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WOWOWドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」にアルペンスキー世界王者森井大輝が登場!

平山 麻衣子

パラスポーツの競技だけでなく、人生においても自信に満ちあふれたアスリート達が放つ「これが自分だ!」という輝きを描いたIPC&WOWOW パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ「WHO I AM」2017年10月に放送開始されたシーズン2。2月4日から放送される冬季競技に、アルペンスキーの森井大輝選手が登場する。

アルペンスキーはパラリンピックの全競技中、最も早いスピードで競い合う冬の花形競技だ。チェアスキーの滑降速度は、最大で時速100kmを超える。森井選手は2002年ソルトレイクパラリンピックへ初出場すると、数々の国際大会で結果を残していく。4度のパラリピックで獲得したメダルは、銀メダル3枚と銅メダル1枚。また、IPCアルペンスキーワールドカップでは3度年間総合優勝を飾っている。

しかし、世界王者森井が唯一手にしていないのが、パラリンピックの金メダルだ。「金メダルは僕を応援してくれている人たちへ恩返しをする意味でも、必ず欲しいもの」と語る森井選手。特別な思いを抱えながら、2018年3月にピョンチャンパラリンピックへと挑戦する。

IPC&WOWOW
パラリンピック・ドキュメンタリーシリーズ WHO I AM シーズン2
2月4日(日)冬季競技3番組放送スタート!
2月3日(土)、4日(日)夏季競技5番組放送
2月18日(日)よる9:00 WOWOWプライム
悲願の金メダルを狙う世界王者:森井大輝
詳しくは番組オフィシャルサイト
http://www.wowow.co.jp/sports/whoiam/
https://www.parasapo.tokyo/interview/6/

(text: 平山 麻衣子)

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マシンを操り巧みにゴール!「Powerchair Football」って知っている?

HERO X 編集部

バスケットボールのコートの中を勢いよく走り抜ける電動車いす。車いすの先についたフットガードを使い、繊細なパスを繰り広げて選手たちはゴールを狙う。このスリリングな競技を知る人が今、日本でどれほどいるだろうか。最高時速は10キロ。小さなピッチの中ではその早さに驚くだろう。男女の性別も、ハンディキャップのあるなしにもこだわらない、まさにボーダレスなスポーツがこの「Powerchair Football」だ。

この競技の日本名は電動車椅子サッカー。国内の競技人口は500人を超えるとも言われる新しいジャンルのサッカーだ。動画に映し出されている通り、世界大会も開かれるほど、競技人口は広がりを見せている。日本では1982年に入ってきたスポーツで、まだその歴史は浅い。当時、大阪市の身体障がい者スポーツセンターに勤めていた現協会名誉顧問の山下義則氏が、アメリカやカナダなどで行われていた「パワーサッカー」にヒントを得て考案されたスポーツだ。電動車イスを操ることができる人ならば誰でも競技を楽しむことができる。

国内各地域に協会が組織化され、スポーツとしての認知が高まりだしており、年々その競技人口は増えている。ルールは簡単。ゴールキーパーを含む4人が1チームとなり、2本のゴールポストでできたゴールを狙うというもの。ピッチサイズは14〜18メートル×25メートルから30メートル。室内競技のため、天候の影響も受けにくい。世界大会のルールでは最高時速は10キロ以下。国内では6キロ以下と定められているが、この範囲内ならばどれだけ早いマシンを使ってもよいらしい。

国際大会に繋がる公式戦などはハンディのある人しか出場できないが、普段の大会では、ハンディのあるなしも関係ないため、誰でも楽しむことができるスポーツなのだ。サッカーと同じようにワールドカップも開催されており、実は日本は、2013年のアジア太平洋オセアニア選手権では優勝を納め、2017年に行われた第3回FIPFAワールドカップフロリダ大会にも出場、なかなかの強さを誇る。試合の情報は同協会の公式FBページなどで随時アップされているので、白熱の試合を生で見てほしい。

[TOP動画引用元:https://vimeo.com/224964220

(text: HERO X 編集部)

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