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音楽も聴けちゃう!ありそうでなかったイヤホン型集音器

HERO X 編集部

耳の聞こえずらさを感じる人は世界に 7 億人はいると言われている。聴覚に障がいを持つ人ならば補聴器を勧められるが、ちょっと耳が聞こえにくくなってきたなという程度の場合、集音器や助聴器というものがある。株式会社 Olive Union が発売を開始したのはおしゃれかつ音楽を聴くイヤホンの役割も果たしてくれる集音器「Olive Smart Ear」。一台でいくつもの役割をこなしてくれる優れものだ。

独自の集音機能により、雑音を軽減、屋外でも人の声だけを鮮明に耳へと届けてくれるのが嬉しいのがこの集音器「Olive Smart Ear」。スマートフォン連携を前提として設計されており、アプリ上でユーザーの環境に最適化された音に自動調整する自動イコライジングが可能なため、雑音を消して人の声のみにフォーカス、好きな音質に調整することもできるというのだ。

耳が遠くなった時に不便を感じるのが家族と一緒に視聴するテレビだろう。耳の遠くなった人に合わせるとボリュームが大きくなりすぎ、普通の人には耳障りとなってしまうからだ。そんな不便をよくわかっているからだろうか。「Olive Smart Ear」にはスマホでアプリ上のボタンをタップするだけでテレビを快適に視聴できるモードが備わっている。音量調節も簡単で、本体を指でタッチするだけ。難しい操作を必要としない直感的な使い心地は高齢者にはありがたい。

デザインもワイヤレスイヤホンと変わらないスタイリッシュさ。音楽再生機能や通話機能もあるため、スマホと Bluetoothで繋ぐだけで1台でいくつもの役割を果たしてくれる。日本、アメリカ、インド、韓国、ブラジルなど、世界の有名メーカー出身者による徹底的に品質にこだわって作られた商品。充電の仕方もスマートで本体がパカっとはまる充電器に本体を入れるだけ。一度の充電で連続7時間使用できるというから、1日使うには十分な長さとなっている。ありそうでなかったイヤホン的役割も果たしてくれる集音器。耳が少し遠くなった父親へのクリスマスプレゼントにもいいかもしれない。

[TOP動画引用元:https://youtu.be/Py2sD6ydMv4

(text: HERO X 編集部)

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そのマスク本当に満足してる?呼吸までも考えたハイスペックマスク

Yuka Shingai

世界中でマスク不足が相次ぐ中、ハイブランドが自社の工場でマスクを大量生産して医療機関に寄贈したり、身近にあるもので代用するための様々なTipsがネット上で公開されるなど、供給に向けての対策があの手この手で繰り広げられている。高い技術力と斬新なアイデアを誇るテック企業も例外ではない。未来を感じさせる高性能なマスクをご紹介しよう。

顔が隠れないから呼吸が楽!
マスク型ウェアラブル「Atmōs」

ニューヨーク州ブルックリンに拠点を持つAō Air社が開発した「Atmōs」は、鼻や口周りが密閉されず、かつスケルトン状になっているのでマスクにつきものの息苦しさや無表情とさよならできる優れもの。特許取得済みのPositivAir™ という技術の力で、マスク内に陽圧(内部の圧力が外気圧よりも高い状態)を生み出し、自由に呼吸ができる上に、ウィルスや花粉を防ぐ力も通常のマスクの50倍以上をほこる高スペックが売りだ。

1回の充電で5時間の連続使用が可能だが、メンテナンス性や耐久性も気になるところ。価格は350USドルで米国と韓国向けに7月から配送予定、ニーズ次第で対応エリアは全世界に拡大する可能性大だ。

「呼吸筋」を鍛える
トレーニング効果も絶大な「VENT(ベント)」

思うように外出できなくても、心身の健康を維持するためには適度な運動を楽しみたい。そんな人には同じく米国発のトレーニングマスク『VENT(ベント)』をおすすめしよう。本製品は元来、マスクの前面についているダイヤルを回して網目を調節することで、呼吸に負荷をかけ、「呼吸筋」を鍛えるためのトレーニングアイテム。

さらにここに花粉やウィルス、有害物質の吸引量を減らしてくれるフィルター機能を搭載したものがこの度完成し、クラウドファンディング「CAMPFIRE」でも目標額の294%を達成した。目には見えないウィルスや花粉に怯えることなく外出でき、なおかつトレーニング効率もアップするならまさに一石二鳥。現在、アメリカ本国でも品薄状態が続いているようだが、生産の安定を応援しながら国内での流通も待ち通しい。

使い捨てではなく、繰り返し使えることもハイテクマスクの魅力の1つ。サステナビリティ推進の流れも受けて、これからよりバラエティ豊かになりそうだ。

(text: Yuka Shingai)

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