コラボ COLLABORATION

「CHIMERA GAMES vol.6」、9月29日・30日にお台場で開催!お子様づれも大歓迎!!

HERO X 編集部

ぶっちぎりでカッコイイ 「CHIMERA GAMES」が9月29日(土)と30日(日)の2日間、お台場特設会場で開催される。エクストリームスポーツとストリートカルチャー、音楽を融合し、独自の世界観で観客を楽しませてくれるこのイベントに、今年は「HERO X」もブース参加。編集長 杉原行里もステージ上でコメントをする予定だ。

世界トップクラスのライダーが集結

毎回“進化”を見せる「CHIMERA GAMES」が5月に続き再びお台場を盛り上げる。世界初のFMX(フリースタイルモトクロス)競技のタッグマッチをはじめ、今回は目玉イベントが盛りだくさん。中でも注目したいのは「CHIMERA  A-SIDE」。スケートボード、BMXストリートパーク、BMXフラットランド、インラインスケートの4競技で、賞金総額1200万円を賭けた世界大会を開催する。この大会には世界を股にかけて活躍するトップライダーたちが集結、観客の真上を飛ぶ迫力のパフォーマンスは必見。華麗な技を間近で見られるのはまたとないチャンスだ。

VR車いすレーサー体験

「CHIMERA GAMES」の魅力は見るだけでは終わらない。会場にはこのイベントのためだけに作られるスペシャルなPARK AREAが出現する。ビギナーからプロまで楽しめるレールやランプが充実! スケーターはもちろん、BMXやインラインスケートなど、どのジャンルの人でも楽しめるようにできている。また、 VR車いすレーサー体験では、(株)ワントゥーテンが、車いすVRレーサー「CYBER  WHEEL(サイバーウィール)」を展示する。パラ陸上のレース用車いすを未来型にリデザインし、VRゴーグルと合わせることで西暦2100年のTOKYOを走り抜ける疑似体験ができるというもの。最高時速60Kmにもなる車いすレースの世界を是非味わっていただきたい。また、今回初参加となるRDS社は、新しいwheel chair/mobilityの発表と提案をする予定だ。

画像RDS社

ますます充実!キッズが楽しめるイベント

意外と知られていないのが、子連れウェルカムなイベントということ。新しいスポーツとの出会の場を提供してくれるTRY AREAでは、フリースタイルフットボールやバスケット、最近キャンプ場などでも見かけるクラックラインをはじめ、おなじみのスケートボードやBMXなどなど、幅広いストリートスポーツを体験することができるのだ。また、芝生エリアではKIDSヨガも開催。世界各国の音楽やダンスが楽しめるLIT AREAではフラメンコの踊り方を教えてもらえるワークショップなども開かれる予定だ。詳しい情報はHPをチェック。中学生以下無料というのも子連れには嬉しいポイント。子どもだけでなくペットもOK。秋のはじまり、大人から子どもまで楽しめるイベントをお台場で満喫してみては。

「CHIMERA GAMES」公式HP
https://games.chimera-union.com/

(text: HERO X 編集部)

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まるでアクセサリー!光で雰囲気を変えられる 激カッコイイ車いす

HERO X 編集部

HERO X編集長対談(http://hero-x.jp/article/9822/)がきっかけで浮上した地下アイドル『仮面女子』メンバー、猪狩ともかさんのステージ用車いす改造計画。チームHERO Xが手がけたとびきりカッコイイ車いすがついに完成の時を迎えた。

地下最強アイドルの車いすを、
デザイン最強HERO Xチームが大改造

地下最強の称号を持つ地下アイドルグループ『仮面女子』。メンバーの1人、猪狩ともかさんは突風により倒れた看板の下敷きになったことがきっかけで、車いすユーザーとなった。そんな彼女のためにステージ用車いすをプレゼントした武井壮さん。ところが、毎ステージの激しいライブで酷使したためか、光るはずの部分が所々光らなくなっていました。そんな話しがHERO X編集長対談で出たことをきっかけに始まった猪狩ともかステージ用車いす改造計画。株式会社RDSのデザイナーチームとエンジニアチームが力を合わせてモデルチェンジを施した車いすがついに完成の時を迎えた。

ベースになったのは日本車椅子バスケットボール連盟のオフィシャルパートナーを務める松永製作所が作っているバスケットボール用車いすだ。激しいぶつかり合いにも耐えられるよう、前面部分に車のようにバンパーが設けられている他、両サイドのメインの車輪も通常の車いすと比べ、少し斜めに設計されているのが特徴だ。また、機敏な動きに対応するため、丈夫なフレームの後端にも小型キャスターを装備し、転倒を防いでいる。

改造前の猪狩さんモデル。

猪狩さんが使いやすいように、背面には通常のバスケ車では見られない介助用のハンドルが取り付けられているほか、電源用バッテリーを搭載するため、シート下には電装品を納める箱も取り付けられていた。シートの高さもステージでの見栄えを考慮して、高めに設置されている。こうしたカスタマイズが施されていた松永製の車いすをベースに改造計画は始まった。

猪狩さんから出ていた希望は「ヘアアクセサリーのように、その日の服に合わせて雰囲気を変えられる車いすにしたい!」というもの。アイドルである猪狩さんは曲によって衣装が替わるため、衣装に合わせて雰囲気を変えたいというオーダーだ。HERO Xは“誰もが乗りたくなる車いす”を目指して車いすWF01を手がけた株式会社RDSのデザインチーム、エンジニアチームを招集、猪狩ともかモデル車いすの改造に取りかかった。

株式会社RDSが開発した車いす『RDS WF01』

チームRDS プロダクトデザイナー
小西哲也が魔法をかけた車いす

デザインを担当したのはチームRDSでプロダクトデザインを担当する小西哲也氏だ。前面に突き出したバンパーとレッグサポート部分にカバーを装着、また、むき出しになっていたメイン車輪の骨組み部分はホイールカバーを付けることで大きく変化させた。

ホイールカバーはバスケ車やラグビー車など、激しくハンドリム操作をするスポーツ用車いすの他、電動アシスト車いすで指のケガを防止する目的で付けられはじめたものなのだが、最近ではファッションとして、いろいろな柄のものを日常用車いすにつける人も出てきている。しかし、今回は電飾を車体に付けて色の変化を見せたいため、既製のホイールカバーは使わずに1から製作することに。光が映えてくれるように調光の出具合も考えながらデザイン作業は進められていった。しかし、はじめての試みに失敗はつきもの。最初の試作品は、カバー全体から光が漏れてしまう結果に。試作を繰り返し、ようやくたどり着いたのがこのカバーだ。

激変した車いすに「大満足です!」と仮面姿で乗ってくれた猪狩さん

仮面女子のカラーや雰囲気に合わせて色はマットな黒をチョイス。塗料だけでなく、カバーの素材選びも慎重を期したと言う。製作を手がけたRDS中村耕太氏は「ホイールカバーで車輪の重量が増すと、車いすの機敏さが大きく損なわれてしまう。軽くて万が一の破損時にも修理が気軽にできるように内部構造に気を使いました。重量を気にするところなどは、レーシングカーの開発と繋がるところがあります」と、今回の改造に対するこだわりを聞かせてくれた。

猪狩さんのオーダーを最大限に叶えるため、もともと電飾の色も遠隔操作で変えられる仕様だったが、発光色がさらに際立つように工夫した。猪狩ともかモデルの完成は、誰もが乗りたくなる車いすへ向けて、手軽にできるカスタマイズ化の流れを引き起こすきっかけとなるのだろうか。猪狩さんのこれからの活躍と共に今後も注目していきたい。

(text: HERO X 編集部)

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