コラボ COLLABORATION

HEROQUEST ワクワクする聴く冒険プログラム#70, #71

HERO X 編集部

ワクワクする未来の社会を創造する聴く冒険プログラムをお届けするZIP FM オフィシャルPodcast番組「HEROQUEST」。この番組では、「社会の課題」を解決し、「未来の社会」のインフラを整える開発者やエンジニア、起業家たちを「HERO」として迎え、いま、起きている「進化」の最前線を紹介する。

今回のテーマは「合間をつなぐスペシャリスト」。株式会社ima(アイマ)代表で起芸家の三浦亜美さんをゲストに迎えトークを繰り広げていく。起芸家とは、三浦さんが作った、起業家と芸術家(アーティスト)を組み合わせた造語。AIなどのテクノロジーを活用して、日本の文化・伝統・技の事業継承の仕組みを作る三浦さん。話題のプロジェクト「AIシラウオ」や「空飛ぶクルマ」とはどんなものなのか、詳しく紹介する。また三浦さんが考える「匠の技を継承する意義」や、AI(人工知能)が繋ぐ未来の暮らしにも迫る。

<ゲストプロフィール>
株式会社ima・代表 三浦亜美
愛知県名古屋市出身。株式会社ima代表取締役CEO、アーティスト。他にも志本株式会社代表取締役、デジタルハリウッド大学特任准教授、筑波大学非常勤講師など多岐に渡り活躍している。

「HEROQUEST」はポッドキャストで無料配信中
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未来の社会をデザインするHEROを迎える【聴く冒険プログラム】。
今回お迎えするHEROは
株式会社ima
代表取締役CEO/アーティスト
三浦亜美さんです。

【三浦亜美さん】
●名古屋ご出身!
●株式会社ima代表取締役、志本株式会社代表取締役、
デジタルハリウッド大学特任准教授、筑波大学非常勤講師、
などなど多岐に渡りご活躍されています。

そんな三浦さんと出かける
未来への冒険のキーワードは「AI」と「合間」!
三浦さんが「テクノロジー」を活用して繋ぐ
「日本の文化・伝統・技」とは?!
その「合間」が繋がった未来の社会を冒険します!

【今回の冒険の目次】
◇新たな職業?!「起芸家」!
◇AIが漁師さんの目利きを再現する?!AIシラウオとは?
◇匠の技を継承する意義
◇仕組みと哲学、思想の関係
◇文化工学って、どんな意味?
◇HEROが集う会社「ima」のポテンシャル

好奇心を刺激するキーワードだらけの冒険です!

https://podcast.1242.com/show/zip-fm-original-podcast-%e3%80%8eheroquest%e3%80%8f/?fbclid=IwAR3OQc3Gpc-XhTLmiz3yk1ZZAOS41wFgXcCB45jDeMHfKsqkkp58TxP8pQ4

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次回のゲストは、自らも公務員であり、全国の公務員たちの出会いや交流の場所づくりに取り組む神奈川県庁の脇雅昭さん。順次放送を開始する。

(text: HERO X 編集部)

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コラボ COLLABORATION

世界最速マシンと未来のモビリティが、六本木ヒルズで共演!

川瀬拓郎

今年の6月20日に発表され、驚きを持って紹介されたRDSのF1スポンサー契約。その翌日に行われたフランスGPのフリー走行第一セッションから、レッドブル・トロロッソ・ホンダ F1チームのマシンに、RDSのロゴが加わったのだ。そのマシンがRDSの最新モビリティとともに、特設会場に展示された先日のイベントを振り返る。

世界最速の舞台で活躍するマシンを間近で!

先日開催された2019シーズンF1世界選手権 第20戦ブラジルGP決勝レース。RDSがスポンサー契約をするトロロッソ・ホンダが2位を獲得しただけでなく、ワンツーフィニッシュを飾ったホンダ勢の快挙に歓喜した方も多いのではないだろうか。これは、伝説的ドライバー アイルトン・セナ以来28年ぶりのことだという。今後も活躍が期待されるホンダは、レッドブルおよびトロロッソとの契約を2021年まで延長することを、1127日、SNSを通じて発表した。

40代以上の男性なら、フジテレビ系列の深夜放送でおなじみのF1。90年代から00年代前半にかけて熱狂的なファンを獲得した、モータースポーツの最高峰である。鈴鹿で行われる日本GPは、その後2006年をピークにして観客動員数は低迷し一時は翳りをみせたが、2017年に底を打ったのち、近年は人気も上向きになりつつある。今年の日本GPは台風の影響でスケジュールが変更されたにも関わらず、観客動員数は昨年度に比べて約10%増。さらにこの度のブラジルGPでのホンダ勢の快挙もあり、ようやく国内でも、全盛期を彷彿とさせる勢いで盛り上がりを見せていると感じる。

未来への最先端テクノロジーでつながる両者

そう、人間にとって圧倒的な速さは争いがたい魅力があり、命を危険に晒してまで速さを競い合うF1はその象徴でもあるからだ。そのマシンには、圧倒的な速さのための最先端技術が凝縮されており、現代のあらゆるモビリティの頂点とも言える。RDSがモータースポーツの最高峰であるF1にスポンサー契約したのは、まさにそこにある。F1は自動車業界における最先端研究開発の場でもあり、そこで生み出された技術は、様々な形でプロダクトに落とし込まれ、一般的な自動車や身の回りのインフラなどに活かされている。こうした新しい未来への最先端技術は、「今日の理想を、未来の普通に」というRDSのコンセプトとも通底するからだ。

RDSが考える“ボーダレスな未来へのビジョン”をリアルに体感してもらえるよう、10月15日(火)に開催されたのが本イベント。テレビ画面を通じてしか見ることができなかった実際のマシンを、間近で見ることができる貴重な機会となった。多くの人が行き交う六本木ヒルズ アリーナの特設会場に鎮座したのは、STR13(2019年FIAフォーミュラ・ワン世界選手権出場カラーモデル)である。レッドブルのイメージカラーであるメタリックネイビーのアクセントとなったレッドに、RDSロゴが配置されている。

あらゆる人に直感的に訴えかけるデザイン

美しいカラーリングとフォルムはもちろん、近寄ると確認できるカーボンやチタン製のパーツにF1ファンならずとも興味津々。旅行者と見られる外国人から、たまたま通りすがった子連れの主婦まで、多くの人が足を止め、スマホ片手に熱心に見入っていた姿が印象的だった。主役のSTR13とともに展示されたのは、RDSが開発した最新車いすレーサー「WF01TR」、車いすの概念を超えるモビリティー「WF01」、車いすから身体データを取得する「SS01」だ。

車いすとF1マシンという、言葉にすると「なぜ?」と感じてしまうかもしれない組み合わせだが、会場では不思議なほど一体化していたことも記しておこう。F1ファンでもなく、RDSのことを知らない人たちですら、ワクワクする何かを感じ取っていたようだ。カーボンやチタンといった素材やスピード感を意識したカラーリングが直接的な理由なのだろうが、やはりそこには、未来を予見したテクノロジーとデザインが共鳴している。

(text: 川瀬拓郎)

(photo: 増元幸司)

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