コラボ COLLABORATION

パラジュニア選手育成支援へGO!RDS社がウラテクキャンプへ寄付

平山 麻衣子

無限大の可能性を秘めた若手選手たち。だが、まだまだメジャー感が薄いパラスポーツにとって、技術上達のチャンスが多いとはいえない。千葉県浦安市で活動している車いすテニスクラブウラテクは、障がいがあっても夢を持ってスポーツに打ち込める環境づくりを目指し、車いすテニスの普及と育成に力を入れている。

現在、ウラテクには15名前後の車いすテニス選手と数名の健常児テニス選手、合わせて20名ほどが所属しているそう。ウラテクを立ち上げた坂口剛さんは、「スポーツを楽しむのに障がい児も健常児も無いと考えております。今は中々お互いに交流が難しい環境でも、一緒にレッスンを行ったり、日常を共にすることでお互いに歩み寄れると思っております」と語ります。坂口さんの活動を応援しようと、選手たちが参加するウラテクキャンプに株式会社RDSが協賛、10万円を寄付することが決まりました。

「障がい者スポーツはもっと注目されるべきだが、まだまだ支援も不十分であるのが現状」とHERO-X 編集部 杉原行里編集長。「リオデジャネイロのパラリンピックでは、選手が競技で使用する車いすや義足が高額であるということが議論の的になりました。障がい者スポーツは身体能力と技術の融合によるものです。スポーツ用具の発展や進歩は疑問視されることではない」と指摘。「坂口剛さんは車いすテニス競技のための車いすの開発なども手がけられています。2008年北京パラリンピックで金メダルを受賞された国枝選手に続く少年たちを育成したいという強い思いを持たれており、若い障がい者スポーツ選手を企業として応援することで、新しい時代を切り開く彼らのサポートになれば」と支援への想い話す同氏

このキャンプには車いすテニス日本ジュニアランキング1位の坂口竜太郎選手(13)も参加されるそう。今年からシニアの大会へ挑戦する坂口選手の今後の活躍にも目が離せません。

RDSは、今後も様々な活動を通して障がい者スポーツの発展に貢献していきます。

(text: 平山 麻衣子)

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まるでアクセサリー!光で雰囲気を変えられる 激カッコイイ車いす

HERO X 編集部

HERO X編集長対談(http://hero-x.jp/article/9822/)がきっかけで浮上した地下アイドル『仮面女子』メンバー、猪狩ともかさんのステージ用車いす改造計画。チームHERO Xが手がけたとびきりカッコイイ車いすがついに完成の時を迎えた。

地下最強アイドルの車いすを、
デザイン最強HERO Xチームが大改造

地下最強の称号を持つ地下アイドルグループ『仮面女子』。メンバーの1人、猪狩ともかさんは突風により倒れた看板の下敷きになったことがきっかけで、車いすユーザーとなった。そんな彼女のためにステージ用車いすをプレゼントした武井壮さん。ところが、毎ステージの激しいライブで酷使したためか、光るはずの部分が所々光らなくなっていました。そんな話しがHERO X編集長対談で出たことをきっかけに始まった猪狩ともかステージ用車いす改造計画。株式会社RDSのデザイナーチームとエンジニアチームが力を合わせてモデルチェンジを施した車いすがついに完成の時を迎えた。

ベースになったのは日本車椅子バスケットボール連盟のオフィシャルパートナーを務める松永製作所が作っているバスケットボール用車いすだ。激しいぶつかり合いにも耐えられるよう、前面部分に車のようにバンパーが設けられている他、両サイドのメインの車輪も通常の車いすと比べ、少し斜めに設計されているのが特徴だ。また、機敏な動きに対応するため、丈夫なフレームの後端にも小型キャスターを装備し、転倒を防いでいる。

改造前の猪狩さんモデル。

猪狩さんが使いやすいように、背面には通常のバスケ車では見られない介助用のハンドルが取り付けられているほか、電源用バッテリーを搭載するため、シート下には電装品を納める箱も取り付けられていた。シートの高さもステージでの見栄えを考慮して、高めに設置されている。こうしたカスタマイズが施されていた松永製の車いすをベースに改造計画は始まった。

猪狩さんから出ていた希望は「ヘアアクセサリーのように、その日の服に合わせて雰囲気を変えられる車いすにしたい!」というもの。アイドルである猪狩さんは曲によって衣装が替わるため、衣装に合わせて雰囲気を変えたいというオーダーだ。HERO Xは“誰もが乗りたくなる車いす”を目指して車いすWF01を手がけた株式会社RDSのデザインチーム、エンジニアチームを招集、猪狩ともかモデル車いすの改造に取りかかった。

株式会社RDSが開発した車いす『RDS WF01』

チームRDS プロダクトデザイナー
小西哲也が魔法をかけた車いす

デザインを担当したのはチームRDSでプロダクトデザインを担当する小西哲也氏だ。前面に突き出したバンパーとレッグサポート部分にカバーを装着、また、むき出しになっていたメイン車輪の骨組み部分はホイールカバーを付けることで大きく変化させた。

ホイールカバーはバスケ車やラグビー車など、激しくハンドリム操作をするスポーツ用車いすの他、電動アシスト車いすで指のケガを防止する目的で付けられはじめたものなのだが、最近ではファッションとして、いろいろな柄のものを日常用車いすにつける人も出てきている。しかし、今回は電飾を車体に付けて色の変化を見せたいため、既製のホイールカバーは使わずに1から製作することに。光が映えてくれるように調光の出具合も考えながらデザイン作業は進められていった。しかし、はじめての試みに失敗はつきもの。最初の試作品は、カバー全体から光が漏れてしまう結果に。試作を繰り返し、ようやくたどり着いたのがこのカバーだ。

激変した車いすに「大満足です!」と仮面姿で乗ってくれた猪狩さん

仮面女子のカラーや雰囲気に合わせて色はマットな黒をチョイス。塗料だけでなく、カバーの素材選びも慎重を期したと言う。製作を手がけたRDS中村耕太氏は「ホイールカバーで車輪の重量が増すと、車いすの機敏さが大きく損なわれてしまう。軽くて万が一の破損時にも修理が気軽にできるように内部構造に気を使いました。重量を気にするところなどは、レーシングカーの開発と繋がるところがあります」と、今回の改造に対するこだわりを聞かせてくれた。

猪狩さんのオーダーを最大限に叶えるため、もともと電飾の色も遠隔操作で変えられる仕様だったが、発光色がさらに際立つように工夫した。猪狩ともかモデルの完成は、誰もが乗りたくなる車いすへ向けて、手軽にできるカスタマイズ化の流れを引き起こすきっかけとなるのだろうか。猪狩さんのこれからの活躍と共に今後も注目していきたい。

(text: HERO X 編集部)

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