福祉 WELFARE

自分にぴったりのパラスポーツが探せるマッチングサイト

小泉恵里

自分に合うパラスポーツを見つけるマッチングサイト「マイパラ!」がオープンしました。いくつかの質問に答えるだけのカンタン診断で自分にぴったりのパラスポーツを探せて、さらにやってみたい!と思ったら近くのチームを検索、直接連絡することも出来る便利なサイトです。

まずはウェブサイトにアクセスし、障がいやスポーツの好みなどの8つの質問に答えると、27競技のパラスポーツの中から自分に最適なスポーツをいくつかオススメされます。さらに、やってみたい競技や自分の住む地域から参加可能なチームや競技団体を調べることができ、直接コンタクトを取れるのも嬉しいところ。



「一人ひとり得意なことも好きなことも違うからこそ、それぞれ異なった魅力のあるパラスポーツの中から自分に合ったパラスポーツ、”My Parasport”を見つけてほしいという想いで作りました」とマイパラのトップページにあるように、何かやりたいけど何が自分に向いているのか分からない人にとっては1つのきっかけになるサイトです。

このサイトの運営団体は日本財団パラリンピックサポートセンター(パラサポ)。開発費の一部を集めるために、A-portでクラウドファンディングを実施。599人から支援があり、目標の500万円を大きく超える約611万円を集めることに成功しました。

あなたに合うのはサッカー?スキー?それともバトミントン?スポーツを始める大きな一歩を踏み出すチャンスをくれる場になりそうです。

マイパラ!
https://www.parasapo.tokyo/mypara

(text: 小泉恵里)

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スポーツマンシップで社会問題を解決する!?「HEROs Sportsmanship for the future」ってなんだ

中村竜也 -R.G.C

アスリートと日本財団が手を取り、スポーツが持つ力を通して様々な社会問題の解決やソーシャルイノベーションの輪を広げていくことを目的に、元サッカー日本代表の中田英寿氏や元プロ野球選手の松井秀喜氏他17名の現役・引退選手によって発足された「HEROs Sportsmanship for the future」(以下、HEROs)。

“HEROs”は、日本財団が今まで培ってきた社会貢献活動に関する知識や経験、人的ネットワークをスポーツの持つ力と繋ぐことで、未来の財産である子どもたちに将来の夢や希望を与え、次世代に向けたより良い社会を創造する活動をするだけではなく、アスリートが競技場以外でスポーツマンシップを発揮できる場所として、中田英寿氏をはじめ、元プロ野球選手の松井秀喜氏、柔道全日本監督の井上康生氏など錚々たるメンバーがアンバサダーを務めていることでも注目されている。

では実際にこのHEROsがどのような動きをしているかが気になるところではなかろうか。その軸は3つあるという。まず1つ目は、社会と繋がるスポーツマンシップについて若手選手を中心に次世代の人材を教育、育成する「HEROs ACADEMY」。2つ目は、社会貢献活動をするアスリートや団体をマッチングさせ各々が持つ長所を発揮させる「HEROs ACTION」。そして3つ目は、スポーツの持つ力を社会貢献の中で発揮したアスリートを表彰する「HEROs AWARD」。といったように、社会貢献活動を普及させるためにこれらの軸を持ち活動しているのだ。

すでに海外では先駆的にこのような活動が行われており、モハメド・アリやアンドレ・アガシなどのトップアスリートが、ルーキー向けの社会貢献研修、個々に合わせた社会貢献プランの作成、NPOとのマッチングなどを行う専門団体「athletes for HOPE」を立ち上げるなど、活発な動きが世界の常識として見られるが、ここ日本ではまだ始まったばかりの取り組み。それだけに、競技を離れたアスリートの活動が実際に知られていない現実を、HEROsのようなプラットフォームを通して多くの方に知ってもらうことが、大切になってくるのではなかろうか。

オフィシャルサイト
http://sportsmanship-heros.jp/

[TOP動画 引用元]https://youtu.be/zT2KNxyD350

(text: 中村竜也 -R.G.C)

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