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SusHi Tech Tokyo 2024 祭りの主役の山車も進化!?創業160年超の宮本卯之助商店×RDSの「ど凄い」山車

HERO X 編集部

祭礼具の製造販売や修理・復元などを手掛ける株式会社宮本卯之助商店(代表:宮本芳彦氏)と株式会社RDSが、伝統とテクノロジーを融合した次世代の山車を開発。2024年4月27日に開幕する「SusHi Tech Tokyo 2024」で展示される。

神輿や山車、太鼓、衣装まで、
祭や伝統芸能に関するあらゆる品を扱う宮本卯之助商店

宮本卯之助商店は文久元年(1861年)に創業し、現在の代表・宮本芳彦氏は8代目となる。太鼓の製造販売から始まって以来、160年以上もの間、祭や伝統芸能に関する製品の製造や販売を続けてきた歴史ある企業だ。

大正時代から皇室のさまざまな儀式に使用する楽器一式をおさめるなど宮内庁御用達であり、歌舞伎座、国立劇場、国立能楽堂でも同社の製品が使われている。昭和39年に行われた東京オリンピックの開会式で使われた火焔太鼓一式を提供したのも宮本卯之助商店。さらに平成になると浅草神社の例大祭「三社祭」の主役である本神輿の修復を手がけるなど、日本の伝統芸能と祭の歴史を紡いできた。

そんな長い歴史のある宮本卯之助商店だが、近年は新たな取り組みにも挑戦している。

和太鼓の演奏レッスンを行う和太鼓スクール「HIBIKUS」の運営を始め、アメリカ支社「kaDON」も設立、アーティストとともに舞台を展開する和楽器エンターテイメント「いやさかプロジェクト」なども生み出している。

山車をEV化?
2050年の東京の祭を彩る次世代の山車

少子高齢化により、地域の祭の維持が困難になってきている日本。足腰が弱った高齢者には従来の山車や神輿を担ぐのは難しい。そこで今回、次世代型の山車として作られたのが今回登場する山車。車体の部分をEV化し、少ない負担で運行できるだけでなく、2050年の東京の祭を盛り上げるためのさまざまなアイディアが詰め込まれた。

SusHi Tech Tokyo 2024とは

“Sustainable High City Tech Tokyo = SusHi Tech Tokyo”
東京発の持続可能な新しい価値の創造を見出し、推進するプロジェクトで「グローバルスタートアップ プログラム」「シティ・リーダーズ プログラム」「ショーケース プログラム」の3つのプログラムで構成されている。有明アリーナ、日本科学未来館、シンボルプロムナード公園、海の森エリアを会場とする「ショーケース プログラム」では、最先端技術を活用した体験型展示が用意され、さまざまな課題が解決された2050年の東京の姿、そして可能性に触れられる。
この新時代の山車について、宮本社長が語るPODCAST番組はこちら↓↓↓
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PODCASTプログラム #HEROQUEST はニッポン放送PODCAST STATIONで無料配信中

未来の社会をデザインするHEROを迎える【聴く冒険プログラム】。
今回からは「HEROQUEST -Sushi Tech Tokyo 2024 edition」。
4月27日・土曜日から5月26日・日曜日まで東京ベイエリアを中心に行われる
Sushi Tech Tokyo 2024ショーケースプログラム に注目。
Sushi Tech Tokyo で描かれる 2050年の東京の未来を冒険していきます。

第3弾となる今回は、神輿・太鼓・山車・獅子舞用品など、
祭礼具の製造販売や修理、復元などを手掛ける
宮本卯之助商店・代表、宮本芳彦さんをお迎えします。
創業文久元年(1861年)!歴史と伝統を紡いできた宮本卯之助商店が
2050年の「未来の祭」をデザインする?!
好奇心と創造力が高まる冒険です!ぜひご参加ください♪

Suhi Tech Tokyo 2024は、
4月27日・土曜日から5月26日・日曜日まで
東京ベイエリアを中心に開催されます。
詳しい情報はオフィシャルWEBサイトをチェックしてください。

https://zip-fm.podcast.sonicbowl.cloud/podcast/46407779-eadd-49f1-9d5c-bbde346ddb7c/

<ゲストプロフィール>
宮本卯之助商店・代表 宮本芳彦
1975年、東京生まれ。創業から160年以上続く宮本卯之助商店の8代目。慶応義塾大学卒業後にイギリスに留学、帰国後に宮本卯之助商店に入社し、2010年に代表取締役社長に就任した。代々続く、太鼓や神輿、祭礼具の製造販売のみならず、近年は和太鼓スクール「HIBIKUS」、アメリカ支社「kaDON」の設立、「森をつくる太鼓」プロジェクトなど、さまざまな取り組みを行っている。

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(text: HERO X 編集部)

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カンヌを獲ったパラ卓球台で遊ぼう!【HERO X RADIO vol.11】

HERO X 編集部

ウェブマガジンの枠を超え、リアルに会い、リアルに繋がり、リアルに広がるしかけを作り出すメディア「HERO X」のラジオ番組『HERO X RADIO』。前回第11回のアーカイブ動画を公開、また次回の公開収録は7月26日(金)となっている。

リアルと繋がる場としてスタートしたラジオ番組『HERO X RADIO』は、Shibuya Cross-FM (http://shibuyacrossfm.jp/)にて、毎週第2・第4金曜 13:00-13:50 にオンエア中。渋谷のシダックススタジオから生放送でお届け、ネットからのリアルタイム視聴もできる。パーソナリティーを務めるのは「HERO X」編集長の杉原行里と、株式会社マグネットにて様々なプロジェクトや広告のプロデュースを手がける傍ら「HERO X」プロデューサーを務める佐藤勇介。毎回、次世代を見据えて活躍する“HERO”をゲストに迎え、日本のあるべき未来をディスカッション、番組内で出たゲストとのアイデアのうち、より具体性のあるものについては製品やイベントに落とし込むことまで考えていく番組となっている。

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過去公開動画はこちら
第11回 HERO X RADIO 放送内容:You Tube
第10回 HERO X RADIO 放送内容:
You Tube
第9回 HERO X RADIO 放送内容:
You Tube
第8回 HERO X RADIO 放送内容:
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第7回 HERO X RADIO 放送内容:
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第6回 HERO X RADIO 放送内容:
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第5回 HERO X RADIO 放送内容:
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第4回 HERO X RADIO 放送内容:
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第3回 HERO X RADIO 放送内容:You Tube
第2回 HERO X RADIO 放送内容You Tube
第1回 HERO X RADIO 放送内容You Tube
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前回第11回目のゲストは、博多・立石ガクブチ店の四代目でパラ卓球協会の渉外広報を担当する、立石イオタ良二さん。(参考記事:パラ卓球を盛り上げて、世界へ!立石兄弟が挑む東京2020への道|http://hero-x.jp/article/6532/

立石イオタ良二さん

立石イオタ良二 (たていし・いおた・りょうじ)
創業大正10年 立石ガクブチ店四代目。一般社団法人日本肢体不自由者卓球協会 渉外広報担当。1985年生まれ、アルファ裕一さんの弟。小学5年生の時、兄の影響で卓球を始める。大学時代、全日本学生選手権大会団体銅メダル、ダブルス7位。全日本卓球選手権7位。現在は、コーチとして兄を支える。

番組前半では、世界最高峰の広告賞・カンヌライオンズで今年金賞を受賞、イオタさんが手がけるプロジェクト「PARA PINGPONG TABLE」についてご紹介。これは、パラ卓球選手から見える世界を再現したプロジェクトで、それぞれの障がいによって形を変えた卓球台では、実際にゲームをすることもできる。

参考記事:
PARA PINGPONG TABLE|カタチにとらわれない卓球台
https://youtu.be/5t8_TNNjIFY

近年は、社会的メッセージの強いものが評価の基準とも言われている、カンヌライオンズ。「カンヌをとったことよりも、ネガティブに捉えられがちなハンディキャップを、ポジティブなアプローチによってカッコいいとか凄いとか感じられるプロジェクトが、世界で認められたことがとても大きなこと」と、イオタさんは語る。

遊んでみて、何かおかしいなと思ったら、卓球台の片側だけが車いす卓球選手の見えている世界のように長いコートになっていた、という実際の体験を、杉原・佐藤も語る。「重りをつける、見えなくする、などのネガティブな要素を付加するのではなく、遊ぶことなどポジティブなアプローチによって、障がいの理解は進む」と三者。今回、「一歩先のクリエイティブ」というテーマで、トークが繰り広げられた。

参考記事:
パラアスリートの感覚を体験できる卓球台「PARA PINGPONG TABLE」に、あの芸人が挑戦!
http://hero-x.jp/article/7245/

オンエアの後半では、PARA PINGPONG TABLE」を応用し、あと1年となった東京2020に向けて、もっと広く、周りを巻き込んでいくためにはどんなことができるか、話が膨らんだ。

仮想空間やサイバーパラ卓球!? パラ卓球×おもちゃなど!?
ぜひ公開動画をチェックしていただきたい。
また、次回第12回となるオンエアは、89()13時~。
どんな話が繰り広げられるのか、どうぞご期待ください。

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HERO X RADIO
毎週第2・第4金曜 13:00-13:50 ONAIR
http://shibuyacrossfm.jp/

(text: HERO X 編集部)

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