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トップアスリートのためのスポーツ用義足「Xiborg ν」、いよいよ受注生産開始

HERO X 編集部

義足のランナーが世界最速の記録を出す、そんな夢の実現にまた一歩近づいた。株式会社Xiborg (サイボーグ)は同社に所属する4人の義足ランナーの走りを解析、結果を基につくられたトップアスリート向けのスポーツ用義足「Xiborg ν (サイボーグ ニュー)」の受注生産を開始した。9月1日と2日に香川県で行われた日本パラ陸上選手権大会では、トヨタ自動車所属でXiborgサポート選手の佐藤圭太選手がこの義足を履いて出場、T-64の100m、200m競技において、見事に1位を獲得した。

この義足は、地方独立行政法人東京都立産業技術研究センターによる「障害者スポーツ研究開発推進事業 公募型共同研究」として選ばれ、これまで共同開発を進めてきた株式会社ソニーコンピュータサイエンス研究所、技術協力を受けてきた東レ株式会社東レ・カーボンマジック株式会社との連携に加え、都産技研との共同事業として開発されたもの。

重さは720~760g。同社が2014年から販売してきた 「Xiborg Genesis」の後継モデルとして生まれた。ギリシャ文字で「ν(ニュー)」と名付けられ、その名にふさわしく、形状は「Xiborg Genesis」とはかなり異なり、接続部分から一気に美しい「くの字」を描く。

左が「Xiborg ν」右が Xiborg Genesis

この形状により、大きな変形から生まれる推進力を持ちながら、重心が上部にあるため、より扱いやすくなったという。サポート体重は60~75kg。8月から受注生産を開始している。問い合わせは株式会社 Xiborg コンタクトフォーム  http://xiborg.jp/en/contact/ で受け付ける。

画像提供:株式会社 Xiborg

(text: HERO X 編集部)

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あんな場所から、こんな場所までラクラクと!スイスの大学生が開発した近未来型車いす

中村竜也 -R.G.C

車いす利用者が抱える問題の一つとして、バリアフリーの徹底化がされていない部分はまだまだ大きいのではなかろうか。それでも、エレベーターやスーロプが設けられている施設は増えてきているが、決して十分とは言えないだろう。そこで今回は、そんな不便を代弁すべく、高い志を持ったスイスの大学生チームが開発する未来型電動車いす「Scewo」に注目してみようと思う。

映像からも分かるように、従来の電動車いすによくある無骨なイメージを一新した「Scewo」。さらにメタリックブルーを車体に纏うことで、視覚からまずは楽しませる、若者らしいアプローチが素晴らしい。

引用元:https://scewo.ch/(サイト内pdfより)

引用元:https://scewo.ch/(サイト内pdfより)


ご存知の通り、通常の車
いす(電動も含む)は四輪で走行するものがほとんど。安定感の問題からそれは当然のことである。しかし「Scewo」は、二輪のみでバランスを保ちながら走行する。そして、様々な状況を補助するクラーク機構が車輪の内側に搭載されたことで、車体を水平に保ち、階段などの段差から雪道などの様々な環境で安定した移動を可能としてくれているのだ。また、手元に位置したタッチスクリーンとレバーで様々な動作を簡単かつ快適にコントロールできる操作性も実現している。

今はまだ開発中の「Scewo」だが、世界中でこの電動車いすが走る姿を目にする日は、そう遠くない未来な気がする。より自由でより快適なバリアフリーライフのために研究を重ねるスイス大学生チーム動向から、今後も目が離せない。

[引用元]https://scewo.ch/

(text: 中村竜也 -R.G.C)

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