コラボ COLLABORATION

巨大ロボット、東京に現る!?【HERO X RADIO vol.7】

HERO X 編集部

ウェブマガジンの枠を超え、リアルに会い、リアルに繋がり、リアルに広がるしかけを作り出すメディア「HERO X」のラジオ番組『HERO X RADIO』。前回第7回のアーカイブ動画を公開、また次回の公開収録は5月10日(金)となっている。

リアルと繋がる場としてスタートしたラジオ番組『HERO X RADIO』は、Shibuya Cross-FM (http://shibuyacrossfm.jp/)にて、毎週第2・第4金曜 13:00-13:50 にオンエア中。渋谷のシダックススタジオから生放送でお届け、ネットからのリアルタイム視聴もできる。パーソナリティーを務めるのは「HERO X」編集長の杉原行里と、株式会社マグネットにて様々なプロジェクトや広告のプロデュースを手がける傍ら「HERO X」プロデューサーを務める佐藤勇介。毎回、次世代を見据えて活躍する“HERO”をゲストに迎え、日本のあるべき未来をディスカッション、番組内で出たゲストとのアイデアのうち、より具体性のあるものについては製品やイベントに落とし込むことまで考えていく番組となっている。

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過去公開動画はこちら
第7回 HERO X RADIO 放送内容:
You Tube
第6回 HERO X RADIO 放送内容:
You Tube
第5回 HERO X RADIO 放送内容:
You Tube
第4回 HERO X RADIO 放送内容:
You Tube
第3回 HERO X RADIO 放送内容:You Tube
第2回 HERO X RADIO 放送内容You Tube
第1回 HERO X RADIO 放送内容You Tube
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前回第7回目のゲストは、株式会社三笠製作所 代表取締役・石田繁樹さん。

石田繁樹さん

石田繁樹(いしだ・しげき)
愛知県に本社を置く電子制御を中心としたエンジニアリングメーカー、株式会社三笠製作所 代表取締役 。制御盤の開発・設計・製造を主力事業に欧州・アメリカ・中東に事業展開。自動運転のUBER型移動交番をドバイに納入。人が乗って操縦する巨大ロボット事業を運営。eスポーツの実業団の運営・人材育成。 堀江貴文氏がアドバイザーとなる自動配送ロボットHakobotへの参画などを行なっている。

石田さんの生業は、機械やロボットの制御を中心とした電機メーカー。車両を自動運転で制御するなどの技術のほか、様々な取り組みを行っている。

石田さんが参画、実業家の堀江貴文さんもアドバイザーとして開発に携わり、メディアに多数取り上げられた自動配達車両「Hakobot (ハコボット)」は、無人で過疎地や遠隔地への自動配送を可能にしたロボット。これにより労働力不足などの諸問題を解消、日本においてラストワンマイルを埋める早期市場参入をしたとして話題となった。

その手腕は海を渡り、ドバイ警察に「自動運転のUBER型移動交番」を納入しているとのこと。世界のなかでも最新鋭装備の導入が注目を集めるドバイ。なんと携帯ひとつで無人自動車運転の交番を呼べるのだという。

さらには、ウイニングイレブン日本代表のかつぴーや選手も所属する eスポーツの実業団チームKYANOS (キュアノス) の運営まで手掛けられ、石田さんの活動は多岐にわたる。

そんなゲストをお迎えし繰り広げられるのは、今回のテーマ「一歩先のロボット」。石田さんと杉原編集長、実は2月に、米カリフォルニア州に本社を置くメガボッツ社に巨大ロボットの視察に訪れていた。


MegaBots Inc

少年時代の夢が現実になったメガボッツ、なんと近日、この2人が日本でお披露目するというから驚きだ。その会場となるのは、来週末5月18日(土)/19日(日)開催の CHIMERA GAMES。なんとこのメガボッツのコックピットに、抽選で乗ることができるとのこと!

番組の後半では、ロボットのエンターテイメント性から波及するモノゴトについて語られる。雇用や資格、人命救助まで!?

ぜひ公開動画をチェックしていただきたい。

また、次回第8回となるオンエアは、5月10日(金)13時~。

第5回にもご出演された、CHIMERA プロジェクト代表・文平龍太さんとミュージシャンのHoney L Days・KYOHEIさんをゲストに迎え、話題はもちろん開催が迫る CHIMERA GAMES。どんな話が繰り広げられるのか、どうぞご期待ください。

文平龍太さん

文平龍太(ふみひら・りゅうた)
『CHIMERA GAMES』を主催する CHIMERA プロジェクト代表。『CHIMERA GAMES』は、エクストリームスポーツ、ストリートカルチャー、音楽を融合した、体験型エンターテイメントフェスティバル。FMX、BMX、スケートボードなどのエクストリームスポーツやストリートカルチャーにおいて日本を代表するプロライダーやトッププレイヤー達が、ジャンルを越えて一堂に会する野外音楽フェスも融合した革新的なイベント。次回は2019年5月18日(土)/19日(日)@お台場にて開催予定。

 

KYOHEIさん (Honey L Days)

KYOHEI / Honey L Days (きょうへい / ハニー・エル・デイズ)
1981年神奈川県生まれ。Honey L Days は、学生時代からバンドを中心にライブ活動を行っていた KYOHEI (Vo,Gt) と、ゴスペルグループで活動を行っていた MITSUAKI (Vo) が、舞台出演をきっかけに出会い、結成。ライブハウスを拠点にロックヴォーカルデュオとしての活動を本格化させ、2008年にシングル「Go⇒Way / Center of the World」で avex trax よりメジャーデビューを果たす。2010年にリリースした4thシングル「まなざし」は、男子新体操を題材にして話題となったTBS系ドラマ「タンブリング」の主題歌に起用され、着うたが100万ダウンロードを記録。夢に向かって諦めずに歩んでいくという等身大でストレートな歌詞が、頑張る全ての人の背中を押す応援歌として大きな反響を呼び、Honey L Daysがヒューマンタッチなソングライター&ヴォーカリストであることを世に広く知らせた、代表曲のひとつである。また KYOHEI は、数多くの映画・舞台作品の音楽監修を手がけており、ヴォーカルデュオに限らない多才ぶりを発揮している。

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HERO X RADIO
毎週第2・第4金曜 13:00-13:50 ONAIR
http://shibuyacrossfm.jp/

(text: HERO X 編集部)

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東京に現れた巨大な物体の正体は? “祭り危機”を救う「ツナグルマ」

日本全国に30万はあるかもしれないと言われる祭り。しかし近年、地方ばかりではなく、都会でも神輿や山車の担ぎ手不足に頭を悩ませる所が出ている。伝統の火を絶やしたくないという思いはあるものの、人口減少によりやむなく祭りを諦める地域もあるようだ。

祭りといえば、子ども神輿に始まって、大人の引く大きな神輿や山車が続くというのがいずれの地方でも見られる一般的な光景だった。だが今は、子どもが減って子ども神輿はお休み中という地域も少なくない。それだけではない。大きな神輿や山車を動かす現役世代の減少により、隣町から担ぎ手を借りて祭りを続けているという地域も存在するほど。こうした“祭り危機”をどう乗り越えるか。その解決策となるものが東京都で開催中のSusHi Tech Tokyoでお披露目された。そのカギを握るのが会場に夜な夜な運び込まれたこの黒い物体だ。

黒いシートに包まれて運びこまれた謎の物体

祭り危機を乗り越えるという難題の解決に挑んだのは江戸時代創業で、日本の祭り文化を支えてきた宮本卯之助商店だ。モータースポーツ分野やロボットを始め最先端のモビリティ開発を手がける株式会社RDSと共に、伝統と新技術の融合で全く新しい山車の開発に取り組んだ。日本の伝統的な神輿作りのノウハウと技術に、EVアシスト技術を融合させてできたのが未来の山車「ツナグルマ」だ。

全体のデザインを担ったのは数々のデザイン賞で受賞歴のあるexiii design代表の小西哲哉氏だ。お囃子の乗る山車のやぐらを底から支えて運ぶのはなんと亀。黒いシートに包まれて会場にやってきたのはこの亀だった。

伝統的なやぐらとデザイン的な乖離を無くすため、日本の伝統的な柄やモチーフを元に作りたかったという小西氏は、浦島太郎を竜宮城へと導いた亀をツナグルマの船頭に抜擢した。亀は昔から縁起物。いい未来を運んで来るという思いも込めているという。

この亀、見た目も未来的なら内蔵されているギアだって負けていない。EVアシストを搭載することでこれだけの巨大な山車にもかかわらず、大人二人でも引くことができる。やぐらには大きなLEDパネルも搭載。映像と光で祭りを盛り上げる。

ツナグルマの制作ショートムービーでは大人二人だけで動かす映像が公開されている。
https://rds-design.jp/lp/tsunaguruma.html

小西氏が描いた全体像にインスパイアされたと話すのは宮本卯之助商店代表の宮本芳彦氏だ。亀の上には伝統的なやぐらや山車ではあまり見かけない六角形の屋根が乗っている。宮本氏によると、亀の甲羅に合わせて六角形に仕上げたという。そして、そのさらに上、山車上部を彩るのは日本伝統の提灯だ。この提灯、よく見ると東京都の市区町村全ての名前があるのが見て取れる。

祭りを盛り上げる要素として大切なのがお囃子だが、技術面での融合に加えて今回は音にも工夫をこらしたようだ。伝統的なお囃子を奏でる山車上部に設けたのはなんとDJブース。お囃子と共鳴する音楽をここから流すことができる。最上部を飾るのは、東京の森を守る檜原村で取れた杉で作った太鼓だ。檜原村は東京では珍しく村の93%が森という地域。豊かな森を守るための取り組みに力を入れている地域だ。

宮本卯之助商店とRDSがそれぞれの場所で制作してきたものを合体し、未来の山車ツナグルマが完成。この巨大な山車、EVアシストのおかげでなんとたった2人でも引けるというから驚きだ。

そして、このツナグルマを使って実際にお祭りムードが体験できるイベントが5月18日(土)、19日(日)の2日間に渡ってSusHi Tech Tokyoで開催される。ツナグルマに相応しい祭り音楽をと、アーティスト・小袋成彬さんが作曲を担当し、伝統的な「音頭」をアップデート。この「和」と「未来」が融合した楽曲に、ダンサーのFISHBOYが振り付けをしたダンスをステージで繰り広げる。参加費は全て無料。この週末は大人も子どもも楽しめる新しい祭りをぜひ体感してほしい。

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イベント
WAO!DANCE
伝統的な「音頭」をアップデート
5月18日(土)18:10-19:10 in有明アリーナ

ツナグルマパレード
ツナグルマとWAO!DANCEがシンボルプロムナード公園をパレード
5月19日(日)19:00-20:00 in シンボルプロムナード公園

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