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PICK UP:2021年人気ランキング

HERO X 編集部

2021年人気記事 No.1

スクーデリア アルファタウリ×RDS×伊藤智也 『RDS WF01TR AT01』発表

「スクーデリア アルファタウリ×RDS×伊藤智也」の記事が注目を集めました。車いす陸上 伊藤智也選手をテストドライバーに開発した車いすレーサー「RDS WF01TR」のF1 アルファタウリ・ホンダ「AT01」カラー『RDS WF01TR AT01』を発表がこれほどまでに注目を集めたのはHERO X ならでは!デザイン・データ・テクノロジーをキーワードとした両社のパートナーシップを象徴するマシンです。

2021年人気記事 No.2

F1スポンサーの変遷にみる世の中の潮流

「F1マシンは走る広告塔」だ。数百億円の年間予算で運営されているF1参加チームは、スポンサー無しにはどうにもならないのである。しかしF1がスタートした1950年にはチームとスポンサーという関係はなかった。ではどのようにF1スポンサーは生まれ、どのように移り変わっていったのか。F1スポンサーから世の中の潮流を読み解いてみよう。

2021年人気記事 No.3

 

吸い込むと危険!?複雑すぎて分かりにくい次亜塩素酸水問題 用法用量を守れば安全説も

文部科学省が全国の学校に対して配布した「学校における消毒の方法等について」により、注目を浴びることになった次亜塩素酸水。人体への影響があるとして、人がいる空間での噴霧について注意を呼びかけているのだが、ここに「待った」を唱える人もいる。「次亜塩素酸ナトリウム」と、「次亜塩素酸水」「次亜塩素酸水溶液」などを混同しているという指摘だ。素人にはわかりにくい違いについて、編集部は取材を進めてみた。

2021年人気記事 No.4

【HERO X × JETRO】CESで話題沸騰! 針を刺さずに血糖値測定「クォンタムオペレーション」

JETROが出展支援する、世界最大のテクノロジー見本市「CES」に参加した注目企業に本誌編集長・杉原行里が訪問。 テック系メディア「Engadget」(米国)によるアワードでファイナリストにも選ばれた、株式会社クォンタムオペレーション。同社は医療やヘルスケア領域でのIoTスタートアップであり、CESでは糖尿病患者の負担を軽減する「非侵襲血糖センサー」を発表。世界中から熱いメッセージが届いたという。代表取締役社長 加藤和麿氏に話を訊いた。

2021年人気記事 No.5

 

夢破れるも自己ベスト更新!伊藤選手「ごめんな~。でも僕は一生懸命走れました」

試合直前のクラス分けで障害の一つ軽いクラスへの転向を余儀なくされた伊藤智也選手(バイエル薬品)は8月29日、T53クラス400メートル予選に出場、自己ベストを更新するも予選敗退が決まってしまった。クラス分けの決定も行われたこのレースだったが、残念ながら試合前のクラス分け判定が覆ることはなく、これで、伊藤選手のパラリンピックは終わりを迎える形となった。

(text: HERO X 編集部)

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スポーツ SPORTS

たぶん、きみの想像を超えてるよ。車いすで宙を舞う「WCMX」が、かなりエクストリーム

朝倉 奈緒

WCMX(Wheelchair Motocross)とは、エクストリームスポーツのひとつであるBMX(Bicycle Motocross)競技のフリースタイルを、いわば車イスに乗って行うもの。車イスを使えばどんな年齢、身体障害のレベルの人にも開かれており、世界的なスポーツとして急成長中の競技です。

今年も4月22日と23日に、“RISE Adaptive Sports”プレゼンツにてWCMXの世界的な大会「WCMX WORLD CHAMPIONSHIP 2017」(以下WCMX2017)が、アメリカ テキサス州グランドプレーリー市にあるAlliance Skate parkにて開催されました。この大会の様子は、RISE Adaptive Sportsのwebサイトで終始ライブストリーミング配信され、その熱狂ぶりをオンライン環境であれば、誰でもフリーで観覧することが可能でした。WCMX2017ではビギナー、ミドル、プロフェッショナル、ウィメンズの4部門と、身体障がい者スケートボードの競技者が世界中から集まり、子供から大人までRISEスタッフの手厚いサポートのもと、それぞれが存分に自身を表現する場として力を発揮しました。

©️Aaron Remkus / RISE Adaptive Sports

WCMXのワールドチャンピオンとしても名高い“Wheelz”ことアーロン・フォザリンガム氏も本大会に参加し、オリジナルでカスタムした車イスを巧みに操り、圧倒的なパフォーマンスを見せつけて会場を湧かせました。

カスタムしたり、特注した車イスをBMXライダーやスケートボーダーと同じように、自分を表現するツールとして乗りこなすWCMXライダーたちの表情は生き生きとしています。他のエクストリームスポーツが、ストリートカルチャーとリンクして徐々に認知され始めた日本でも、WCMXがより身近なスポーツとして観戦される日が近いのではないでしょうか。そのためにもRISE Adaptive Sportsのような団体がしっかりとサポートしていくことが求められます。そして、アーロン氏のようにカリスマ性のある選手の存在が、同じ境遇の子供や大人、また全ての人に、WCMXというボーダレスなエクストリームスポーツを楽しみ、挑戦するきっかけとなってくれることでしょう。

写真提供:RISE Adaptive Sports

(text: 朝倉 奈緒)

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