コラボ COLLABORATION

仮面女子・猪狩ともかのステージ用車いす改造計画レポート「私の車いすが全然違う子みたいになっていた!」

猪狩ともか

はじめまして。地下アイドルグループ『仮面女子』の猪狩ともかです。HERO Xの編集長・杉原行里さんとの対談をきっかけに、本当にスタートすることになった私のステージ用車いす改造計画! 先日、ご協力いただいている株式会社RDSさんの埼玉本社を訪れ、改造途中の車いすに初めて対面してきました。

扉を開けたその先に現れたのは「誰?!この子?ぜんぜん違う子みたい!」と思わず叫んでしまったくらいカッコよく別人になりつつある私の車いすでした(驚)。

デザイナーでもある杉原編集長をはじめ、iF Design Gold Award、Good Design Award金賞など数々の実績を残すプロダクトデザイナーの小西哲哉さんなどHERO Xのプロジェクトチームメンバーの方々が今回の車いすカスタマイズ化を手がけてくれています。

ベースとして使っているのは武井壮さんがプレゼントしてくださった車いすバスケ用の車体です。

実はこれ、ステージで使用中に光る部分が故障してしまったんです。そんな話をHERO Xの対談で杉原編集長にお話ししたところ、編集部のみなさんが私の車いす改造プロジェクトを立ち上げてくださいました! 仮面女子のステージにマッチした装飾を施していただけることに感謝感謝です。今日はタイヤのホイール部分の色をどうするかなど、いろんなことをご相談。杉原編集長とも「あの色がいいかな?やっぱりこの色が良さそうかな?」と、たくさん相談してきました。

光りかたもすごくカッコよくなっています! ライトの色もいろいろと変わるみたいで、もうこれは衣装であり、舞台装飾の一部と言っても良いくらい、すごいことになっています。

これからホイールカバーなども作っていただき、私専用のステージ用車いすになる予定です。もうすぐ仮面女子を卒業するのですが、卒業前に行われる仮面女子の単独ライブでのお披露目を目指してHERO Xの“猪狩ともか ステージ車いす改造計画プロジェクト”チームの皆さんが頑張ってくれています。ファンの皆さん、車いす負けしないように私もライブ頑張ります! 楽しみにしていてください。

(text: 猪狩ともか)

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京都の健康を“歩き”で守る!? ロボット使った歩行健診スタート

HERO X 編集部

 京都の地域医療を支える医療法人社団洛和会は、健康寿命延伸を目指し、歩行健診をスタートさせる。ヘルステック領域で開発を進める。歩行解析ロボット「CORE-Ler」を開発した株式会社RDSと進めるもので、その人の歩行姿勢の変化などから転倒の可能性などを予測、患者それぞれに合った適切なリハビリの提案に役立てる。

歩行解析ロボットCORE-Lerは、対象者の前方で対象者の歩行に合わせて動きながら搭載した3Dカメラによって歩行を撮影、歩行姿勢などを計測しながら分析することができる装置だ。健康診断のように継続して行えば、個人の歩き方の変化を見える化することができる。近年、歩行の変化は身体機能の衰えだけでなく、早期認知症の発見や、患者が抱える疾患の進行度を測るバロメーターとしても注目が集まっている。洛和会は計測したデータの活用により、一人一人の患者にあった最適なリハビリテーションプランの提案に用いる他、歩行解析による病気の早期発見に向けての研究にも協力する方針だ。

洛和会は京都府内で病院や介護施設、健診センターなど45施設を運営する法人で、看護学校など医療に携わる人への教育も行っている。洛和会理事長の矢野裕典氏は「株式会社RDSは、医療ではないところで開発研究に取り組んでおられることが強み。私たち医療者は、現場目線の意識が強く、デザイン性などは重要視できない。違う目線で、違う職種の人たちと共に取り組めることが楽しみです」と話している。

(text: HERO X 編集部)

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