テクノロジー TECHNOLOGY

HEROQUEST ワクワクする聴く冒険プログラム#1, #2

HERO X 編集部

ワクワクする未来の社会を創造する聴く冒険プログラムをお届けする、ZIP FMオフィシャルPodcast番組「HEROQUEST」。この番組では、社会の課題を解決し、未来の社会のインフラを整える開発者やエンジニア、起業家たちを「HERO」として迎え、いま、起きている進化の最前線を紹介する。

本編放送初回となった#1ではナビゲーターの杉原行里と小林麗菜が番組について解説。まずは、私たちを救うモビリティについて注目、気になる震災にフォーカスした。東日本大震災から11年、どれだけのことがアップデートできたのか。防災用品も逃げられないと意味がない!? 救助や物資運搬に期待される災害時のモビリティの実態と課題をお伝えする。

そして、#2ではいよいよゲストを迎えての放送がスタート。今回迎えたHEROはMIE RACING・森脇 緑氏だ。

MIE RACINGは、世界スーパーバイク選手権を戦っているレーシングチーム。世界初の女性のチーム代表として活躍するのが今回のゲスト森脇氏だ。世界スーパーバイク選手権は4輪車でいうF1に相当する世界最高峰の2輪レース。既存のバイクを決められたレギュレーション内で改造し、速さを競うレースだ。

名チューナーとして世界にその名を轟かせたPOP吉村こと吉村秀雄を祖父に持つ森脇氏。祖父が創業し、世界的に有名となったチューナー、パーツメーカーのヨシムラを手伝った後、MIEレーシングを設立した。なぜ、自身がオーナーとなり、世界スーパーバイク選手権に参戦しようと思ったのか? そして、モータースポーツから生まれた技術とは?

「HEROQUEST」はポッドキャストで無料配信中


PODCASTプログラム #HEROQUEST は Spotify Apple PODCAST Google PODCAST で無料配信中 MIE RACING代表 森脇 緑さんをお迎えして モータースポーツが創る これからの「社会」を考察しています。 バイクと社会の関係とは?!
https://anchor.fm/heroquest/episodes/ep-e1h75jj


次回のテーマはロボット。Telexistence代表の富岡仁さんと、ユカイ工学代表、青木俊介さん。順次配信を開始する。

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(text: HERO X 編集部)

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プログラミングなしでロボットを動かせる!ドイツ発Wandelbotsのジャケット型デバイス

Yuka Shingai

家電から教育ツール、エンタメなど今や日常生活に入り込むほど身近な存在となった産業用ロボット。これから更なる成長が見込まれている市場ではあるが、それぞれ独自の環境、言語を用いているために、プログラミングそのものが非常に複雑で開発費用や工数がかかること、また、タスクやプロセス、動作環境に応じてプログラミングしなおす必要があるものがほとんどだ。

ドイツ、ドレスデンに拠点を置くスタートアップ、Wandelbotsが開発したのは、このような課題を一掃する革命的なシステム。センサー搭載のジャケット着用して身振り手振りをデモンストレーションすれば、ロボットが模倣できるようになる。

WandelbotsのCEO・Christian Piechnick氏いわく、「すべてのロボットを同じように動かせる共通言語を提供している」とのこと。9つの軸のセンサーがジャケットに埋め込まれており、磁気センサーや膨大なデータをコンピューターシステムに伝えることで、操作した人の動きを模倣することが可能になる。

難しいコードを一行も書く必要がない、つまりプログラミングの経験がなく、熟練の技術者でなくても、ロボットが、どのようにタスクをこなせばいいか、『学ぶ』ことを教えられるのだ。しかも作業に要する時間は10分程度。コストの大幅な削減にもつながる。

技術の進歩とともに、ロボットやAIが人間の仕事を奪うなど懸念も浮上しているが、Piechnick氏はロボットを人にとって代わるものではなく、今まで使っていた機械をよりよい機械にアップグレードするようなものと捉えている。

「効率よく、コストの削減が実現すれば、優秀な人材がより高度なタスクをこなすことができるということです」

フォルクスワーゲン、インフィニオン、ミディアなど数々の大手企業と契約を交わしてきたWandelbotsだが、スモールビジネスこそが顧客のターゲットとのこと。

「以前は、ロボットは投資利益率の側面からの中小企業には適していなかったが、私たちの技術でそれを変えていきたい」

産業ロボットの進歩は、技術など特定の分野のみならず、ビジネスそのものの構造をも大きく動かしていくかもしれない。

[TOP動画引用元:https://www.youtube.com

(text: Yuka Shingai)

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