コラボ COLLABORATION

今はバブル!?2020後崩壊させないために【HERO X RADIO vol.3】

HERO X 編集部

ウェブマガジンの枠を超え、リアルに会い、リアルに繋がり、リアルに広がるしかけを作り出すメディア「HERO X」のラジオ番組『HERO X RADIO』。前回第3回のアーカイブ動画を公開、また次回の公開収録は3月8日(金)となっている。

リアルと繋がる場としてスタートしたラジオ番組『HERO X RADIO』は、Shibuya Cross-FM (http://shibuyacrossfm.jp/)にて、毎週第2・第4金曜 13:00-13:50 にオンエア中。渋谷のシダックススタジオから生放送でお届け、ネットからのリアルタイム視聴もできる。パーソナリティーを務めるのは「HERO X」編集長の杉原行里と、様々なプロジェクトや広告のプロデュースを手がける株式会社マグネットの佐藤勇介氏。毎回、次世代を見据えて活躍する“HERO”をゲストに迎え、日本のあるべき未来をディスカッション、番組内で出たゲストとのアイデアのうち、より具体性のあるものについては製品やイベントに落とし込むことまで考えていく番組となっている。

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過去公開動画はこちら
第3回 HERO X RADIO 放送内容:You Tube
第2回 HERO X RADIO 放送内容You Tube
第1回 HERO X RADIO 放送内容You Tube
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前回第3回目のゲストは、現役復帰し東京2020でメダル獲得をめざすプロ車いすランナーで北京2008 金メダリストの伊藤智也さん。

伊藤智也さん

伊藤智也 (いとう・ともや)
1963年、三重県鈴鹿市生まれ。プロ車いすランナー (バイエル薬品株式会社所属)。若干19歳で人材派遣会社を設立。従業員200名を抱える経営者として活躍していたが、1998年に多発性硬化症を発症。翌年より、車いす陸上競技をはじめ、2005年プロの車いすランナーに転向。北京パラリンピック 400M / 800Mで金メダル、ロンドンパラリンピック 200M / 400M / 800Mで銀メダルを獲得し、車いす陸上選手として、不動の地位を確立。ロンドンパラリンピックで引退を表明するも、2016年に現役復帰、2017年8月、HERO X (http://hero-x.jp/article/994/)にて東京2020で復活をめざすことを発表した。また、各種企業、団体、学校等年間30~50本。メディアへの出演、多数の著書や新聞の連載等をもつ。

ゲストの伊藤智也さんは、今年56歳になるトップ車いすレーサー。杉原との出会いは2016年9月、チューリッヒで開催されたテクノロジーによる身体拡張の競技大会「サイバスロン」にて、伊藤さんは和歌山大学チームのパイロットを務めていた。なんと出会って5分(!)、2012年ロンドンで引退した伊藤さんに「世界で一番早いマシンを作るからもう一回走りませんか?」と杉原が声をかけ、意気投合したという。

今回のテーマは「一歩先のパラスポーツ」。東京2020まであと1年弱となった今できることや、2020をひとつの契機として成される技術や文化をその後いかに継承していくかなど、HERO X 編集長・杉原が斬り込んでいく。

東京2020を目前にして、パラアスリートには緊張感が生まれていると同時にパラスポーツは今、変化を遂げるタイミングにある。

伊藤さんの競技・車いすレースも、F1のようなモータースポーツとして徐々に認識されてきているという。車いすレースで特徴的なのはレーサーと呼ばれるマシン。このマシンが起点となっていくだろうと、3人の話は進む。パラスポーツで勝つには、選手個人の力はもちろんのこと、競技で勝てるマシンが必要になり、マシンの性能が上がれば産業にも競争が生まれ、さらなる技術革新が起こる。「例えばコンストラクターズポイント(入賞したマシンの製造メーカーに与えられるポイント)などをつくってみたら?」などと、パラスポーツをきっかけに切磋琢磨しおもしろい未来をつくっていきたいと、話は膨らむ。

後半では、観戦をエキサイティングにするアイデアについても話が繰り広げられる。やはり競技として観客動員を増やすことが必要だ。「デジタルの掲示板で世界記録と競わせたら?」「風の流れや空気力学がみえたらおもしろい」「競技者にもカメラをとりつけたら?」等々、“アスリートが何と戦っているか”を明確にし、見てる側とのコミュニケーションが図れることが重要だという。

やはりキーワードはエンターテイメントのようだ。ぜひ公開動画をチェックしていただきたい。

また、次回第4回目となるオンエアは、3月8日(金)13時~。

シドニーパラリンピック車いすバスケットボール元日本代表チームキャプテン。現在は、アスリートネットワーク副理事長、日本パラリンピック委員会運営委員、日本パラリンピアンズ協会副理事長、Adapted Sports.com 代表を務め小・中・高等学校などに向けて講演活動を行うなど、現役時代から四半世紀にわたり、パラスポーツの普及や理解促進に取り組んでいる根木慎志さんをゲストに迎え、どんな話が繰り広げられるのか。どうぞご期待ください。

根木慎志さん

根木慎志 (ねぎ・しんじ)
1964年9月28日、岡山県生まれ。シドニーパラリンピック車いすバスケットボール元日本代表チームキャプテン。現在は、アスリートネットワーク副理事長、日本パラリンピック委員会運営委員、日本パラリンピアンズ協会副理事長、Adapted Sports.com 代表を務める。2015年5月、2020年東京パラリンピック大会の成功とパラスポーツの振興を目的として設立された日本財団パラリンピックサポートセンターで、推進戦略部「あすチャレ!」プロジェクトディレクターに就任。小・中・高等学校などに向けて講演活動を行うなど、現役時代から四半世紀にわたり、パラスポーツの普及や理解促進に取り組んでいる。

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HERO X RADIO
毎週第2・第4金曜 13:00-13:50 ONAIR
http://shibuyacrossfm.jp/

(text: HERO X 編集部)

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HEROQUEST ワクワクする聴く冒険プログラム#74 #75

HERO X 編集部

ワクワクする未来の社会を創造する聴く冒険プログラムをお届けする。ZIP FM オフィシャルPodcast番組「HEROQUEST」。この番組では、「社会の課題」を解決し、「未来の社会」のインフラを整える開発者やエンジニア、起業家たちを「HERO」として迎え、いま、起きている「進化」の最前線を紹介する。

今回は「空のイノベーションが社会をどう変える?」をテーマに、ANAホールディングス株式会社の保理江裕己さんをゲストに迎え「空飛ぶクルマ」の最前線を伺う。保理江さんはANAホールディングスでエアモビリティ、すなわち「空飛ぶクルマ」の事業化に取り組んでいる。
実現が目の前に迫りつつある「空飛ぶクルマ」。ANAホールディングスが目指しているのは「空飛ぶクルマ」を街の中で飛ばし、都市型の公共交通機関として使うサービスの実現。電車やバス、タクシーのように「空飛ぶクルマ」を移動手段として使うようになる……そんな未来の社会、そして私たちの暮らしの変化についてトークを展開する。
後半の放送では「空飛ぶクルマ」が実現することで生まれる、さまざまなビジネスチャンスのヒントに迫る。未来の街、そこに生まれる新たな「仕事」や「役割」とはどんなものなのか。「空飛ぶクルマ」がもたらす未来が見えてくる、今回も必聴の放送だ。

<ゲストプロフィール>
ANAホールディングス株式会社・保理江裕己
2009年4月全日本空輸株式会社入社、航空機運航における運用技術や航空機整備における技術業務に従事した後、2016年7月よりデジタル・デザイン・ラボにて新規事業を担当。

現在、ANAホールディングス株式会社 未来創造室 モビリティ事業創造部 エアモビリティ事業 グループリーダーとして、エアモビリティプロジェクトを担当(ドローンプロジェクト兼務)。

経済産業省 始動Next Innovator 2017 最終選抜、内閣府宇宙ビジネスアイデアコンテストS-booster2018ファイナリスト。

保理江氏を取材した過去の記事はこちら ▶ http://hero-x.jp/article/10595/

「HEROQUEST」はポッドキャストで無料配信中
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未来の社会をデザインするHEROを迎える【聴く冒険プログラム】。

今回は
ANAホールディングス株式会社
未来創造室 モビリティ事業創造部
エアモビリティ事業 グループリーダー
保理江裕己さんをお迎えして
「空飛ぶクルマ」の最前線を冒険します!

実現が間近に迫りつつある「空飛ぶクルマ」。
今回は、その空飛ぶクルマが行き来する社会を創造しながら
未来の「暮らし」を考えます!

進化の過渡期を生きる「現代」を
もっとワクワクさせてくれるエピソードが盛り沢山です!!

https://zip-fm.podcast.sonicbowl.cloud/podcast/46407779-eadd-49f1-9d5c-bbde346ddb7c/

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(text: HERO X 編集部)

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