ウェブマガジンの枠を超え、リアルに会い、リアルに繋がり、リアルに広がるしかけを作り出すメディア「HERO X」のラジオ番組『HERO X RADIO』。前回第37回のアーカイブ動画を公開、また次回の収録は11月27日(金)となっている。
リアルと繋がる場としてスタートしたラジオ番組『HERO X RADIO』は、Shibuya Cross-FM(http://shibuyacrossfm.jp/)にて、毎週第2・第4金曜 13:00-13:50 にオンエア中。渋谷のシダックススタジオから生放送でお届け、ネットからのリアルタイム視聴もできる。
第38回となる金曜日の放送はいよいよ迫る年の瀬を前にHERO X編集長・杉原行里とプロデューサーの佐藤勇介が「HERO Xこの1年どうだったかな会議」と題してお届けする予定だ。
ユカイ工学の考える
暮らしに寄り添うロボットとは?
本日公開の第37回のゲストは、ユカイ工学株式会社 代表 青木俊介さん。「人間とロボットのコミュニケーション」をテーマに、HERO X編集長・杉原行里とプロデューサー・佐藤勇介が話を伺った。
本日公開となった前回放送分を含め、これまでの放送はこちらで視聴できる。
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過去の放送はこちら:https://www.youtube.com/channel/UCt2HDo14Sim08vmCP_lok-Q
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ユカイ工学株式会社 代表 青木俊介 (あおき・しゅんすけ)
東京大学在学中にチームラボを設立、CTOに就任。その後、ピクシブのCTOを務めたのち、ロボティクスベンチャー「ユカイ工学」を設立。「ロボティクスで世界をユカイに」というビジョンのもと家庭向けロボット製品を数多く手がける。2014年、家族をつなぐコミュニケーションロボット「BOCCO」を発表。2017年、しっぽのついたクッション型セラピーロボット「Qoobo」を発表。2015年よりグッドデザイン賞審査委員。
ユカイ工学株式会社の代表・青木さんの目の前にちょこんと座る小さなロボットの紹介から始まった今回の放送。このロボットこそ、同社の看板として売り出している離れた場所からスマートフォンを介してコミュニケーションをとるロボットの「BOCCO」だ。続いて紹介されたのはしっぽのついたクッション型セラピーロボット「petit Qoobo」。発売当初から多くのメディアでも取り上げられたロボットで、今では高齢者福祉施設などでも活用が進んでいる。
「この子かわいい!欲しい!」とすっかりとりこになる佐藤の様子は必見…!?笑。
スマートスピーカーなどによりロボットの概念が広がり、どんどんロボットが生活に入り込んできていると話す青木さんが、新しいロボットを開発するうえで大切にしている“余白”とは? 杉原と佐藤は関わりのある巨大ロボット「MEGABOTS」を引き合いに出し「全く余白がないな…」と笑いを誘った。
後半では、日常に入り込むロボットの在り方のアップデートについて語った。例えば「Qoobo」はペット型ロボットが形を変えたのではなく、クッションがアップデートしたと考えられるという。拡張のRDSと余白のユカイ工学が一緒になれば何か面白いモノを作れる!と放送終了ギリギリまで盛り上がった。