テクノロジー TECHNOLOGY

時代は抗菌から抗ウィルスへ!?注目の「ロンプロテクト」技術とは

Yuka Shingai

インフルエンザをはじめとするウィルス性の感染症が猛威を振るう時期だ。サニタリー用品から衣類まで生活に浸透している抗菌アイテムやグッズの多くは、細菌への効果は確認されているが、実はウィルスに対して効き目があるかは明らかになっていないようだ。ロンシール工業株式会社の「ロンプロテクト」は、これまでリーチできていなかったウィルスに対しても効果を発揮しているという。

床材や壁装剤の製造・開発を行うロンシール工業株式会社は、日本で初めて塩化ビニル製品の製造に成功したこの業界のパイオニア的存在。塩化ビニル樹脂は他のプラスチックに比べ、製造時に発生するCO2の量が少なく、リサイクル性にも優れた世界各国で高く評価されている省資源・省エネ型の素材でもある。

同社は「ロンプロテクト」技術により、塩化ビニル樹脂の素材そのものに抗ウィルス機能を付加し、付着したウィルスを1時間で99%以上除去したという試験結果を報告している。

壁や床のように面積の大きなものから、文房具など細かなものまで適用することができるため、免疫力が低い乳幼児や患者が集う病院、保育施設などを中心に続々と採用が進んでいる。不特定多数の接触が多いことから、インフルエンザの感染経路として、リスクが高い電車のつり革やドアノブなどにこの技術が導入されれば、通勤・通学時の感染防止に期待ができるほか、「目に見えぬ脅威」に怯えるストレスから解放されるというメリットもあるかもしれない。

(text: Yuka Shingai)

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Let’s enjoy 車いすライフ!?パラリンピアンが開発協力したVRゲーム「Wheelchair Simulator VR」が熱い!

平山 麻衣子

ウクライナのViRa Games社が開発したVRゲーム「Wheelchair Simulator VR」車いすで街中を進んで行く難しさが、コメディタッチで描かれている。

いまでは当たり前のように楽しまれているVRゲーム、日本で本格的に発売されたのは2016年と、割と最近のことだ。VRゲームの醍醐味とは、普段体験できない世界に没入できることだろう。今回紹介する「Wheelchair Simulator VR」は、車いすに乗り、自分の手でハンドリムを回して危険な街中を進むゲームだ。

車いすを体験するゲームと聞くと、福祉啓発活動の一環という印象を受けるかもしれない。しかし、「Wheelchair Simulator VR」の開発チームは「このゲームは障がいに焦点を当てているのではなく、プレイヤーには車いす体験を楽しんでほしい」とコメントしている。

「Wheelchair Simulator VR」では、閉じたゲートのスイッチをスリングショットで開いたり、向こう岸にかけられた細い板の上をバランスを取りながら進んだりと、ゲームとして楽しめる要素がふんだんに詰め込まれている。ゲームの内のナレーターとして、プレイヤーの行動やミスにジョークを言って励ましたり、時に辛辣な皮肉を言うのはDmytro Schebetyuk氏だ。ゲームの公式サイトで、彼は「車いすなしで生きられなくても、人生を思い切り楽しむことを諦めなかった」と紹介されている。同氏は、ヒッチハイクをしながら世界中を旅したり、水泳を楽しんだりしているのだそう。そして、ウクライナのアーチェリーチームに所属するパラリンピアンでもある。

「Wheelchair Simulator VR」では、VRゲームでの楽しい体験が、障がいを持つ人々の日常への理解を深め、本当のバリアフリーについて考えるきっかけになるのかもしれない。このゲームの売り上げの一部は、ウクライナの障がい者団体に寄付されるという。ぜひ「Wheelchair Simulator VR」を体験してほしい。

[TOP動画引用元]https://www.youtube.com/watch?v=F61p2JocuAk

参考
https://store.steampowered.com/app/841120/Wheelchair_Simulator_VR/
http://www.viragames.com/wheelchair-simulator/
https://www.youtube.com/watch?v=9PYxCNw34bs

(text: 平山 麻衣子)

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