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映画さながら!近未来世界をリードするのは福祉用具だった?!

HERO X 編集部

今やボーダレスを実現するのになくてはならないものは、デザイン性だろう。誰もが欲しくなる、使いたくなる、見たくなる、この3つをクリアするものこそが、ボーダレス感を増長させる因子となるのは確かだ。今回は車いすまわりのデザインに注目しご紹介する。

こんなところからリフトが出現!?
スパイ映画に出てきそうな車いす用リフト

まさか、こんなところから車いす用リフトが出てくるとは、誰が想像できただろうか。日本の博物館や駅などで見かける車いす用リフトはいかにも “福祉用具” 感が満載というデザインなのだが、英国セサミ社が開発したリフトは一味も二味も違う。スマートかつスタイリッシュに階段上へと利用者を運んでくれる様は、まるでスパイ映画のワンシーンを見ているかのようだ。車いすユーザーでなくとも使ってみたいと思うカッコよさとは、まさにこのこと。イギリスの名誉ある賞「クイーン・アワード」も受賞している。

元記事URL http://hero-x.jp/movie/4184/

「WF01」で車いすの概念を変える!!
RDSが送り出す最新パーソナルモビリティー

この「誰もが利用したくなる」をコンセプトに作り出されているのは、RDS社が開発したパーソナルモビリティ「WF01」。車の先行開発などで培ってきた技術を存分に生かして生まれたのがこの最新鋭のモビリティーだ。車いすとして乗るだけでなく、前方にハンドルを装着し、バイクのように乗りこなすことまで視野に入れた開発が進む「WF01」は、遊び心をくすぐるモビリティとして注目されはじめている。

元記事URL http://hero-x.jp/article/5833/

ここ数年で福祉にまつわるデザインは劇的な変化を遂げている。高齢化の影響もあり、今後、車いす人口は増加の一途とたどることは想像に難くない。誰もが使いたくなるアイテムならば、車いすユーザーとなることを後ろ向きなハンディと捉えず、前向きに考えることもできるだろう。もはや、ボーダレスの実現にデザインの力は欠かせない。リフトに車いす、近未来を彷彿とさせる映画さながらのカッコいい世界の実現が、福祉用具の発展を通して現実味をおびてきている。

(トップ画像引用元 https://www.sesameaccess.com/about/articles/sesame-the-invisible-lift

(text: HERO X 編集部)

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アップルと補聴器メーカーがタッグを組んだら、“第3の耳”が生まれた

田賀井 リエ

ここ数年の補聴器の進化がめざましい。デザインはぐっとバリエーションが増え、よりおしゃれ度が増したし、機能的にも、よりハイスペックなものが続々と発売されています。中でも、オーダーメイド補聴器の先駆者として知られる米国スターキー・ヒヤリングテクノロジー社とアップルが共同開発した「Halo(TM)(ヘイロー)」は、いままでの補聴器の枠を超えた画期的なスマートワイヤレス補聴器と言っても過言ではありません。

この商品が何よりもすごいのは、補聴器とスマホが連動しているという点。なんと、補聴器で電話を直接受けることができ、会話をすることができるのです。いま日本で主要なワイヤレス補聴器の多くは中継機器とのセットで動いており、中継機器は首からぶら下げたり、ポケットに入れたりしておく必要があります。しかし、ヘイローは、スマホ自体がその役目を果たしているため、中継機器を一切持つ必要はなく、とても便利だし、とても身軽だということがお分かり頂けるでしょうか。

Halo_1

さらに、画期的なのは、TruLinkアプリと呼ばれるスマホアプリを使うことで、スマホがリモコンとなり、補聴器を自分好みにカスタマイズできるという点。意識しないと気付かないかもしれませんが、私たちは、さまざまな音環境の中で生活しています。たとえば、図書館などの静かな場所と、居酒屋などのうるさい場所では、耳が拾う音は異なります。前者では、快適に聞こえた音も、後者では聞こえないといった問題も当然起こってくるのです。そんな時、自分で補聴器の音質を調整することは難しく、単にボリュームを変えたり、購入した店舗で設定したメモリーに切り替えることでしかその場をやり過ごすことができませんでした。それでも満足が行かない場合は、結局、購入先の店舗に足を運ばなければならないのですが、一度調整しても、また環境によって音質を変える必要性が生じる場合もあるわけで、結局、補聴器の利用者を減らすことにつながってしまっていました。そんな難点をクリアしたのが、TruLinkアプリ。このアプリを使えば、TPOに合わせて耳が拾う音を、いとも簡単に自分好みの音質に微調整することができるのです。

加えて、自分好みにカスタマイズした音質設定とともに、ジオタグメモリーで場所を設定しておけば、その場所に着いた時に、スマホが感知し、自動的に音質が切り替わるという機能も装備。つまり、いつもの居酒屋に行けば、前もって自分が設定していた、「騒音の中でもより言葉を聞き取りやすい音質」メモリに切り替わるというわけ。

この他にも、補聴器がスマホの中にある音楽や動画を直接再生する「ワイヤレスヘッドホン」になったり、大事な音源を録音する「ワイヤレスマイク」として利用できたり、そのサイズゆえに、無くしがちな補聴器を、アプリを使って簡単に探し出すこともできるのです。新機能のリリースとともにアプリは随時アップデートされていく予定。また、デバイスも進化し、ヘイローの第二世代となる「Halo2(ヘイロー2)」が誕生した。業界初の会話と音楽の同時パラレル処理を実現するという新機能が追加されたとのことだ。スマホと連動したことにより、無限大に広がる補聴器の可能性。進化を続けるヘイローに今後も注目していきたい。

(text: 田賀井 リエ)

(photo: 栗原 美穂)

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