コラボ COLLABORATION

TBSラジオ『アフター6ジャンクション』で、ライムスター宇多丸と杉原行里が語り合う車いすの未来

中村竜也 -R.G.C

今年で結成30周年を迎えたHip Hopグループ・RHYMESTERのメンバーである宇多丸さんがパーソナリティーを務めるTBSラジオの人気番組『アフター6ジャンクション』(3月25日(月)放送分) に、当媒体編集長・杉原行里が出演した。

今回、杉原が出演した「ビヨンド・ザ・カルチャー」は、毎週独自の視点から様々なカルチャーを研究・発信し、その先を目指すことがコンセプト。そして、宇多丸さんの知識人としての見解から、その時のテーマを紐解いていく人気コーナー。

宇多丸さん

ゲストには、昨年4月に起きた事故により車いす生活を余儀なくされた、アイドルグループ・仮面女子の猪狩ともかさんと杉原が出演。今回の放送はYahoo JAPAN!がお届けする、障がい者やパラスポーツを取り巻く環境をポジティブに変えていくメディアDO_ACTIONS (https://actions.yahoo.co.jp)」との連動企画。テーマである「車いすのカルチャーとその未来とは?」についてトークを繰り広げた。

猪狩ともかさん

2025年に訪れる超高齢化社会に備えた街のインフラ整備や、個々に求められる意識の変化の必要性。そしてレンタルユーザーを想定して作られていた車いすから、個人所有を目的とした車いすへの変遷などを、実際のユーザーである猪狩さんにしか分からない貴重な意見も交え議論。

また、今回は実際に昨年末に杉原が代表を務める(株)RDSから発表された、新世代の車いす・WF01(http://hero-x.jp/article/5833/)を、放送前に宇多丸さんが試乗し1日を過ごしたリアルな感想と意見交換も聴きどころのひとつ。

放送のアーカイブは、TBSラジオクラウド(https://radiocloud.jp/howto/pc/index.html)で視聴可能となっている。

(text: 中村竜也 -R.G.C)

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仮面女子・猪狩ともかのステージ用車いす改造計画レポート「私の車いすが全然違う子みたいになっていた!」

猪狩ともか

はじめまして。地下アイドルグループ『仮面女子』の猪狩ともかです。HERO Xの編集長・杉原行里さんとの対談をきっかけに、本当にスタートすることになった私のステージ用車いす改造計画! 先日、ご協力いただいている株式会社RDSさんの埼玉本社を訪れ、改造途中の車いすに初めて対面してきました。

扉を開けたその先に現れたのは「誰?!この子?ぜんぜん違う子みたい!」と思わず叫んでしまったくらいカッコよく別人になりつつある私の車いすでした(驚)。

デザイナーでもある杉原編集長をはじめ、iF Design Gold Award、Good Design Award金賞など数々の実績を残すプロダクトデザイナーの小西哲哉さんなどHERO Xのプロジェクトチームメンバーの方々が今回の車いすカスタマイズ化を手がけてくれています。

ベースとして使っているのは武井壮さんがプレゼントしてくださった車いすバスケ用の車体です。

実はこれ、ステージで使用中に光る部分が故障してしまったんです。そんな話をHERO Xの対談で杉原編集長にお話ししたところ、編集部のみなさんが私の車いす改造プロジェクトを立ち上げてくださいました! 仮面女子のステージにマッチした装飾を施していただけることに感謝感謝です。今日はタイヤのホイール部分の色をどうするかなど、いろんなことをご相談。杉原編集長とも「あの色がいいかな?やっぱりこの色が良さそうかな?」と、たくさん相談してきました。

光りかたもすごくカッコよくなっています! ライトの色もいろいろと変わるみたいで、もうこれは衣装であり、舞台装飾の一部と言っても良いくらい、すごいことになっています。

これからホイールカバーなども作っていただき、私専用のステージ用車いすになる予定です。もうすぐ仮面女子を卒業するのですが、卒業前に行われる仮面女子の単独ライブでのお披露目を目指してHERO Xの“猪狩ともか ステージ車いす改造計画プロジェクト”チームの皆さんが頑張ってくれています。ファンの皆さん、車いす負けしないように私もライブ頑張ります! 楽しみにしていてください。

(text: 猪狩ともか)

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