テクノロジー TECHNOLOGY

目が見えない人は、どうやってタッチスクリーンを使っているの?

小泉恵里

今や生活の必需品になっているのがi-padなどに代表されるタブレット端末ですが、点字読者にとって主流のタッチスクリーン方式では使用が困難です。

そこで登場したのが点字読者のためのタブレット「BLITAB」。ウィーン発のこのタブレットのサイズはi-padと同じですが、画面の半分以上に広がっているのが無数の穴。この穴から点字突起を出すことで点字読者が操作しやすいデバイスになっているのです。

タッチナビゲーション、テキスト読み上げアウトプット、パーキンス式点字キーボードを通して使用可能。液晶タブレットのブラウザで検索した結果を点字に変換することができるので、点字読者と非点字読者の両方が同じ情報を瞬時に共有することができるのです。


USBメモリ、NFCタグ、インターネットを通して得られた情報やテキストを直接点字に変換表示することも出来るのだから、目が見える人と同じようにネットサーフィンや読書、手紙交換…など様々な事がストレスフリーで実現できるなんて、嬉しいことですね。

これまでも、電子書籍やウェブサイトを点字表示する器具は登場していました。しかし、価格が高かったり、一度に表示できる文字数が少なかったりと、点字読者にとって満足のいくものではありませんでした。これが「BLITAB」は従来の価格の約10分の一(500ドル前後)で発売される予定とのことです。

現在はまだ開発中とのことですが、近々発売スタートする予定。ウェブサイトではプレオーダー登録が出来ます。
やっと画期的でクールなデザインのデバイスが登場!待ち遠しいですね。

BLITAB:http://blitab.com/#project

(image by BLITAB)

(text: 小泉恵里)

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テクノロジー TECHNOLOGY

時代は抗菌から抗ウィルスへ!?注目の「ロンプロテクト」技術とは

Yuka Shingai

インフルエンザをはじめとするウィルス性の感染症が猛威を振るう時期だ。サニタリー用品から衣類まで生活に浸透している抗菌アイテムやグッズの多くは、細菌への効果は確認されているが、実はウィルスに対して効き目があるかは明らかになっていないようだ。ロンシール工業株式会社の「ロンプロテクト」は、これまでリーチできていなかったウィルスに対しても効果を発揮しているという。

床材や壁装剤の製造・開発を行うロンシール工業株式会社は、日本で初めて塩化ビニル製品の製造に成功したこの業界のパイオニア的存在。塩化ビニル樹脂は他のプラスチックに比べ、製造時に発生するCO2の量が少なく、リサイクル性にも優れた世界各国で高く評価されている省資源・省エネ型の素材でもある。

同社は「ロンプロテクト」技術により、塩化ビニル樹脂の素材そのものに抗ウィルス機能を付加し、付着したウィルスを1時間で99%以上除去したという試験結果を報告している。

壁や床のように面積の大きなものから、文房具など細かなものまで適用することができるため、免疫力が低い乳幼児や患者が集う病院、保育施設などを中心に続々と採用が進んでいる。不特定多数の接触が多いことから、インフルエンザの感染経路として、リスクが高い電車のつり革やドアノブなどにこの技術が導入されれば、通勤・通学時の感染防止に期待ができるほか、「目に見えぬ脅威」に怯えるストレスから解放されるというメリットもあるかもしれない。

(text: Yuka Shingai)

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