テクノロジー TECHNOLOGY

ZIP-FM Podcast×HERO X 編集長・杉原行里の「HEROQUEST」スタート

HERO X 編集部

この春、ZIP-FMオフィシャルPodcastの新番組として、HERO X編集長・杉原行里がパーソナリティーを務める番組「HEROQUEST」がスタートする。

ミドルエイジの皆さんになじみのあるこの響き。そう、この放送では新しい未来をつくり出していくHEROたちをゲスト(仲間)に迎え、さまざまなトークを繰り広げる。

テクノロジーがデザインする未来のスマートな暮らしとは?!
超高齢化社会を突き進む日本の社会モデルは本当に暗い未来なのか?
裏を返せば、世界が注目する社会のロールモデルだとも言える。

社会の課題を解決し、未来の社会のインフラを整える開発者やエンジニア、起業家たちをゲストに、いま、起きている進化の最前線を紹介する。杉原と共に番組をナビゲートするのはテレビのリポーターや女優としても活躍する小林麗菜さん。

医療、モビリティ、スポーツなど、人間の身体能力を拡張することで、私たちの日常はどう変わっていくのか?

HERO Xともコラボレートし、これからの生き方のヒントと、ワクワクする未来の社会を創造する聴く冒険プログラムをお届けする。HEROQUESTは参加型プログラムとして、今後、さまざまなワークショップやプロジェクトを起ち上げる予定だ。

#0 序章 ヒーローはあなただ!

記念すべき第1回目の放送は番組ナビゲーターを務める杉原が、これまで手がけたプロダクトについてトークを繰り広げた。原付バイク並に走る車いす、グッドデザイン賞を受賞したドライカーボン松葉杖など、福祉プロダクトにデザインと情緒をもたらしたのはなぜなのか? パラリンピアン伊藤智也選手との出会いから車いす開発に伴走するまでの秘話も公開! 果たして、テクノロジーは人間の拡張を後押しすることができるのか。そこから生まれた新しい技術開発に至るまでの道のりを惜しみなく語り尽くす。

本編2本も配信中、明日をつくるHERO達の生トークが炸裂する。

本編はこちらから

#1私たちを救うモビリティとは

#2モータースポーツは社会の実験場!

(text: HERO X 編集部)

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テクノロジー TECHNOLOGY

地球の裏側にあるものだって触れられる!テレロボティクス最前線をマーク!

Yuka Shingai

力、振動、動きなどを利用者に伝え、皮膚感覚フィードバックを得る「ハプティクス」はこれまで視覚中心だったバーチャルリアリティシステムの核となりつつあるテクノロジーだ。どれだけ離れた場所、それが地球の裏側にあるものでも「触った感覚」を体験できる画期的なシステムが、3つの異なる企業のコラボレーションによって誕生した。

まずはシアトルのスタートアップ、HaptX社によるグローブを装着してみよう。イギリスのロボットメーカー Shadow社製のロボットハンドが実際に物体に触れ、ロサンゼルスに拠点を置く SynTouch社製のセンサーが再度グローブにものを触った感覚を伝達する。ロボットハンドの動きはものに触れるだけではなく、コップに水を注ぐ、ルービックキューブを回す、財布からお札を抜き取るなど、かなり細かく、精密に制御されているようだ。

テレロボティクスの最先端を行くこのプロジェクトは、ビジネス、テクノロジー関連の媒体や識者からも注目を集め、アマゾンのCEO ジェフ・ベゾス氏は「触覚のフィードバックが不思議なくらい自然で驚異的」と評している。遠隔操作を目的としたデバイスだけに、実際の開発もロサンゼルス、ロンドン、マドリードとそれぞれの企業がリモートワークで進めたというのも非常にユニークだ。

本プロジェクトに出資するANAグループの共同ディレクター、Kevin Kajitani氏は「このテクノロジーは世界中がいかに繋がって、コミュニケーションを取り、リソースをいかにシェアするかに革命を起こすはず」と語っている。エアラインや交通だけではなく、製造業や農業、医療など、テレロボティクスがリーチできる距離はどこまでも伸びていきそうだ。

[TOP動画引用元:https://youtu.be/3rZYn62OId8

(text: Yuka Shingai)

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