テクノロジー TECHNOLOGY

鼻水に咳、子どもを預けるのは気が引ける…手軽に検索できる病児保育予約サービススタート

HERO X 編集部

緊急事態宣言が全国へと広がったことで、保育園の休園や、受け入れ家庭を限定する動きが出ている。この時期に風邪気味の子どもを保育園に預けるのは、感染リスクの面からも不安が大きい。休ませたいけれど仕事があるという親たちのために、病児保育の受け入れ先を検索できるサービスが始まった。

コネクテッド・インダストリーズ株式会社が運営する病児保育ネット予約サービス「あずかるこちゃん」は、病児保育施設の予約を、PCやスマホから24時間申し込めるサービス。居住区の位置情報から、マップで利用可能な近隣の保育室を表示してくれる。

保護者の登録は無料。LINEから予約、キャンセルなどの操作も可能だ。書類手続きもオンライン化し、働く親たちが使いやすいよう工夫している。「使いたいときに使えない」という病児保育の状況を解消する仕組みだ。また、施設側からのリマインド機能などもあり、今夏には施設と保護者とのコミュニケーション機能も追加される予定。

サービスを運営しているコネクテッド・インダストリーズは、病児保育のICT化、ネットワーク化を推進するために2017年に事業化。「安心して産み育てられる社会をつくる」を理念に、子どもたちと働く女性たちの課題解決をめざしていく。

すべての作業がオンラインで完結するため、登録施設側は、利用者からの予約電話に対応しなくて済み、保育に専念することができる。また、利用当日にキャンセルが出た場合、キャンセル待ちの予約者を繰り上げてくれるので、キャンセル対応にも追われずに済むのだ。

現在、導入施設を全国に拡大中で、まだオンラインに対応していない施設にも、検索マップから直接電話で予約を入れることができる。出社せざるを得ない、けれども子どもの体調が心配……そんな時に利用してみてはいかがだろうか。

「あずかるこちゃん」:https://azkl.jp/

トップ画像引用元:https://azkl.jp/

(text: HERO X 編集部)

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痛い乳がん検診はさようなら?10人に1人が乳がんに罹る時代に必要なテクノロジー

HERO X 編集部

わが国の女性のがん部位別罹患率1位の乳がん。罹患率も死亡率も増加傾向にある乳がんは、近年の統計では女性の10人に1人が罹患するという (2018 国立研究開発法人国立がん研究センターがん対策情報センター・最新がん統計より)。検診の必要性は百も承知なのに、痛みを伴うマンモグラフィを受けるのは…。気になってはいてもなかなか検診に足の向かない女性たち。今回はそんな痛みや苦痛から解放、気軽に早期発見につなげられる検診を紹介しよう。「着けるだけで乳がんを早期発見できるブラジャー」に「痛くないマンモグラフィ」とは。

着けるだけで乳がんを発見できるブラジャー。
お値段はたったの1万3千円!

乳がんの早期発見ができるという「EVA」。装着は1週間にたったの1度、1時間のみ。検出したデータをBluetoothでユーザーのタブレット内のアプリへ送信し、乳がんリスクを分析するという。約13,000円というお手頃な価格も魅力。

元記事URL:http://hero-x.jp/article/4068/

乳がん早期発見の救世主!?
痛くない、マイクロ波マンモグラフィが登場

乳房を押しつぶすようにして検査するこれまでのマンモグラフィとは異なり、乳房表面をなぞるようにスキャンするだけで乳房を3次元画像で映し出す「マイクロ波マンモグラフィ」。わずか数秒でがん組織を立体画像で映し出すことができ、被爆の心配もないという。

元記事URL:http://hero-x.jp/article/5729/

わが国の乳がん死亡率は増加傾向にあり、先進国の中でも検診受診率は最低基準だといわれている。欧米諸国と比較しても、日本の検診受診率は約30~40%というデータもあり、まだまだ乳がん検診に対する意識は低い。早期発見が出来れば怖くない乳がん。EVAやマイクロ波マンモグラフィが普及すれば検診のハードルはぐっと下がり、早期発見への意識が高まることが期待される。

(トップ画像引用元:https://evacenter.com/es/

(text: HERO X 編集部)

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