スポーツ SPORTS

熱戦はまだ終わっていない!ブラインドサッカー日本選手権、いよいよ決勝戦!

HERO X 編集部

サッカー日本代表の目覚ましい活躍に寝不足が続いた日本列島。サッカーワールドカップの決勝の行方も気になるところだが、日本でも注目の決勝戦がこの日曜日(2018年7月8日)にキックオフとなる。アクサブレイブカップブラインドサッカー日本選手権。過去最多となる21チームが参加した予選ラウンドから勝ち上がった4チームがアミノバイタルフィールド(東京・調布市)で戦う。

選手を間近で見られるプレミアムグッズつきのシートはすでに完売しているが、ピッチサイドの指定席と、アミノバイタルフィールドに常設された自由席のレギュラーシート、車いすでも観覧可能なアクセシビリティエリアの自由席は当日まで購入可能。まずは雰囲気を楽しみたいという人には無料開放エリアでの観戦もいいだろう。

11時からは3位決定戦、コルジャ仙台ブラインドサッカークラブVS 埼玉T.Wings、午後1時半からはいよいよ決勝Avanzare つくばVS たまハッサーズが対戦する。また、この模様はYou Tube Liveでの動画配信も予定。詳しくはNPO法人日本ブラインドサッカー協会事務局 電話 03-6908-8907へ。

ライブ配信URL:https://youtu.be/RzJyElfdHnE

(text: HERO X 編集部)

  • Facebookでシェアする
  • LINEで送る

RECOMMEND あなたへのおすすめ

スポーツ SPORTS

たぶん、きみの想像を超えてるよ。車いすで宙を舞う「WCMX」が、かなりエクストリーム

朝倉 奈緒

WCMX(Wheelchair Motocross)とは、エクストリームスポーツのひとつであるBMX(Bicycle Motocross)競技のフリースタイルを、いわば車イスに乗って行うもの。車イスを使えばどんな年齢、身体障害のレベルの人にも開かれており、世界的なスポーツとして急成長中の競技です。

今年も4月22日と23日に、“RISE Adaptive Sports”プレゼンツにてWCMXの世界的な大会「WCMX WORLD CHAMPIONSHIP 2017」(以下WCMX2017)が、アメリカ テキサス州グランドプレーリー市にあるAlliance Skate parkにて開催されました。この大会の様子は、RISE Adaptive Sportsのwebサイトで終始ライブストリーミング配信され、その熱狂ぶりをオンライン環境であれば、誰でもフリーで観覧することが可能でした。WCMX2017ではビギナー、ミドル、プロフェッショナル、ウィメンズの4部門と、身体障がい者スケートボードの競技者が世界中から集まり、子供から大人までRISEスタッフの手厚いサポートのもと、それぞれが存分に自身を表現する場として力を発揮しました。

©️Aaron Remkus / RISE Adaptive Sports

WCMXのワールドチャンピオンとしても名高い“Wheelz”ことアーロン・フォザリンガム氏も本大会に参加し、オリジナルでカスタムした車イスを巧みに操り、圧倒的なパフォーマンスを見せつけて会場を湧かせました。

カスタムしたり、特注した車イスをBMXライダーやスケートボーダーと同じように、自分を表現するツールとして乗りこなすWCMXライダーたちの表情は生き生きとしています。他のエクストリームスポーツが、ストリートカルチャーとリンクして徐々に認知され始めた日本でも、WCMXがより身近なスポーツとして観戦される日が近いのではないでしょうか。そのためにもRISE Adaptive Sportsのような団体がしっかりとサポートしていくことが求められます。そして、アーロン氏のようにカリスマ性のある選手の存在が、同じ境遇の子供や大人、また全ての人に、WCMXというボーダレスなエクストリームスポーツを楽しみ、挑戦するきっかけとなってくれることでしょう。

写真提供:RISE Adaptive Sports

(text: 朝倉 奈緒)

  • Facebookでシェアする
  • LINEで送る

PICK UP 注目記事

CATEGORY カテゴリー