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スポ庁×SPORTS TECH TOKYO「イノベーションリーグ大賞」スマートシューズが大賞受賞

株式会社no new folk studio(代表 菊川裕也氏)と株式会社アシックスが共同開発した、スマートシューズ「EVORIDE ORPHE(エボライドオルフェ)」がスポーツビジネスの新しい取り組みを表彰する「イノベーションリーグ大賞」において、大賞を受賞した。スポーツ庁とSPORTS TECH TOKYOが協同で開催する「INNOVATION LEAGUE」は、スポーツオープンイノベーションプラットフォーム(SOIP)構築の推進を目的としたプログラム。今回は、スマートシューズ分野を牽引するスタートアップと、日本を代表するスポーツメーカーが協業し、AIによるパーソナルコーチングの新市場を開拓したことなどが評価されての受賞となった。

スマートシューズ「EVORIDE ORPHE(エボライドオルフェ)」は、履いて走るだけでランニング中の足の動きをデータ化、一人ひとりの走り方の特徴を可視化し、目標達成をサポートするというもの。シューズ開発に関わったno new folk studio代表・菊川氏の開発に対する思いはHERO X対談記事でも配信している。


前編:人の走りを可視化したスマートシューズがアスリートを変える!?「ORPHE TRACK」開発者・菊川裕也が見る夢
http://hero-x.jp/article/9022/

後編:センシング技術と即自的インターフェースが導く未来「ORPHE TRACK」開発者・菊川裕也が見る夢
http://hero-x.jp/article/9029/

近年、増加傾向にあったランニング人口。コロナ禍の運動不足を近場ランで解消する人もいるだろう。センシングが生活のQOL向上に直接的な関わりをもってきた一つの事例としても面白い。

近年、増加傾向にあったランニング人口。コロナ禍の運動不足を近場ランで解消する人もいるだろう。センシングが生活のQOL向上に直接的な関わりをもってきた一つの事例としても面白い。

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(トップ画像引用元:https://orphe.shoes/news/2021/02/26/win-innovation-league-award/

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技術もビジュアルも常に進化し続ける、車いすレーサー

Yuka Shingai

最先端技術の結集とも言える車いすレーサーはパラスポーツフリーク、カーマニアからテック好き、更にはSFファンにとっても刺激的でわくわくする存在かもしれない。 国内企業が開発に挑んだ車いすレーサーの舞台裏に迫る記事を2本続けてお送りしよう。

翼のようなフレームでフィールドを駆け抜ける!
ホンダの新型車いすレーサー「翔」が誕生

【元記事URL】:http://hero-x.jp/article/6996/

軽量かつ高剛性のカーボンモノコックフレーム構造を世界で初めて採用したことで、パラスポーツ界に新しい風を巻き起こした車いすレーサー「極(きわみ)」のアップグレード版、その名も『翔(かける)』。

乗り心地や走行の安定性を向上、ステアリング周辺パーツがフレーム内部に埋め込まれるなど、レーサー本体のバージョンアップはもちろんのこと、車いすレーサーを漕ぐ力の見える化で、アスリートへのフィードバックを提供したり、非破壊検査をレース現場で実施したりと、ホンダが多角的なアプローチで車いす陸上競技に注力していることがうかがい知れる。

車いすアスリートのレジェンドが惚れ込んだ、
最速マシン開発チーム【八千代工業:未来創造メーカー】

「極(きわみ)」2018年取材当時のモデル

【元記事URL】:http://hero-x.jp/article/3046/

ホンダ太陽株式会社、株式会社本田技術研究所とともに車いすレーサーを開発する八千代工業。

「極(きわみ)」の超軽量カーボンホイールを実現するにあたって、CFRP(炭素繊維強化プラスチック)という素材に目をつけた狙いや開発の過程を具体的に追う。

車いすマラソン女子の第一人者でもある土田和歌子選手が成し遂げた偉業に始まり、米国やスイス、南アフリカなど、“最速” を求める海外選手からの支持も熱い。

部品事業では海外を中心とした事業拡大の推進に尽力するかたわら、ものづくりへのこだわりには矜持が感じられる。

次世代モデルは一体どのような変化、進化を遂げるのだろうか? まだまだ目が離せない存在だ。

(text: Yuka Shingai)

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