コラボ COLLABORATION

【HERO X RADIO vol.36】どうなる未来のスマートタウン!住むだけで健康になる街はできるのか?

HERO X 編集部

ウェブマガジンの枠を超え、リアルに会い、リアルに繋がり、リアルに広がるしかけを作り出すメディア「HERO X」のラジオ番組『HERO X RADIO』。前回第35回のアーカイブ動画を公開、また次回の収録は10月23日(金)となっている。

結局、スマートタウンってなに?

リアルと繋がる場としてスタートしたラジオ番組『HERO X RADIO』は、Shibuya Cross-FM(http://shibuyacrossfm.jp/)にて、毎週第2・第4金曜 13:00-13:50 にオンエア中。渋谷のシダックススタジオから生放送でお届け、ネットからのリアルタイム視聴もできる。

第36回となる今回のゲストは、株式会社 Secual CSOの府川 誠二さん。「未来のスマートタウン」をテーマに、HERO X編集長・杉原行里とプロデューサー・佐藤勇介が話を伺う。

府川 誠二(ふかわ・せいじ)
株式会社 Secual CSO。2004年、制作会社を設立。CGアプリ制作などデジタルを活用した事業を手掛ける。2011年、デロイトトーマツコンサルティングのデジタル事業部の立ち上げに従事し、様々な業界大手のコンサルティング、新規事業の立ち上げに携わる。また画像解析スポーツテック、AR/VR事業など新しい技術で事業を立ち上げる。元サッカー日本代表監督岡田武史さんのイノベーションディレクターとしてスポーツDXにも取り組んでいる。2014年には不動産のデジタル化推進の会社を設立し、スマートホームIoT、業務管理システムなど不動産テック事業を展開。現在は画像認証、顔認証を使ったサービス開発などを進め、2019年から株式会社 SecualのCSOに就任。スマートホームセキュリティから、スマートタウン事業への進展進化を進めるため、各企業とのアライアンスや事業開発を推進。

みんなが住みやすい街はどこ?
移動から見たスマートタウン

第35回となる今回のゲストは、元チェアスキー日本代表で国会議員の横沢高徳さん。「移動と車いすの可能性」をテーマに、HERO X編集長・杉原行里とプロデューサー・佐藤勇介が話を伺った。

本日公開となった前回放送分を含め、これまでの放送はこちらで視聴できる。
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過去の放送はこちら:https://www.youtube.com/watch?v=k-HQFyhlQr8
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横沢高徳(よこさわ・たかのり)
1972年、岩手県紫波郡矢巾町生まれ。小学3年生の頃にポケバイに乗りはじめ、その後モトクロスに没頭。スズキ(株)のテストライダーを経て22歳で国際A級ライセンスを取得。1997年、練習中に事故を起こし脊髄を損傷する。1999年にチェアスキーと出会い、以後、国内外の大会で好成績を残す。2010年、日本代表としてバンクーバーパラリンピックアルペンスキーに出場。(大回転21位)。2019年、第25回参議院議員選挙にて岩手選挙区より出馬(無所属)。初当選を果たすとともに、同年、国民民主党入党。

元モトクロスバイクレーサーでもある横沢議員。前半は没頭していたモトクロスの魅力を杉原と共にたっぷりと語ってくれた。国民民主党に入党したときの杉原との知られざるストーリーも飛び出した。RDSが開発した車いす・WF01で国会内を走行した横沢さんの「久々に風を切った!」という言葉には、車いすの可能性を感じることができた。

後半は、スマートタウンについての議論に。モビリティーに関する大きな革命を起こしやすいのは地方なのではないか?と前置きし、地方が抱えている課題について岩手県を例にアイデアを出していった。こうしたら?これ使ったら?と3人の提案がたたみかけられ、スマートタウンの想像がどんどん膨らんでいく様子は必聴だ。

島根で行われたモータースポーツの市街地レースを岩手県でやらないか?など、杉原のアイデアが炸裂。市街地レースが地方から始まり全国で開催されれば、街の活性化・モータースポーツの普及はもとより、街の移動手段を考えるきっかけにもなり、持続可能な有益な事業になる!という杉原と佐藤の熱意のこもった壮大な企画のプレゼンテーションを真摯に受け止める横沢さん。時間いっぱいに語りつくした3人は、未来を作るには夢を語り、口に出すことが大切だと締めくくった。全国で市街地レースが開催される日は近いだろうか?

(text: HERO X 編集部)

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起業魂の種を蒔け!SusHi Tech Tokyo中高生・大学生のアントレプレナーシップ(起業家精神)を育む取り組みとは

HERO X 編集部

近年、新学部創設に沸く武蔵野大学。日本初の「アントレプレナーシップ学部」設置のニュースはまだ記憶に新しい。ここで学部長を務める伊藤羊一氏は、60万部のベストセラー『1分で話せ』などの著者としても知られる人物。この伊藤氏が仕掛ける若者に向けのアントレプレナーシップを磨く講座が東京都で開催中のSusHi Tech Tokyoで体験できる。いったいどのようなものなのか。

アントレプレナーシップは子どもの頃から養うことが大切
伊藤羊一氏監修「みらい発明起業講座」

日本語では「起業家精神」と訳されることが多いアトレプレナーシップ。武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(愛称:武蔵野EMC)の公式サイトにはこう記されている。

アントレプレナーシップ(起業家精神)とは、高い志と倫理観に基づき、失敗を恐れずに踏み出し、新たな価値を見出し、創造していくマインドです。

(武蔵野大学アントレプレナーシップ学部公式サイトより引用)
https://emc.musashino-u.ac.jp/

若い世代のアントレプレナーシップを育むため、この学部の開設に構想段階から関わってきた学部長の伊藤羊一氏。もともとヤフーやZホールディングスの企業内大学Yahoo!アカデミア(現LINEヤフーアカデミア)、Zアカデミアで、リーダーの人材育成に携わってきた。「起業に大切なことは、まずやってみること。失敗しながらでも新しいことをやっていこう、そういう精神を育みたい」と伊藤氏は話す。

武蔵野EMCの教員は、ベンチャー企業の経営者など実務家が務める。カリキュラムは「マインド科目」「事業推進スキル科目」「実践科目」の実践中心で、授業の中で実際に起業を目指していくなど、実際の起業に必要な力を付けることが出来る内容だ。

東京都で開催中のイベント「SusHi Tech Tokyo 2024」ショーケースプログラムでは、その伊藤氏監修の「みらい発明起業講座」が開催される。

プログラムでは中学生、高校生を対象に、実際にビジネスの現場で使われている発想法やフレームワークを使いながら、新たなビジネスアイデアを生み出し、形にするところまでを体験することができる。

大人と比べ、物事を柔軟に考えられる子どもたち。「起業するっておもしろい、新しいことを作ってみよう、と思ってもらえたら」と伊藤氏。ラジオHERO Questでは伊藤氏が考える「アントレプレナーシップ」についての考えが聞ける。

SusHi Tech Tokyo「みらい発明起業講座」は5月26日まで毎週土曜日、日曜日で開催。詳しくは下記HPへ。

https://sushitechtokyo2024-sc-lp.jp/

SusHi Tech Tokyo 2024とは
“Sustainable High City Tech Tokyo = SusHi Tech Tokyo”
東京発の持続可能な新しい価値の創造を見出し、推進するプロジェクトで「グローバルスタートアップ プログラム」「シティ・リーダーズ プログラム」「ショーケース プログラム」の3つのプログラムで構成されている。有明アリーナ、日本科学未来館、シンボルプロムナード公園、海の森エリアを会場とする「ショーケース プログラム」では、最先端技術を活用した体験型展示が用意され、さまざまな課題が解決された2050年の東京の姿、そして可能性に触れられる。

PODCASTプログラム #HEROQUEST はニッポン放送PODCAST STATIONで無料配信中

未来の社会をデザインするHEROを迎える【聴く冒険プログラム】。
Sushi Tech Tokyo で描かれる 2050年の東京の未来を冒険していきます。
第4弾!最終回となる今回は、
武蔵野大学・アントレプレナーシップ学部・学部長、伊藤羊一さんが登場!
これまで多くの若手起業家・リーダーの育成に尽力されてきた伊藤さんと
若者の起業と中高生が学ぶアントレプレナーシップについて考えます。

現在の中高生が描く2050年の未来とは?!

Suhi Tech Tokyo 2024は、
4月27日・土曜日から5月26日・日曜日まで
東京ベイエリアを中心に開催されます。
詳しい情報はオフィシャルWEBサイトをチェックしてください。

https://zip-fm.podcast.sonicbowl.cloud/podcast/46407779-eadd-49f1-9d5c-bbde346ddb7c/

<ゲストプロフィール>
伊藤羊一
武蔵野大学 アントレプレナーシップ学部 学部長/Musashino Valley 代表 / LINEヤフーアカデミア 学長 / Voicyパーソナリティ。アントレプレナーシップを抱き、世界をより良いものにするために活動する次世代リーダーを育成するスペシャリスト。2021年に武蔵野大学アントレプレナーシップ学部(武蔵野EMC)を開設し学部長に就任。2023年6月にスタートアップスタジオ「Musashino Valley」をオープン。「次のステップ」に踏み出そうとするすべての人を支援する。また、LINEヤフーアカデミア学長として次世代リーダー開発を行う。代表作「1分で話せ」は60万部のベストセラーに。

(text: HERO X 編集部)

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