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車いすは低くて不便。だったら立って乗ればいいじゃない

小泉 恵里

車椅子は座って移動するので狭い所は通りにくいし目線が低いし、なにかと不便なことが多いですよね。そんな問題を解消してくれる画期的な車椅子がTek社のRMD(Robotic Mobilization Device)。これ、立って乗る事ができる電動車椅子なのです。脊髄損傷による下半身マヒなどで足が動かせない人が1人でも様々な作業をすることを可能にしてくれる夢のようなマシーンの登場です。

まず椅子に座った姿勢で前面からRMDのハーネスを取り付けます。機械が立ち上がる動作をサポートしつつ、立ち上がったら腰をロックすることで立ったままの姿勢を固定してそのまま移動することが可能。幅も60センチとスリムなので、このままコンビニや本屋など車椅子では通りにくかった場所にも積極的に行けるようになります。家でも料理をしたり、お皿を洗ったり、掃除機をかけたりといった日常作業も難なくこなせるように。

健常者とも同じ目線で話しができ、ハンドルを持って体を屈めたり伸びたりすることも可能なので、立ったり座ったりがストレスなく出来そう。フル充電すれば、連続で1〜2日使用することができる。使用に適した身長は140センチから190センチ、体重は40キロから120キロと幅広い体型に対応していることも助かります。

現在、初回生産の製品がリハビリテーション施設や最初のお客のもとに届いて使われているとのこと。ネットで予約も可能とのことなので、チェックしてみて。

RMD
http://www.matiarobotics.com/

(text: 小泉 恵里)

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松永製作所が、車いすバスケの強豪イギリス代表のオフィシャルサプライヤーに

HERO X 編集部

車いすバスケの強豪、イギリス代表チーム(British Wheelchair Basketball)は、日本の松永製作所とオフィシャルサプライヤー契約を締結した。パラ競技の花形、車いすバスケットボールにおいて、日本の技術が金メダルを獲得できるか!? 注目が集まる。

イギリスの車いすバスケットボール代表チーム(BWB)は、2016年のリオパラリンピックにおいて、男子銅メダル、女子4位に入賞した強豪チーム。松永製作所はこの契約を足掛かりに、欧州市場へと販路拡大を進めると発表している。今回の契約で取り交わされたのは競技用車いすの提供と、メカニカルスタッフ派遣によるチームサポート。契約は2022年までの4年間。2020年の東京パラリンピックでは、男女ともに松永製作所のマシンに乗って金メダル獲得を狙う。

今回、松永製作所が選ばれたコンペには3社が参加。品質、性能、支援体制の3つの観点で比較評価され、採用が決まった。コンペでは、座シートの角度や車軸位置などを調整できる仕組のセミアジャスタブル構造を使ったマシンを提案、世界初、業界唯一のこの構造が高く評価されたもようだ。上下が分割するフレーム構造のため、部品点数が多くなる分、若干重量が増えるというデメリットがあるのだが、選手の体調や要望に合わせてミリ単位で調整できる点が決め手となったとされている。

ドイツの世界車いすバスケットボール選手権大会と合わせて行われたオフィシャルサプライヤーの契約調印式には代表の松永紀之氏が参加、調印式と記念品の交換セレモニーなどを行なった。BWBの最高責任者であるリサ・ピアース氏は「松永製作所は単なるサプライヤーとしてではなく、戦略的パートナーとして見ている」とコメント。日本の技術とサポートが金メダルにどこまで近づけるのか、イギリス代表にも目を注いでいきたい。

(text: HERO X 編集部)

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