コラム COLUMN

7月20日(月)〜23日(木)、HERO X 編集長がJ-WAVEでナビゲーターを務める!

J-WAVE TOKYO MORNING RADIOは、J-WAVEで毎週月曜〜木曜の朝、ナビゲーターの別所哲也さんがお届けするラジオ番組。今回、別所さんがお休みする7月20日(月)〜23日(木)の期間、なんとHERO X編集長・杉原行里がナビゲーターを務めることになった。

「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO (https://www.j-wave.co.jp/original/tmr/)」は、毎週独自の視点から様々な情報を発信していくラジオ番組。番組のミッションには「TOKYOに元気を!」を掲げ、様々なゲストを迎え各分野における情報を発信していくことで人気を得ている。

この人気番組にHERO X 編集長・杉原行里(すぎはらあんり)が期間限定のお留守番ナビに抜擢された。普段から渋谷クロスFM『HERO X RADIO』にて軽快なトークを繰り広げる手腕をいかんなく発揮する予定だ。

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出演予定:J-WAVE TOKYO MORNING RADIO
出演時間:6時00分〜9時00分
出演日程:7月20日〜7月23日
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今回出演する「J-WAVE TOKYO MORNING RADIO」では、多くのゲストと共にリスナーに向けて様々なコンテンツを準備しているが、HERO X編集長ならではの切り口が楽しみなところ。“TOKYOに元気を!”という番組のミッションを杉原編集長はどう届けていくのか…!?  テクノロジーを用いて人間の可能性を広げる、ワクワクする未来の創造は、当媒体編集長の得意分野。今回迎えるゲストと盛り上がるのは、「テクノロジー」?「ボーダレスな社会」? それともHERO Xで現在特集を組んでいる「モビリティ」…? 私たちの生活をはじめ様々な価値について見直されている今だからこそ聴きたいのは、向かうべき未来。元気を届けるワクワクする内容を期待したいところだ。

Mobility特集記事:http://hero-x.jp/article/9377/

HERO X とは?
「世界で一番、ボーダレスなメディアへ。」をコンセプトとした媒体。2017年6月に創刊したウェブマガジン(http://hero-x.jp/)の枠を超え、リアルに会い、リアルに繋がり、リアルに広がるしかけを作り出している。Shibuya Cross-FM(http://shibuyacrossfm.jp/)にて毎週第2・第4金曜 13:00-13:50「HERO X RADIO」をオンエア中のほか、リアルイベントも参画。

HERO X が見つめる未来
義手や義足、車いすなどの福祉機器の進化に伴い、
今、障がい者スポーツの世界や医療の在り方が大きく変わり始めました。
2020年、あるいは、それに近い大会で、義足のランナーが
100m走の世界記録保持者になるのではないかと予測をする人もいます。

また、スポーツの分野に限らず、パワードスーツの実用化や、
人機一体のロボットテクノロジーの実現など、
さまざまなプロダクトが、身体の欠損を補ったり、補助をするという役割から、
人間の能力を拡張するものへと進化しつつあります。

2025年には日本の人口の30%以上が高齢者になると
予測されている今だからこそ。
「HERO X」では、障がい者・健常者という枠を越えて、
メディカル・テクノロジー・スポーツという3つの柱を軸に、
身体の限界に縛られることのない人間の可能性を示唆していきます。

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コロナショックを乗り越えろ!パラアスリート挑戦者・応援者たちの一年間【車いすランナー・伊藤智也】

伊藤智也

歴史に残るウイルスとの戦いが勃発した2020年、第3波も懸念されるなか、コロナと共存しながら生きなければならないのは自明のことになっている。私たちはいかにして日常の営みを続けるのか? HERO Xでは、この〝新しい日常〟に向けて力強く動き始めた人々のコラムをリレー形式で掲載する。

シリーズ「New Normal」、今回は東京2020での金メダル獲得を目指し注目される車いすランナー・伊藤智也氏。彼のレースはすでにはじまっていた。

4年前、「あんたを勝たせる」そんな一言から始まった私のパラリンピックへのチャレンジ。その男とマシン制作を一手に引き受けてくれたRDSチームスタッフは、まさに世界一のレーサーを作り上げ、私に託した。

生活面では、当時55歳の私を信じ、世界有数の企業バイエルが社員として迎えてくれた。最高のゴールシーンを迎える準備は整った。全力で駆け抜けた4年間、心身ともに充実し、残すはスタートラインの向こう側を楽しむだけ。

毎日の報道でもしやと思っていたが、2020年3月「新型コロナウイルスによるパンデミックにつきオリンピック、パラリンピック1年延期」とテレビから聞こえてきたニュースには、とてつもない衝撃に襲われた。すでに私は56歳、この延期で体力の減退、怪我、持病の悪化、数え上げればキリがないほどの恐怖に苛まれた。

妻は、平静を装い気づかいながら寄り添ってくれている。中止ではなく延期という前代未聞のラッキーな判断に、心から喜べない自分に腹が立った。緊急事態宣言で競技場が使えないこともあり、しばらく家で心の整理をしていた。多くの電話、出会う人々の声、メール、どれもが透きとおるくらいに穢れのない励ましの言葉をかけてくれていた。そんな安らぎの中で、いつしか被害者感情で生きていた自分に気づかされた。
恥ずかしかった。惨めだった。久しぶりに雲の間から強烈な日が差した気分だった。
延期となり、内向きになった私の心は自分の幸せばかりを考えていたようだ。

いま一度原点に返り、積み上げてきた一つひとつを見つめた。

答えはひとつ『感謝』のみ! 完全に吹っ切れた気がした。

彼ら、私に関わってくれたすべての人々のガッツポーズが見たい、喜びに流れる涙が見たい、その歓喜を共に味わいたい、今、私の心は決まっている。もうひとつのパラリンピック、間違いなくそれは、応援する側の純粋に熱い勝負だ。自分ではなく人に託す強さこそ、真の勇気ではないだろうか。
1年後の彼らの姿を託された私に、もはや迷いはない! 不安要素を気にしていては戦えない。これから1年、全開で行く! 応援してくれる皆と同じ景色を共有し、同じ喜びを味わうために。

彼らの1年がワクワクする時間になるように「今」と戦います。
私の結果が、皆の幸せの一助となったなら、最高に幸せです。

伊藤智也(いとう・ともや)
1963年、三重県鈴鹿市生まれ。若干19歳で、人材派遣会社を設立。従業員200名を抱える経営者として活躍していたが、1998年に多発性硬化症を発症。翌年より、車いす陸上競技をはじめ、2005年プロの車いすランナーに転向。北京パラリンピックで金メダル、ロンドンパラリンピックで銀メダルを獲得し、車いす陸上選手として、不動の地位を確立。ロンドンパラリンピックで引退を表明するも、2017年8月、スポーツメディア「HERO X」上で、東京2020で復帰することを初めて発表した。

関連記事はこちら:http://hero-x.jp/?s=伊藤智也

(text: 伊藤智也)

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