コラボ COLLABORATION

【mirai.Response】注目トピックスBEST 5

VWの新型EV『ID.4』、
乗員と対話する「ID.Light」採用

フォルクスワーゲンの新型EV『ID.4』に、ドライバーと音声対話を行うマルチカラーLEDのエージェント「ID.Light」が搭載されると発表されました。中国のEVスタートアップであるNIOの音声エージェント「nomi」のように、エージェントの「外面」を表現しているのに対し、VWはその「内面」をLEDで表現しているのは興味深いと言えます。
記事を読む▶https://mirai.response.jp/article/2021/02/12/985.html

ジャガー、フルEVブランドに2025年から

ジャガー・ランドローバーは新グローバル戦略を発表し、「ジャガー」ブランドを2025年からフルEV化していくと発表しました。そして2030年には新車販売の100%をEVにするといいます。新車製造をフルEV化するには既存の製造設備をどうするのか、などといった課題が一方で出てきますが、時代の流れに沿った動きだと言えます。
記事を読む▶https://mirai.response.jp/article/2021/02/16/1043.html

上海汽車、2025年までに150万台の
輸出を計画 新エネルギー車を中心に

中国がいよいよ自動車輸出大国になろうとしています。日本は鉄道においても世界最高峰の技術を有しますが、オーバースペックであるが故に価格競争力で中国に破れ、アジアやアフリカなどの新興国で鉄道事業を失注しています。自動車、とりわけEVなどの新エネルギー車においても、同じ轍を踏まないことが今後注目されていくでしょう。
記事を読む▶https://mirai.response.jp/article/2021/02/16/1028.html

VWグループ、マイクロソフトとの
提携を拡大…自動運転の分野に

フォルクスワーゲングループはマイクロソフトとの提携を自動運転の分野に拡大すると発表しました。このようにマイクロソフトとの提携を強化し、コネクテッド・自動運転まわりの開発効率を上げることが狙いにあると見られます。一方トヨタはAWSやAzureを地域で使い分けている状況で、開発スピードで負けないためにも、グローバルでパートナーを一本化していくかしないか、いずれ判断が迫られるようになるのではないでしょうか。
記事を読む▶https://mirai.response.jp/article/2021/02/15/1012.html

長城汽車がタイ市場に参入
新型SUVとEVを導入

こちらも中国自動車メーカーによる 海外進出に関する話題です。年々商品力を高めて国際競争力を伸ばしている中国メーカーは、日本メーカーの今後の脅威になっていくはずです。特にコネクテッドや自動運転まわりといった「先進性」の部分では、日本勢は厳しい戦いを強いられることになるかもしれません。
記事を読む▶https://mirai.response.jp/article/2021/02/15/1005.html

(TOP画像引用元:mirai.Response)

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世界最速マシンと未来のモビリティが、六本木ヒルズで共演!

川瀬拓郎

今年の6月20日に発表され、驚きを持って紹介されたRDSのF1スポンサー契約。その翌日に行われたフランスGPのフリー走行第一セッションから、レッドブル・トロロッソ・ホンダ F1チームのマシンに、RDSのロゴが加わったのだ。そのマシンがRDSの最新モビリティとともに、特設会場に展示された先日のイベントを振り返る。

世界最速の舞台で活躍するマシンを間近で!

先日開催された2019シーズンF1世界選手権 第20戦ブラジルGP決勝レース。RDSがスポンサー契約をするトロロッソ・ホンダが2位を獲得しただけでなく、ワンツーフィニッシュを飾ったホンダ勢の快挙に歓喜した方も多いのではないだろうか。これは、伝説的ドライバー アイルトン・セナ以来28年ぶりのことだという。今後も活躍が期待されるホンダは、レッドブルおよびトロロッソとの契約を2021年まで延長することを、1127日、SNSを通じて発表した。

40代以上の男性なら、フジテレビ系列の深夜放送でおなじみのF1。90年代から00年代前半にかけて熱狂的なファンを獲得した、モータースポーツの最高峰である。鈴鹿で行われる日本GPは、その後2006年をピークにして観客動員数は低迷し一時は翳りをみせたが、2017年に底を打ったのち、近年は人気も上向きになりつつある。今年の日本GPは台風の影響でスケジュールが変更されたにも関わらず、観客動員数は昨年度に比べて約10%増。さらにこの度のブラジルGPでのホンダ勢の快挙もあり、ようやく国内でも、全盛期を彷彿とさせる勢いで盛り上がりを見せていると感じる。

未来への最先端テクノロジーでつながる両者

そう、人間にとって圧倒的な速さは争いがたい魅力があり、命を危険に晒してまで速さを競い合うF1はその象徴でもあるからだ。そのマシンには、圧倒的な速さのための最先端技術が凝縮されており、現代のあらゆるモビリティの頂点とも言える。RDSがモータースポーツの最高峰であるF1にスポンサー契約したのは、まさにそこにある。F1は自動車業界における最先端研究開発の場でもあり、そこで生み出された技術は、様々な形でプロダクトに落とし込まれ、一般的な自動車や身の回りのインフラなどに活かされている。こうした新しい未来への最先端技術は、「今日の理想を、未来の普通に」というRDSのコンセプトとも通底するからだ。

RDSが考える“ボーダレスな未来へのビジョン”をリアルに体感してもらえるよう、10月15日(火)に開催されたのが本イベント。テレビ画面を通じてしか見ることができなかった実際のマシンを、間近で見ることができる貴重な機会となった。多くの人が行き交う六本木ヒルズ アリーナの特設会場に鎮座したのは、STR13(2019年FIAフォーミュラ・ワン世界選手権出場カラーモデル)である。レッドブルのイメージカラーであるメタリックネイビーのアクセントとなったレッドに、RDSロゴが配置されている。

あらゆる人に直感的に訴えかけるデザイン

美しいカラーリングとフォルムはもちろん、近寄ると確認できるカーボンやチタン製のパーツにF1ファンならずとも興味津々。旅行者と見られる外国人から、たまたま通りすがった子連れの主婦まで、多くの人が足を止め、スマホ片手に熱心に見入っていた姿が印象的だった。主役のSTR13とともに展示されたのは、RDSが開発した最新車いすレーサー「WF01TR」、車いすの概念を超えるモビリティー「WF01」、車いすから身体データを取得する「SS01」だ。

車いすとF1マシンという、言葉にすると「なぜ?」と感じてしまうかもしれない組み合わせだが、会場では不思議なほど一体化していたことも記しておこう。F1ファンでもなく、RDSのことを知らない人たちですら、ワクワクする何かを感じ取っていたようだ。カーボンやチタンといった素材やスピード感を意識したカラーリングが直接的な理由なのだろうが、やはりそこには、未来を予見したテクノロジーとデザインが共鳴している。

(text: 川瀬拓郎)

(photo: 増元幸司)

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