コラボ COLLABORATION

ハッピーになるテクノロジーの使い方をしよう!【HERO X RADIO vol.2】

HERO X 編集部

ウェブマガジンの枠を超え、リアルに会い、リアルに繋がり、リアルに広がるしかけを作り出すメディア「HERO X」のラジオ番組『HERO X RADIO』。前回第2回のアーカイブ動画を公開、また次回の公開収録は2月22日(金)となっている。

リアルと繋がる場としてスタートしたラジオ番組『HERO X RADIO』は、Shibuya Cross-FM (http://shibuyacrossfm.jp/)にて、毎週第2・第4金曜 13:00-13:50 にオンエア中。渋谷のシダックススタジオから生放送でお届け、ネットからのリアルタイム視聴もできる。パーソナリティーを務めるのは「HERO X」編集長の杉原行里と、様々なプロジェクトや広告のプロデュースを手がける株式会社マグネットの佐藤勇介氏。毎回、次世代を見据えて活躍する“HERO”をゲストに迎え、日本のあるべき未来をディスカッション、番組内で出たゲストとのアイデアのうち、より具体性のあるものについては製品やイベントに落とし込むことまで考えていく番組となっている。

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過去公開動画はこちら
第2回 HERO X RADIO 放送内容You Tube
第1回 HERO X RADIO 放送内容You Tube
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前回第2回目のゲストは、インタラクティブデザインによって社会をアップデートすることを使命に、スポーツ×テクノロジーの領域でも活躍する株式会社ワントゥーテン (https://www.1-10.com) 代表取締役社長のサワベヨシアキ(澤邊芳明) さん。

サワベヨシアキさん

株式会社ワントゥーテン代表取締役社長 公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会 アドバイザー 一般社団法人日本財団パラリンピックサポートセンター 顧問 TOKYO2020入賞メダルデザイン審査会 メンバー 一般社団法人超人スポーツ協会 理事 一般社団法人日本ボッチャ協会 理事等

ゲストのサワベヨシアキさんが代表を務める株式会社ワントゥーテンは、もともと広告中心のクリエイティブスタジオとしてスタート。現在は映像や空間演出、またスポーツに至るまで守備範囲を広げている。都市公園法が改定されたことで実現した「芝離宮夜会」は8日間で1万人動員、歌舞伎座でのプロジェクションマッピングを用いた公演「七月大歌舞伎」など、サワベ氏率いる同社が手がけるクリエイティブワークは、伝統の拡張表現と評され、話題を呼んでいる。こうしたあたらしい表現や価値を生みだすクリエイティブ性は、社会に影響力のある企業のひとつと言えるだろう。

今回のテーマは「一歩先のデジタルコミュニケーション」。放送では、同社の手がける「CYBER WHEEL (サイバーウィール|http://hero-x.jp/movie/1256/)」や「CYBER BOCCIA (サイバーボッチャ|http://hero-x.jp/article/1404/)」を例にとり、エンターテイメント×スポーツついて、HERO X 編集長・杉原が斬り込んでいく。車いす陸上やボッチャなどのパラ競技が、デジタル表現によってアップデートされたことにより、果たして社会をどのように変えていくのか。

後半では、あと1年となった2020年や近い未来に向け、東京2020が一過性とならないにはどうしていくべきか、話が膨らむ。「日本クレイジー!ヤバい!」と言わせたい3人のアイデアは、“ハッピーになる”テクノロジーの使い方。渋谷のどまんなかでサイバースポーツが楽しめる、「サイバージム」や「サイバー体育館」があったらなど…! 高齢化社会やハンディキャップが身近にある、私たちの近い将来に向け、「気づいたら楽しんでやっていた」「楽しませるために使った技術によって、結果的に課題が解決されている」、そんなエンターテイメントが入り口になるのが、いまの時代だという。ぜひ公開動画をチェックしていただきたい。

また、次回第3回目となるオンエアは、2月22日(金)13時~。現役復帰し東京2020でメダル獲得をめざすプロ車いすランナーで北京2008 金メダリストの伊藤智也さんをゲストに迎え、どんな話が繰り広げられるのか。どうぞご期待ください。

伊藤智也さん

伊藤智也 (いとう・ともや)
1963年、三重県鈴鹿市生まれ。プロ車いすランナー (バイエル薬品株式会社所属)。若干19歳で人材派遣会社を設立。従業員200名を抱える経営者として活躍していたが、1998年に多発性硬化症を発症。翌年より、車いす陸上競技をはじめ、2005年プロの車いすランナーに転向。北京パラリンピック 400M / 800Mで金メダル、ロンドンパラリンピック 200M / 400M / 800Mで銀メダルを獲得し、車いす陸上選手として、不動の地位を確立。ロンドンパラリンピックで引退を表明するも、2016年に現役復帰、2017年8月、HERO X (http://hero-x.jp/article/994/)にて東京2020で復活をめざすことを発表した。

また、各種企業、団体、学校等年間30~50本。メディアへの出演、多数の著書や新聞の連載等をもつ。

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HERO X RADIO
毎週第2・第4金曜 13:00-13:50 ONAIR
http://shibuyacrossfm.jp/

(text: HERO X 編集部)

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仮面女子・猪狩ともかステージ用車いす改造計画レポート 「ついに完成!メチャメチャいけてる車いす」

猪狩ともか

地下アイドルグループ『仮面女子』の猪狩ともかです。HERO Xさんの編集長対談をきっかけに始まった私のステージ用車いす改造計画。株式会社RDSで車いす開発を手がけるチームの方々も加わって、1年近くの時間をかけてやっと完成にこぎつけました!

そもそもの発端は、武井壮さんが私にステージ用の車いすをプレゼントしてくださったところから。電飾が光るもので、とても気に入っていたのですが、ステージで酷使しすぎたのか、突然光らなくなってしまったのです!

車いすちゃんもどことなくしょんぼりした雰囲気に見えていたところ、HERO Xでの対談のお話が! これは、杉原さんにお話ししてみるしかないと思い、修理できませんかね?とご相談したところ、RDSのエンジニアさんたちを加えたHERO Xプロジェクトチームを立ち上げてバージョンアップしていただけることに! ファクトリーを訪れて、私の体にフィットしつつ、見た目もカッコよくなるように、いっぱいご相談させていただきました。その時の様子は前回書かせていただいたこちら(http://hero-x.jp/article/9957/)をご覧ください。

今回の衣装との相性もバッチリ! しかも、電飾の色が変えられるんです。

まだ改造途中だった時から、もうすごい変わりっぷりだったのですが、完成してみると、さらに“別人”のようになっていました。仮面女子のイメージに合わせて全体的にマットな黒に仕上げていただいたのですが、これが思いのほか良い選択だったのです!

そのおかげで、いままで以上に電飾のカラーがすごく映えるようになりました! 電飾の色はいろいろと変えられるようになっていて、色が変わるとまた違う雰囲気になるんです。こうやって洋服を着替えるみたいに、おしゃれにカスタマイズできるって思ってもいなかったので、いつもポジティブな私ですが、気持ちがさらに上がりました。メンバーのみんなも「すごーい! カッコイイ」と一目見るなり褒めてもらえて嬉しかったです。今回公開した『ファンファーレ☆』のPVでは、そんな車いすのカッコよさも見ていただけると嬉しいです。

メンバーと休憩時間におしゃべり。こんな感じの戦隊もので使われそうな場所での撮影でした。

この曲は初めて作詞をさせていただいただけに、思い入れも強いのですが、楽曲がすごくパワフルで、振り付けも仮面女子の曲の中で一番激しい感じに仕上がりました。そのカッコよさに車いすがマッチしているなぁと、踊っていても思いました。今、目に見えないウイルスとの戦いが世界中で続いていて、いろいろ大変なことがある人もいると思うんですけど、命のある限り、なんだってやれる!と思うので、前を向いて頑張ってほしいです。

「目の前に道がまだないのなら それじゃ君が道になってやれ」

歌詞にたくさんの思いを込めて、私が皆さんに勇気づけられてきたように、今度は私がみなさんを勇気づけられたらと思っています。ワンマンライブは終わったけど、PVでぜひぜひ『ファンファーレ☆』聞いてみてくださいね。

(text: 猪狩ともか)

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