コラボ COLLABORATION

仮面女子・猪狩ともかのステージ用車いす改造計画レポート「私の車いすが全然違う子みたいになっていた!」

猪狩ともか

はじめまして。地下アイドルグループ『仮面女子』の猪狩ともかです。HERO Xの編集長・杉原行里さんとの対談をきっかけに、本当にスタートすることになった私のステージ用車いす改造計画! 先日、ご協力いただいている株式会社RDSさんの埼玉本社を訪れ、改造途中の車いすに初めて対面してきました。

扉を開けたその先に現れたのは「誰?!この子?ぜんぜん違う子みたい!」と思わず叫んでしまったくらいカッコよく別人になりつつある私の車いすでした(驚)。

デザイナーでもある杉原編集長をはじめ、iF Design Gold Award、Good Design Award金賞など数々の実績を残すプロダクトデザイナーの小西哲哉さんなどHERO Xのプロジェクトチームメンバーの方々が今回の車いすカスタマイズ化を手がけてくれています。

ベースとして使っているのは武井壮さんがプレゼントしてくださった車いすバスケ用の車体です。

実はこれ、ステージで使用中に光る部分が故障してしまったんです。そんな話をHERO Xの対談で杉原編集長にお話ししたところ、編集部のみなさんが私の車いす改造プロジェクトを立ち上げてくださいました! 仮面女子のステージにマッチした装飾を施していただけることに感謝感謝です。今日はタイヤのホイール部分の色をどうするかなど、いろんなことをご相談。杉原編集長とも「あの色がいいかな?やっぱりこの色が良さそうかな?」と、たくさん相談してきました。

光りかたもすごくカッコよくなっています! ライトの色もいろいろと変わるみたいで、もうこれは衣装であり、舞台装飾の一部と言っても良いくらい、すごいことになっています。

これからホイールカバーなども作っていただき、私専用のステージ用車いすになる予定です。もうすぐ仮面女子を卒業するのですが、卒業前に行われる仮面女子の単独ライブでのお披露目を目指してHERO Xの“猪狩ともか ステージ車いす改造計画プロジェクト”チームの皆さんが頑張ってくれています。ファンの皆さん、車いす負けしないように私もライブ頑張ります! 楽しみにしていてください。

(text: 猪狩ともか)

  • Facebookでシェアする
  • LINEで送る

RECOMMEND あなたへのおすすめ

コラボ COLLABORATION

モビリティ新時代・熱い視線が注がれる車いす型モビリティとは?【HERO X RADIO vol.29】

HERO X 編集部

ウェブマガジンの枠を超え、リアルに会い、リアルに繋がり、リアルに広がるしかけを作り出すメディア「HERO X」のラジオ番組『HERO X RADIO』。前回第28回のアーカイブ動画を公開、また次回第29回の収録は6月12日(金)となっている。

車いすバスケ界のレジェンド
根木さんが登場

リアルと繋がる場としてスタートしたラジオ番組『HERO X RADIO』は、Shibuya Cross-FM(http://shibuyacrossfm.jp/)にて、毎週第2・第4金曜 13:00-13:50 にオンエア中。渋谷のシダックススタジオから生放送でお届け、ネットからのリアルタイム視聴もできる。

第29回となる今回のゲストは、車いすバスケ界のレジェンドこと根木慎志さん。「モビリティと車いす」をテーマに、HERO X編集長・杉原行里とプロデューサー・佐藤勇介が話を伺う。

根木慎志(ねぎ・しんじ)
1964年9月28日、岡山県生まれ。シドニーパラリンピック車いすバスケットボール元日本代表チームキャプテン。現在は、アスリートネットワーク副理事長、日本パラリンピック委員会運営委員、日本パラリンピアンズ協会副理事長、Adapted Sports.com 代表を務める。2015年5月、2020年東京パラリンピック大会の成功とパラスポーツの振興を目的として設立された日本財団パラリンピックサポートセンターで、推進戦略部「あすチャレ!」プロジェクトディレクターに就任。小・中・高等学校などに向けて講演活動を行うなど、現役時代から四半世紀にわたり、パラスポーツの普及や理解促進に取り組んでいる。

待ちに待ったHEROXラジオ再開!!

本日公開となった第28回のオンエア。約2か月ぶりの放送となった今回、収録現場もコロナ対策がされていた。杉原と佐藤のソーシャルディスタンスを保つため、スタジオ内には透明なアクリル板が設置されていた。区切られた環境での収録となったが、2人は以前と変わらず元気な姿で明るい掛け合いを見せた。

また、本日公開となった前回放送分を含め、これまでの放送はこちらで視聴できる。
−−−−
過去の放送はこちら:https://www.youtube.com/channel/UCt2HDo14Sim08vmCP_lok-Q
−−−−

それぞれ自粛期間中にどんな過ごし方をしてきたかを語った前半、たくさんの本を読むことができ、意識の持ち方や今の状況をどう考えるかを改めて思考し直すきっかけとなったという2人。自粛生活には向いていない…と杉原は言うものの、世界の止められない変化を前向きにとらえて、そこに「介入していくテクノロジーを開発していかないと!」とあくまでも前向きだ。

そして話題は「Aʼ Design Award & Competition 2020」でのプロダクト入賞へと切り替わる。喜びにあふれる2人だが、エントリーした3つのプロダクト「RDS WF01」「RDS WF01TR」「RDS SS01」の入賞順位が予想外だったという。

後半は今後、世の中がどう変わっていくか、どうこの状況を前向きにとらえて行動していくかという議論に発展。佐藤は、慌てない国になるために「一人ひとりが意識を変えていくことが大事」だと語り、これからは自粛期間中に皆が話し合い練っていたプランをアクションに移行していくタイミングだと意気込んだ。そして杉原が考える、物価や価値の見直しとは?

思うように活動できなかった期間も決して開発の手を止めなかったというチームRDSへの期待はもちろん、常に前向きに物事をとらえ変化に対応していこうとする姿勢に、きっと心動かされるだろう。

(text: HERO X 編集部)

  • Facebookでシェアする
  • LINEで送る

PICK UP 注目記事

CATEGORY カテゴリー