コラボ COLLABORATION

SusHi Tech Tokyo 2024 正解のない「問い」にどう立ち向かう?社会課題の秘策が生まれる!?アイディアのかけ算プラットフォーム「Q&I」

昨年10月、今解くべき社会の「問い」と、それに対する「アイデア」が出会う新しいプラットフォーム「Q&I」がスタートした。社会課題に対し、たったひとつの正解を出そうとする「Q&A」ではなく、まずは自由にアイデアを出してみる「Question & Idea」の姿勢を世に打ち出すプラゥットフォーム、それが「Q&I」だ。

肩肘はらない気軽るさが人々を巻き込む

「社会課題」この硬い文字面に、「いやいや自分にはそんなことを解決する才能はないから」と、多くの人が思ってしまう。ところが一般社団法人 世界ゆるスポーツ協会が作り出したプラットフォームQ&Iは、社会課題の難題をポップに見せることでいろいろな立場の人を巻き込んでいる。

「もっと社会が補助犬に「ウェルカム!」になるアイデアとは?」

「重度障がいがある方が、親から離れてもHappyに暮らせる仕組みとは?」

――「Q&I」に掲載されている問いは、さまざまな社会課題に取り組む団体や企業などから提供された、私たちの身近にある社会課題だ。

「Q&I」は、この問い(Q)に対して誰でもアイデアを投稿することができる。掲載されるアイデアの評価基準は、良い・悪いのジャッジをするための「Good」ではなく、問いの提供者が特に「グッと(Goot)きた」かどうかを基準に定めている。

プラットフォームの仕掛け人は、一般社団法人世界ゆるスポーツ協会代表理事の澤田智洋氏と株式会社Amplify Asia代表取締役白石愛美氏。

学校教育では、問題に対して「正解」を見つけようとすることが多い。しかし社会課題にはそもそも正解がないことも多く、澤田氏は、社会課題に対してただ一つの正解を出そうとするQ&Aという構造に問題を感じたという。そこで、社会課題を身近に感じ、気軽にアイデアを出し合う環境として生まれたのが「Q&I」だ。

問いに対するアイデアを形にした“ゆるスポーツ”

「Q&I」の発案者である澤田氏も、問いに対するアイデアを形にした1人だ。ゆるスポーツとは、年齢・性別・運動神経に関わらず、高齢でも障害の持つ人でも誰もが楽しめる新しいスポーツジャンルで、世界ゆるスポーツ協会ではゆるスポーツの創造、普及活動を行っている。

自身は運動が苦手という澤田氏。日本人の40%以上の人が日常的にスポーツをしていないという社会課題に気付いた。健常者はもちろん、障がい者も運動不足の人が多い。そこで、「運動が苦手な人も、障がい者、高齢者でもみんなでできるスポーツを作れないか?」というアイデアから生まれたのがゆるスポーツだ。

「ゆるスポーツ」について澤田氏に取材した記事はこちら

スポーツ弱者を減らせ!「ゆるスポーツ」の仕掛け人、澤田智洋の挑戦 前編

正解のない社会課題を解くためには、ただ一つの「答え」を見つけようとするのではなく、まずは自由にアイデアを出してみる柔軟性が必要だと澤田氏。今後も「Q&I」に注目だ。

SusHi Tech Tokyo 2024
ゆるスポーツ体験やイノベーターの
「Q&I」を見られる展示も

2024年4月27日〜5月26日に行われる「SusHi Tech Tokyo 2024」のショーケースプログラムでは、今回紹介した「Q&I」や「ゆるスポーツ」を手がける澤田氏が「ゆるスポーツ@シンボルプロムナード公園」「子ども発明教室@日本科学未来館」「発明データベース@日本科学未来館」をプロデュースする。

SusHi Tech Tokyo 2024とは

“Sustainable High City Tech Tokyo = SusHi Tech Tokyo”
東京発の持続可能な新しい価値の創造を見出し、推進するプロジェクトで「グローバルスタートアップ プログラム」「シティ・リーダーズ プログラム」「ショーケース プログラム」の3つのプログラムで構成されている。有明アリーナ、日本科学未来館、シンボルプロムナード公園、海の森エリアを会場とする「ショーケース プログラム」では、最先端技術を活用した体験型展示が用意され、さまざまな課題が解決された2050年の東京の姿、そして可能性に触れられる。

------------------------------------------
PODCASTプログラム #HEROQUEST はニッポン放送PODCAST STATIONで無料配信中

未来の社会をデザインするHEROを迎える【聴く冒険プログラム】。
今回からは「HEROQUEST -Sushi Tech Tokyo 2024 edition」。
4月27日・土曜日から5月26日・日曜日まで東京ベイエリアを中心に行われる
Sushi Tech Tokyo 2024ショーケースプログラム に注目。
Sushi Tech Tokyo で描かれる 2050年の東京の未来を冒険していきます。

第1弾となる今回は、
世界ゆるスポーツ協会代表理事の他、ゆるミュージック、ゆるアートなど
さまざまなプロジェクトを展開する、澤田智洋さが描く
2050年の東京の未来を冒険します!

Suhi Tech Tokyo 2024は、
4月27日・土曜日から5月26日・日曜日まで
東京ベイエリアを中心に開催されます。

詳しい情報はオフィシャルWEBサイトをチェックしてください。

https://zip-fm.podcast.sonicbowl.cloud/podcast/46407779-eadd-49f1-9d5c-bbde346ddb7c/

<ゲストプロフィール>
澤田智洋
1981年生まれ。コピーライター。アミューズメントメディア総合学院、映画「ダークナイト・ライジング」、高知県などのコピーを手掛ける。2015年に「世界ゆるスポーツ協会」を設立。ほかにも「世界ゆるミュージック」「世界ゆるアート」などさまざまなプロジェクトを手がける。著書に『マイノリティデザイン』(ライツ社)、『ホメ出しの技術』(宣伝会議)、『ガチガチの世界をゆるめる』(百万年書房)がある。

-------------------------------------------

  • Facebookでシェアする
  • LINEで送る

RECOMMEND あなたへのおすすめ

コラボ COLLABORATION

あのダイヤモンド・プリンセス号に物資提供の亀山淳史郎が登場!【HERO X RADIO vol.27】

HERO X 編集部

ウェブマガジンの枠を超え、リアルに会い、リアルに繋がり、リアルに広がるしかけを作り出すメディア「HERO X」のラジオ番組『HERO X RADIO』。前回第26回のアーカイブ動画を公開した。また、今週3月27日(金)のゲストが決定!

亀山淳史郎氏に問う、
いま必要な非常事態への備えとは?

リアルと繋がる場としてスタートしたラジオ番組『HERO X RADIO』は、Shibuya Cross-FM(http://shibuyacrossfm.jp/)にて、毎週第2・第4金曜 13:00-13:50 にオンエア中。渋谷のシダックススタジオから生放送でお届けしている。ネットからのリアルタイム視聴もできる。第27回となる今週放送のゲストは、防災関連の様々なプロジェクトを手がける、亀山淳史郎さん。

亀山淳史郎 (かめやま じゅんしろう)
BOSAI POINT Producer/事務局 1981年生まれ東京都出身 余ったポイントで未来の災害に備えるドネーションシステム 「BOSAI POINT」を2019年8月に立ち上げる。 2018年9月6日の北海道胆振東部地震から1年が経過した北海道からサービスを開始。 2019年台風15号・19号の被災地への支援、 2020年新型コロナウィルスの感染被害があったダイヤモンド・プリンセス号への物資提供など、様々な災害への支援活動を実施。 現在、全国サービス化に向けた準備を進めている。 BOSAI POINTは2020年、第6回ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)優秀賞を受賞。

世界中でコロナウイルスの問題が噴出する最中だが、あのダイヤモンド・プリンセス号への物資提供も行った経験のある亀山氏は非常事態の備えをどのように捉えているのか。編集長杉原行里とプロデューサー佐藤勇介が生放送で話を伺う。

前回ゲスト廣井健人さんと語る
一歩先の身体拡張とは?

前回放送の第26回ゲストは『嵐にしやがれ』などテレビ番組でも取り上げられ、アニメさながらのロボットを開発したことで注目を浴びる廣井健人さん。

また、本日公開となった前回放送分を含め、これまでの放送はこちらで視聴できる。

−−−−
過去の放送はこちら:YouTube
−−−−

廣井健人 (ひろい・けんと)
SKELETONICS株式会社 代表取締役CEO ROBOT PILOT。 2018年12月 代表取締役就任 2019年2月に嵐にしやがれ出演後、数々のメディアやイベントに出演。 2020年1月からロボットスポーツ事業と海外への販路拡大に力を入れていく。

2週ぶりにHERO Xラジオに登場したプロデューサーの佐藤は、開始早々コロナのどんよりムードを嘆きながら、目指してきたイベントが次々に中止となってしまったことを話す一方、こんな時だからこそ「手を取り合って明るく楽しくいきましょう!」と切り替えた。

前半、廣井さん自身が開発を手掛ける動作拡大型スーツ「スケルトニクス」の写真を見ながら活動を紹介すると、少年心がくすぐられるビジュアルに一同の声も弾む。廣井さんはロボットは限られた人しか使えないという意識をなくし、老若男女が一緒に楽しめるものにしたいと語った。

後半は一歩先の身体拡張についての議論が白熱。ロボットへの永遠の憧れが手に届くところまで来ていると感じた杉原と佐藤はまるで童心に帰ったように盛り上がり、アイデアが次々に浮かんでくる。ロボットに求めるものは、腕がピョーン!で脚がピョーン…!?最後には災害時に役立つツールを共に作りたいと意気込んだ3人。杉原が三笠製作所の石田氏(http://hero-x.jp/article/7003/)と日本に呼び寄せた大型ロボット「メガボッツ」を話題に上げ “一人ボッツ(一人ぼっち)でいる「メガボッツ」” が、「スケルトニクス」と共に活躍する未来を夢見る一幕も。

幼い頃に誰もが憧れた、大きいロボットに乗って動き回る未来はもうそこまで来ているかもしれない…!

(text: HERO X 編集部)

  • Facebookでシェアする
  • LINEで送る

PICK UP 注目記事

CATEGORY カテゴリー