コラボ COLLABORATION

京都の健康を“歩き”で守る!? ロボット使った歩行健診スタート

HERO X 編集部

 京都の地域医療を支える医療法人社団洛和会は、健康寿命延伸を目指し、歩行健診をスタートさせる。ヘルステック領域で開発を進める。歩行解析ロボット「CORE-Ler」を開発した株式会社RDSと進めるもので、その人の歩行姿勢の変化などから転倒の可能性などを予測、患者それぞれに合った適切なリハビリの提案に役立てる。

歩行解析ロボットCORE-Lerは、対象者の前方で対象者の歩行に合わせて動きながら搭載した3Dカメラによって歩行を撮影、歩行姿勢などを計測しながら分析することができる装置だ。健康診断のように継続して行えば、個人の歩き方の変化を見える化することができる。近年、歩行の変化は身体機能の衰えだけでなく、早期認知症の発見や、患者が抱える疾患の進行度を測るバロメーターとしても注目が集まっている。洛和会は計測したデータの活用により、一人一人の患者にあった最適なリハビリテーションプランの提案に用いる他、歩行解析による病気の早期発見に向けての研究にも協力する方針だ。

洛和会は京都府内で病院や介護施設、健診センターなど45施設を運営する法人で、看護学校など医療に携わる人への教育も行っている。洛和会理事長の矢野裕典氏は「株式会社RDSは、医療ではないところで開発研究に取り組んでおられることが強み。私たち医療者は、現場目線の意識が強く、デザイン性などは重要視できない。違う目線で、違う職種の人たちと共に取り組めることが楽しみです」と話している。

(text: HERO X 編集部)

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コラボ COLLABORATION

あのダイヤモンド・プリンセス号に物資提供の亀山淳史郎が登場!【HERO X RADIO vol.27】

HERO X 編集部

ウェブマガジンの枠を超え、リアルに会い、リアルに繋がり、リアルに広がるしかけを作り出すメディア「HERO X」のラジオ番組『HERO X RADIO』。前回第26回のアーカイブ動画を公開した。また、今週3月27日(金)のゲストが決定!

亀山淳史郎氏に問う、
いま必要な非常事態への備えとは?

リアルと繋がる場としてスタートしたラジオ番組『HERO X RADIO』は、Shibuya Cross-FM(http://shibuyacrossfm.jp/)にて、毎週第2・第4金曜 13:00-13:50 にオンエア中。渋谷のシダックススタジオから生放送でお届けしている。ネットからのリアルタイム視聴もできる。第27回となる今週放送のゲストは、防災関連の様々なプロジェクトを手がける、亀山淳史郎さん。

亀山淳史郎 (かめやま じゅんしろう)
BOSAI POINT Producer/事務局 1981年生まれ東京都出身 余ったポイントで未来の災害に備えるドネーションシステム 「BOSAI POINT」を2019年8月に立ち上げる。 2018年9月6日の北海道胆振東部地震から1年が経過した北海道からサービスを開始。 2019年台風15号・19号の被災地への支援、 2020年新型コロナウィルスの感染被害があったダイヤモンド・プリンセス号への物資提供など、様々な災害への支援活動を実施。 現在、全国サービス化に向けた準備を進めている。 BOSAI POINTは2020年、第6回ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)優秀賞を受賞。

世界中でコロナウイルスの問題が噴出する最中だが、あのダイヤモンド・プリンセス号への物資提供も行った経験のある亀山氏は非常事態の備えをどのように捉えているのか。編集長杉原行里とプロデューサー佐藤勇介が生放送で話を伺う。

前回ゲスト廣井健人さんと語る
一歩先の身体拡張とは?

前回放送の第26回ゲストは『嵐にしやがれ』などテレビ番組でも取り上げられ、アニメさながらのロボットを開発したことで注目を浴びる廣井健人さん。

また、本日公開となった前回放送分を含め、これまでの放送はこちらで視聴できる。

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過去の放送はこちら:YouTube
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廣井健人 (ひろい・けんと)
SKELETONICS株式会社 代表取締役CEO ROBOT PILOT。 2018年12月 代表取締役就任 2019年2月に嵐にしやがれ出演後、数々のメディアやイベントに出演。 2020年1月からロボットスポーツ事業と海外への販路拡大に力を入れていく。

2週ぶりにHERO Xラジオに登場したプロデューサーの佐藤は、開始早々コロナのどんよりムードを嘆きながら、目指してきたイベントが次々に中止となってしまったことを話す一方、こんな時だからこそ「手を取り合って明るく楽しくいきましょう!」と切り替えた。

前半、廣井さん自身が開発を手掛ける動作拡大型スーツ「スケルトニクス」の写真を見ながら活動を紹介すると、少年心がくすぐられるビジュアルに一同の声も弾む。廣井さんはロボットは限られた人しか使えないという意識をなくし、老若男女が一緒に楽しめるものにしたいと語った。

後半は一歩先の身体拡張についての議論が白熱。ロボットへの永遠の憧れが手に届くところまで来ていると感じた杉原と佐藤はまるで童心に帰ったように盛り上がり、アイデアが次々に浮かんでくる。ロボットに求めるものは、腕がピョーン!で脚がピョーン…!?最後には災害時に役立つツールを共に作りたいと意気込んだ3人。杉原が三笠製作所の石田氏(http://hero-x.jp/article/7003/)と日本に呼び寄せた大型ロボット「メガボッツ」を話題に上げ “一人ボッツ(一人ぼっち)でいる「メガボッツ」” が、「スケルトニクス」と共に活躍する未来を夢見る一幕も。

幼い頃に誰もが憧れた、大きいロボットに乗って動き回る未来はもうそこまで来ているかもしれない…!

(text: HERO X 編集部)

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