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耳が聞こえなくても音が聞こえる!骨伝導イヤホンの進化

HERO X 編集部

いつでも音楽と一緒に過ごしたい、そんな人たちにとっては欠かせないイヤホン。ランニングやジムでのトレーニング、通勤や通学のお供として、音楽を楽しむ人は多い。だが、音量により、周りの音が聞こえにくくなり、事故に遭うリスクが高まるなどの弊害があった。それを解決してくれるのが、骨伝導技術を利用したイヤホン。BoCo株式会社 は、鼓膜を使わずに音を聴く新世代イヤホンシリーズ「earsopen®」の最新機種となる骨伝導イヤホン Headset Type『FIT BT-1』の一般販売を開始した。

従来のイヤホンは耳の中で空気の振動をとらえる「気導音」の方式を使い、音を聞かせていた。これに対して骨伝導とは、字のごとく、骨に音の振動を伝えることで聞こえるようにする方法。このため、骨伝導イヤホンは聴覚が弱い人でも音楽を楽しめるイヤホンとして周知されはじめている。すでに数社から骨伝導イヤホンの販売がはじまっているが、同社は、独自の最新技術であるAVV技術によりearsopen®️Device を正しく振動させ、骨伝導能力を飛躍的に高めたとしている。

見た目もスタイリッシュで、耳を塞がないため、音楽を楽しんでいる最中でも、周りの音を聞き取ることができるとしている。また、雨の日でも安心の防水設計。骨伝導技術はまさに音のバリアフリー化といえそうだ。価格は17,880円(税抜)。詳しくはhttps://boco.co.jp/fit/まで。

(text: HERO X 編集部)

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スポ庁×SPORTS TECH TOKYO「イノベーションリーグ大賞」スマートシューズが大賞受賞

株式会社no new folk studio(代表 菊川裕也氏)と株式会社アシックスが共同開発した、スマートシューズ「EVORIDE ORPHE(エボライドオルフェ)」がスポーツビジネスの新しい取り組みを表彰する「イノベーションリーグ大賞」において、大賞を受賞した。スポーツ庁とSPORTS TECH TOKYOが協同で開催する「INNOVATION LEAGUE」は、スポーツオープンイノベーションプラットフォーム(SOIP)構築の推進を目的としたプログラム。今回は、スマートシューズ分野を牽引するスタートアップと、日本を代表するスポーツメーカーが協業し、AIによるパーソナルコーチングの新市場を開拓したことなどが評価されての受賞となった。

スマートシューズ「EVORIDE ORPHE(エボライドオルフェ)」は、履いて走るだけでランニング中の足の動きをデータ化、一人ひとりの走り方の特徴を可視化し、目標達成をサポートするというもの。シューズ開発に関わったno new folk studio代表・菊川氏の開発に対する思いはHERO X対談記事でも配信している。


前編:人の走りを可視化したスマートシューズがアスリートを変える!?「ORPHE TRACK」開発者・菊川裕也が見る夢
http://hero-x.jp/article/9022/

後編:センシング技術と即自的インターフェースが導く未来「ORPHE TRACK」開発者・菊川裕也が見る夢
http://hero-x.jp/article/9029/

近年、増加傾向にあったランニング人口。コロナ禍の運動不足を近場ランで解消する人もいるだろう。センシングが生活のQOL向上に直接的な関わりをもってきた一つの事例としても面白い。

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(トップ画像引用元:https://orphe.shoes/news/2021/02/26/win-innovation-league-award/

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