コラボ COLLABORATION

HEROQUEST ワクワクする聴く冒険プログラム#21,#22 医療編

HERO X 編集部

ワクワクする未来の社会を創造する聴く冒険プログラムをお届けする。ZIP FM オフィシャルPodcast番組「HEROQUEST」。この番組では、「社会の課題」を解決し、「未来の社会」のインフラを整える開発者やエンジニア、起業家たちを「HERO」として迎え、いま、起きている「進化」の最前線を紹介する。

今回のテーマは「遠隔医療相談」。ゲストはオンライン医療相談「産婦人科オンライン」代表、産婦人科医の重見大介さん。スマホからいつでもどこでも産婦人科医や助産師に相談できるサービス「産婦人科オンライン」。このサービスを立ち上げた背景に迫る。身体の症状や悩みを誰にも相談できずに苦しんでいる女性たち。産婦人科領域については特に10代の若い世代が悩みを抱えていることが多いという。医療法人ではなく株式会社のビジネスとしてオンライン医療相談サービスを立ち上げたきっかけ、また利用者である女性が無料でサービスを利用できるビジネスモデルとは? 日本のオンライン診療の未来についてもたっぷりと話す。

<ゲストプロフィール>
株式会社Kids Public 産婦人科オンライン代表・重見大介
2010年に日本医科大学卒業後、初期臨床研修(産婦人科プログラム)を経て2012年より産婦人科医として勤務。2018年、東京大学大学院公共健康医学専攻(SPH) 卒業、東京大学大学院博士課程(医学部医学系研究科 臨床疫学・経済学教室)進学(在籍中)。2018年3月に公衆衛生学修士取得。2016年から始まった「小児科オンライン」にジョインする形で、2018年、産婦人科に特化した遠隔医療相談サービス「産婦人科オンライン」を立ち上げ、女性の健康を支援。現在までの利用者数はトータル10万人にも上る。

「HEROQUEST」はポッドキャストで無料配信中
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PODCASTプログラム #HEROQUEST はニッポン放送PODCAST STATIONで無料配信中

未来の社会をデザインするHEROを迎える【聴く冒険プログラム】。
今回の冒険のステージは…【 遠隔医療相談 】

お迎えするHEROは、産婦人科医でオンライン医療相談「産婦人科オンライン」代表の重見大介さん。

産婦人科に特化した医療相談を展開されている重見さんがこのサービスを起ち上げた背景には、現代社会が抱える課題があった?!
その課題解決のアンサーの1つとなる「産婦人科オンライン」の取り組み、また、ビジネスとして起ち上げた理由、そして、公衆衛生=Public Healthの重要性を考えます。

https://podcast.1242.com/show/zip-fm-original-podcast-%E3%80%8Eheroquest%E3%80%8F/
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次回のゲストは麻酔科指導医として手術業務に従事しながら、ママ女医の立場から子どもたちの健康格差解消のための活動も行う医学博士の柳澤綾子さん。順次放送を開始する。

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(text: HERO X 編集部)

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コラボ COLLABORATION

まるでアクセサリー!光で雰囲気を変えられる 激カッコイイ車いす

HERO X 編集部

HERO X編集長対談(http://hero-x.jp/article/9822/)がきっかけで浮上した地下アイドル『仮面女子』メンバー、猪狩ともかさんのステージ用車いす改造計画。チームHERO Xが手がけたとびきりカッコイイ車いすがついに完成の時を迎えた。

地下最強アイドルの車いすを、
デザイン最強HERO Xチームが大改造

地下最強の称号を持つ地下アイドルグループ『仮面女子』。メンバーの1人、猪狩ともかさんは突風により倒れた看板の下敷きになったことがきっかけで、車いすユーザーとなった。そんな彼女のためにステージ用車いすをプレゼントした武井壮さん。ところが、毎ステージの激しいライブで酷使したためか、光るはずの部分が所々光らなくなっていました。そんな話しがHERO X編集長対談で出たことをきっかけに始まった猪狩ともかステージ用車いす改造計画。株式会社RDSのデザイナーチームとエンジニアチームが力を合わせてモデルチェンジを施した車いすがついに完成の時を迎えた。

ベースになったのは日本車椅子バスケットボール連盟のオフィシャルパートナーを務める松永製作所が作っているバスケットボール用車いすだ。激しいぶつかり合いにも耐えられるよう、前面部分に車のようにバンパーが設けられている他、両サイドのメインの車輪も通常の車いすと比べ、少し斜めに設計されているのが特徴だ。また、機敏な動きに対応するため、丈夫なフレームの後端にも小型キャスターを装備し、転倒を防いでいる。

改造前の猪狩さんモデル。

猪狩さんが使いやすいように、背面には通常のバスケ車では見られない介助用のハンドルが取り付けられているほか、電源用バッテリーを搭載するため、シート下には電装品を納める箱も取り付けられていた。シートの高さもステージでの見栄えを考慮して、高めに設置されている。こうしたカスタマイズが施されていた松永製の車いすをベースに改造計画は始まった。

猪狩さんから出ていた希望は「ヘアアクセサリーのように、その日の服に合わせて雰囲気を変えられる車いすにしたい!」というもの。アイドルである猪狩さんは曲によって衣装が替わるため、衣装に合わせて雰囲気を変えたいというオーダーだ。HERO Xは“誰もが乗りたくなる車いす”を目指して車いすWF01を手がけた株式会社RDSのデザインチーム、エンジニアチームを招集、猪狩ともかモデル車いすの改造に取りかかった。

株式会社RDSが開発した車いす『RDS WF01』

チームRDS プロダクトデザイナー
小西哲也が魔法をかけた車いす

デザインを担当したのはチームRDSでプロダクトデザインを担当する小西哲也氏だ。前面に突き出したバンパーとレッグサポート部分にカバーを装着、また、むき出しになっていたメイン車輪の骨組み部分はホイールカバーを付けることで大きく変化させた。

ホイールカバーはバスケ車やラグビー車など、激しくハンドリム操作をするスポーツ用車いすの他、電動アシスト車いすで指のケガを防止する目的で付けられはじめたものなのだが、最近ではファッションとして、いろいろな柄のものを日常用車いすにつける人も出てきている。しかし、今回は電飾を車体に付けて色の変化を見せたいため、既製のホイールカバーは使わずに1から製作することに。光が映えてくれるように調光の出具合も考えながらデザイン作業は進められていった。しかし、はじめての試みに失敗はつきもの。最初の試作品は、カバー全体から光が漏れてしまう結果に。試作を繰り返し、ようやくたどり着いたのがこのカバーだ。

激変した車いすに「大満足です!」と仮面姿で乗ってくれた猪狩さん

仮面女子のカラーや雰囲気に合わせて色はマットな黒をチョイス。塗料だけでなく、カバーの素材選びも慎重を期したと言う。製作を手がけたRDS中村耕太氏は「ホイールカバーで車輪の重量が増すと、車いすの機敏さが大きく損なわれてしまう。軽くて万が一の破損時にも修理が気軽にできるように内部構造に気を使いました。重量を気にするところなどは、レーシングカーの開発と繋がるところがあります」と、今回の改造に対するこだわりを聞かせてくれた。

猪狩さんのオーダーを最大限に叶えるため、もともと電飾の色も遠隔操作で変えられる仕様だったが、発光色がさらに際立つように工夫した。猪狩ともかモデルの完成は、誰もが乗りたくなる車いすへ向けて、手軽にできるカスタマイズ化の流れを引き起こすきっかけとなるのだろうか。猪狩さんのこれからの活躍と共に今後も注目していきたい。

(text: HERO X 編集部)

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