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ハンズフリーで使える松葉杖「iWALKFree2.0」、お買い求めはネット通販でも!

平山 麻衣子

「iWALK Free2.0」はひざを曲げた状態で固定し、太ももで体を支える次世代の松葉杖。従来の松葉杖のように手がふさがることがないため、買い物や雨の日の外出なども自由に楽しむことができる。

[画像引用元:https://iwalk-free.com

「iWALK Free2.0」という言葉を聞いて、松葉杖を連想する人はほとんどいないのではないだろうか。i iWALK Free2.0の最も大きな特徴は両手が自由に使えるハンズフリーであることだ。この松葉杖を開発した事業開発ディレクターBrad Hunter氏は、松葉杖という概念をブッ飛ばし、iWALK Free2.0を「the future of mobility」――未来のモビリティ製品であるとさえ話す。

この画期的な製品はすでに日本でも手に入る。「iWALK Free2.0」で検索をかけると、楽天やアマゾンなど通販で気軽に注文することができるのだ。映画の撮影中にかかとを骨折してしまったハリウッド俳優のハリソン・フォード氏も使ったという噂の杖。ひざをつく形で体重をかけるため、安定感もありそうだ。前面にはグリップも設け、手で補助した状態での歩行も可能。取扱い説明によれば、はじめはグリップを使用しながら歩行を訓練するのが良いそうだ。

[画像引用元:https://iwalk-free.com

適応身長は約150195cm、耐荷重が約120kgというから、大人ならばほぼ全ての人が当てはまる。脇に重さがかかる松葉杖と比べ、肩や首、腕などへの負担も減るというiWALK Free2.0は発表されて以来、世界3大福祉展のひとつといわれているMedtradeで数々の賞を受賞するなど、非常に注目を浴びている画期的な商品。杖という枠にとらわれず、人々の生活をより豊かにする製品へと今後も進化を遂げていくだろう。

[画像引用元:https://iwalk-free.com
[TOP動画引用元:https://youtu.be/OgZDyIU2P1w

(text: 平山 麻衣子)

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優れた走破性でどこにでも出かけられる!ヤマハの低速モビリティ「YNF-01」

Yuka Shingai

自動車よりコンパクトで小回りが利き、環境性能に優れ、近年注目を集めている低速モビリティ。渋滞緩和や省スペースが求められている都市部から、バスや鉄道などの公共交通機関が少なく、高齢者向けの手軽な移動手段を必要とする地方まで、幅広いニーズに対応可能な乗り物として、国土交通省からも猛プッシュを受ける存在だ。各自動車メーカーが、こぞってこのジャンルに取り組んでいるが、去る10月に開催された「第45回 国際福祉機器展 H.C.R.2018」にてヤマハ発動機株式会社が出展した「YNF-01」は、見た目からしてインパクト大だ。

これまでもROV (Recreational Off highway Vehicle)とも呼ばれるオフロード車両やATV(四輪バギー)などで、技術やノウハウを蓄積してきたヤマハ発動機株式会社。「YNF-01」はコンパクトながらも大径タイヤと衝撃を吸収する4輪独立サスペンションが不安定な路面での走行も自由自在にしてくれる。乗る人をしなやかに包むフレーム設計は「ホールド感」と「開放感」が同時に実現、凸凹や段差などを越える時にも態勢を崩しにくい丈夫な設計は運転する際の安心感にも繋がる。

シルバー×バーミリオン、ダークブルー×マットシルバーのカラーリングやマテリアルはオフロード車らしいハードかつスタイリッシュな雰囲気を醸し出し、乗る人の冒険心に火をつけてくれそうだ。

個人での利用にとどまらず、今後は企業・団体・自治体とコラボレーションして商業施設やテーマパークのバリアフリー化や新しい観光スタイルを模索していく予定。誰でもアクティブに動き回れるワンマイルモビリティとしての可能性は無限に広がっている。

(text: Yuka Shingai)

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