HERO Xでは、より多くの皆さんにメディアを楽しんでいただくため、HERO X 編集長 杉原 行里(スギハラ アンリ)が代表を務める株式会社RDSからプレゼントをご用意しました。プレゼントは株式会社RDSのパートナー「Astemo REAL RACING」グッズを提供します!

Astemo REAL RACINGはSUPER GT GT500クラスに参戦するレーシングチームでRDSがパートナーを務める。
今回のプレゼントではAstemo REAL RACINGから「Official Cap」をご提供!!SUPER GT GT500クラスの商品提供は中々ない機会となりますので、是非奮ってご応募ください。
【RDS代表 杉原行里よりコメント】

なぜ、RDSが、Astemo REAL RACINGとパートナーシップを結ぶのか。それは、モータースポーツファンに限らず、多くの方々に関係する新しい日常、モビリティの未来にあります。
RDSは、Astemo REAL RACINGのパートナーをはじめ、車いす陸上 伊藤智也選手をテストドライバーに迎えた車いすレーサーの開発、ソチ・北京で計7個のメダルを獲得したパラアスリートへの技術提供など、様々な形でスポーツに関わっています。この全てに共通しているのは、最速の舞台は研究開発の場でもあり、そこで生まれる技術・データが、新しい日常をつくっていくという考えです。このパートナーシップがモータースポーツファン、そして多くの人にとって有意義なものとなり、多くの人がSUPER GTそしてモータースポーツに関心を持つきっかけになれば幸いです。
こんな大変な時期だからこそ、多くのモータースポーツファンに向けて、Astemo REAL RACINGとRDSが共に協賛し、少しでも明るい気持ちになれればと、昨年に引き続き読者の方々に向けてプレゼント企画をご用意しました!日頃の感謝を込めてプレゼントをご用意しましたので、是非奮ってご参加ください。
RDS運営YouTubeチャンネル:RDS RACING(https://youtube.com/channel/rds)
【プレゼント内容/Astemo REAL RACING提供】

- 塚越広大選手、松下信治選手、金石勝智監督のサイン入り公式キャップ : 3個
※プレゼント商品は予告なく変更となる場合がございます。
【応募方法】
1. 「RDS RACING 公式チャンネル」をフォロー。
2. 「応募フォーム」から応募。
【応募期間】
2022年7月21日(木)〜2022年8月3日(水)23時59分
※上記期間内に「RDS RACING 公式チャンネル」をフォローし応募した方が応募対象となります。
※賞品のお届け先は、応募されるご本人様の住所に限らせていただきます。
【応募資格・応募条件】
・日本国内にお住まいの方
・Youtubeアカウントをお持ちの方
・YouTube「RDS公式チャンネル」をフォローしていること
【抽選・当選発表】
・厳正なる抽選の上、ご当選者様にはHERO X 編集部より応募フォームにご入力いただいたメールアドレスにキャンペーン期間後に当選連絡をいたします。当選発表は、メールの当選連絡をもって代えさせていただきます。賞品発送は2022年8月下旬を予定しております。
【注意事項・応募】
・いただいた内容は、本キャンペーンのプレゼント当選者を決定させていただく以外では使用いたしません。
・応募いただいた内容は、第三者の権利を侵害することのないようお願いします。第三者と紛争が生じた際は、応募者自身の責任によって解決していただきます
・当選結果などの個別のお問い合わせにはお答えできませんのでご了承ください
【個人情報取り扱いについて】
・応募の際にご提供いただいた個人情報は、HERO Xが管理し、HERO Xが個人情報の保護に関する法律ならびにこれに関連する法令およびガイドライン等を遵守し、細心の注意を払って取り扱いいたします。
・応募時にご提供いただいた個人情報は、次の目的のためにのみ使用いたします。
※本キャンペーン応募者からプレゼント当選者を選定し商品発送のため
・保有を継続する必要がなくなった個人情報は、適切な方法により消去し、または情報が記録された媒体を安全な方法で廃棄します
・ここに記載のない事項につきましては、HERO Xが制定する「個人情報保護ポリシー」の規定に従うものとします
http://hero-x.jp/privacypolicy/
・Google, Inc.が提供するサービスに不具合が発生した場合、HERO Xでは責任を負いかねます。あらかじめご了承ください






秋晴れの空が美しい10月の朝、チーム伊藤のメンバーがRDS本社に集まり、第2回目となる研究開発ミーティングが行われた。
「往々にして、アスリートと開発側のコミュニケーションは一方通行になりがちです。例えば、“こんな感じになれば、もっといい”と選手が言う時の感覚は、当然ながら目に見えるものではなく、いわば、本人にしか分からない体感的なもの。それらを開発側の僕たちがきちんと理解するためには、『感覚を数値化する』ことが不可欠です。そうすることで、選手の意図をより正確に捉えることができると共に、数値という明らかな指標があれば、伊藤選手と開発チームの互いにとって、現状を把握する助けにもなりますし、ひいては、最大限に力が発揮できるマシンの開発に活かすことができます」とクリエイティブ・ディレクターの杉原は話す。
いざ、感覚の数値化へ。伊藤選手の頭、肩、肘、手首などの可動部と、ホイールなど、マシンの各部には、“マーカー”と呼ばれるモーションキャプチャの計測点が取り付けられた。伊藤選手が、100m走を想定して、屋内練習用マシンをこぐ間、天井の四方に設置したカメラが、伊藤選手とマシンの動きを多方向から撮影すると、認識されたマーカーが、パソコンを介してデジタル化した動作として取り込まれ、スクリーン上に映し出される。
車体のフレームに鼻がぴったりつきそうなほど頭を深く下げた前傾姿勢で、伊藤選手が全力疾走を繰り返す間、計測は続けられた。固定された屋内練習用マシンが、今にも超高速で走り出しそうなパワフルな動きに、開発チームの視線が釘付けになる。「マシンとグローブが“ギア”なら、伊藤選手の腕は“車のエンジン”」と杉原が語る意味が腑に落ちてくるようだ。測定したデータを解析用ソフトに取り込むと、各マーカーの変位量が表示され、それらを繋ぐと、車体や伊藤選手のフォームや動きが浮かび上がる。インターバルを挟みつつも、立て続けに走った伊藤選手の額は、汗でびっしょりだった。
