラリンピックが東京にやってくる2020年。すごいテクノロジーが続々登場する予感がする今年、第1回目となる「MONTHLY PICK UP」では、2019年にアクセスの多かった記事をランキング形式で発表します。

2019年人気記事 No.5

たった1分で病理診断が可能に。AIで医療を変革する会社「メドメイン」に注目 前編

これまで、結果がでるまで時間がかかっていた精密検査。その原因は、細胞組織を診断する病理医の不足にありました。しかし今、病理画像をわずか1分で解析するAIソフトの開発がはじまっています。これまでの検査の常識を変える、株式会社メドメインの取り組みに注目しました。

2019年人気記事 No.4

もしかして臭ってる!?体臭から口臭までチェックできる「KunKun body」

知らないうちに周りを不快にさせてしまう体臭などのニオイ。口臭や加齢臭など臭いに悩む人は意外と多い中、さまざまなニオイの測定を可能にしたのがコニカミノルタ株式会社が販売をはじめた「KunKun body」です。頭や耳の後ろ、足といった体臭から、息までを測定してくれるデバイスをご紹介します。

2019年人気記事 No.3

世界初の空飛ぶバイク「LMV496」、約6100万円で10月より予約注文開始!

公道を軽やかに走るバイクが、トランスフォームして空を飛ぶ。そんなアニメのような世界がついに実現しました。手がけたのはフランスのカスタムメーカー、LAZARETH(ラザレス)社。空を自由に飛び回るほどではないものの、世界初の試みを映し出したティザーに世界が震撼しました。

2019年人気記事 No.2

「WF01」で車いすの概念を変える!!RDSが送り出す最新パーソナルモビリティー

「世界で一番、ボーダレスなメディア」をコンセプトに掲げるHERO Xの編集長・杉原行里(以下、杉原)が代表を務める株式会社RDS(以下、RDS)が、世界で一番ボーダレスなパーソナルモビリティ・WF01を発表しました。誰もが使用できる、よりパーソナルなモビリティとして開発した背景には、どんな未来を見ているのか。開発者であり弊誌編集長の杉原がその全貌を語りつくしました。

2019年人気記事 No.1

ムレ、かゆみ、臭いの問題を解決!プールにも入れちゃう新世代ギプス

ぶ厚いギプスを装着、その上から包帯を巻き過ごす日々はムレとかゆみとの戦いになります。装着したままでは風呂に入ることができないため、ニオイが発生することもしばしば。これらの不便を解消するアイテムが日本で発売となりました。ムレやかゆみ、臭いといった問題を軽減、快適にケガを快方へと向かわせてくれる新発想のギプス包帯「OPENCAST」をご紹介します。

(text: HERO X 編集部)

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テクノロジー TECHNOLOGY

健康管理は「歩き方」で見る時代へ。子どもの歩行も診断・マイクロストーンの「歩行健診」

HERO X 編集部

「歩き方」が健康に関係するということは、以前からいわれていた。そこまで大げさな話ではなくても、健康のためにジョギングやウォーキングを始めたけれど、なぜか膝や腰が痛い、といった経験をしている人は少なくない。しかしその結果、運動がおっくうになってしまったら、かえって逆効果だ。マイクロストーンの「歩行健診」では、センサーをつけて歩行をすることで、歩行の問題を検出することができる。センシング技術の発展で、ついに歩き方を客観的に見ることができるようになったのだ。

身体にとりつけた2つのセンサーで
歩行をスピード診断

長野県に拠点をもつマイクロストーン株式会社の「歩行健診」は、同社の「体幹2点歩行動揺計 “THE WALKING”」という機器を使い、歩き方が気になる人の歩行診断をするサービスだ。病院に行くほどではないけれど、ウォーキングをすると身体のどこかが痛くなる、長距離などの運動に取り組んでいるけれど足の使い方が気になっている…などの悩みを持つ人が、気軽に申し込める。また、子どもの歩き方がおかしい、気になるといった、保護者たちの悩みにも応えている。

健診方法は簡単だ。小型センサーを専用ベルトで背中と腰に着け、いつものように歩いてみる。10m以上、直線歩行すればOK。計測が完了するとパソコンで解析が始まり、わずか2分で自分の歩行の解析結果が見られる。正しい歩き方に比べ、自分の歩き方のどこにクセがあるかも、データではっきりと明示される。定期計測を希望する人には、エクササイズなどのアドバイスもセットで実施している。

同社では「THE WALKING」をリハビリ、人間ドックなどへ活用することも勧めている。歩行のクセや歩き方はなかなか自分でも自覚ができないものだが、センシング技術の発展で、歩くだけでデータが採取できるようになった。今まで原因が不明だった足や腰の不調も、歩き方を変えることで改善されていくかもしれない。理学療法士などが活用すれば、リハビリや装具の検証なども行える。

人生100年時代といわれる今、長く健康でいるためには、「歩く」ことを避けてはいられない。歩行が衰えれば、心身ともにあっという間に衰弱していくからだ。歳をとっても元気に歩き続けるためには、痛みや歪みのない歩き方を知っておくことも大切。歩行のセンシング技術は、国民全体の未病対策にもつながりそうだ。

(text: HERO X 編集部)

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