コラボ COLLABORATION

「カッコイイ」がキーワード!ミニ四駆世代が釘付けになる最新モビリティとは

HERO X 編集部

未来のためのロボット開発を行うfuRo(千葉工業大学・未来ロボット技術研究センター)の古田貴之氏と、株式会社RDSを率いるHERO X編集長・杉原行里。まだないモビリティ開発を夢見て長年親交を深めてきた両氏が作り出す新型モビリティがいよいよ発表に!ミニ四駆世代の心をくすぐるモビリティとはどのようなものなのか。

移動も物流もこれ一つで解決できる!
目指したのはモビリティの“プラットフォーム”

人が乗る三輪のバイクかと思いきや、荷物を運ぶモビリティに変身!「移動」と「運ぶ」をカッコよくこなしてくれる全く新しいモビリティがこの春発表された。仕掛け人は千葉工業大学・未来ロボット技術研究センターfuRo所長の古田と、株式会社RDS代表の杉原氏。モビリティ愛溢れる二人の知識とセンスを結集してつくられたこの新型モビリティは2人が新たに立ち上げた会社ROIDZ TECHによりリリースされた。

今回発表したのはモビリティのプラットフォーム「Raptor(ラプター)」。モビリティのプラットフォームとはあまり聞き慣れない言葉だが、これは「Raptor」を土台に上物を変えることで用途を広げることができるというもの。動画で紹介されているのは三輪バイクのタイプだが、上を箱形のものに変えれば荷物を運ぶモビリティに変身する。

会見でお披露目されたバイクタイプは曲がるときにハンドルを切ると自動的に傾き、転ぶことがない。運動神経に関わらず誰でも簡単に、そして安全に乗りこなせる。「かつてないほどカッコいい」と古田氏がと言うように、乗りたい気持ちを高めてくれるビジュアルは見ているだけでワクワクしてしまう。人だけでなくモノを運ぶことに特化したモビリティにすることもできるため、物流危機の救世主となる可能性も秘めている。

SusHi Tech Tokyo 2024

移動と物流の未来を見せてくれる「Raptor」は2024年4月27日から行われる「SusHi Tech Tokyo 2024」のショーケースプログラムで一般公開を予定している。

“Sustainable High City Tech Tokyo = SusHi Tech Tokyo”
首都東京から持続可能な新しい価値の創造を見出し、推進するプロジェクトで「グローバルスタートアップ プログラム」「シティ・リーダーズ プログラム」「ショーケース プログラム」の3つのプログラムで構成される。有明アリーナ、日本科学未来館、シンボルプロムナード公園、海の森エリアを会場とする「ショーケース プログラム」では、今回紹介した「Raptor」をはじめ、最先端技術を活用した体験型展示が用意されている。さまざまな課題が解決された2050年の東京の姿、その可能性に触れられる。

「Raptor」開発の背景についても語っているラジオ「HEROQUEST」が以下のサイトで公開中。二人の熱い思いが伝わってくる。

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PODCASTプログラム #HEROQUEST はニッポン放送PODCAST STATIONで無料配信中

未来の社会をデザインするHEROを迎える【聴く冒険プログラム】。
今回からは「HEROQUEST -Sushi Tech Tokyo 2024 edition」。
4月27日・土曜日から5月26日・日曜日まで東京ベイエリアを中心に行われる
Sushi Tech Tokyo 2024ショーケースプログラム に注目。
Sushi Tech Tokyo で描かれる 2050年の東京の未来を冒険していきます。

第2弾となる今回は、
千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター fuRO・所長
古田貴之さんが登場!

近未来のモビリティの姿が、
SuShi Tech Tokyo2024-ショーケースプログラムで体験できる?!
誰もが安心して乗ることができて
しかも「かっこいい」!
そんなモビリティが快走する
2050年の東京の未来を冒険します!

Suhi Tech Tokyo 2024は、
4月27日・土曜日から5月26日・日曜日まで
東京ベイエリアを中心に開催されます。
詳しい情報はオフィシャルWEBサイトをチェックしてください。

https://zip-fm.podcast.sonicbowl.cloud/podcast/46407779-eadd-49f1-9d5c-bbde346ddb7c/

<ゲストプロフィール>
千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター・fuRo 所長・古田貴之
1968年、東京都生まれ。1996年、青山学院大学大学院理工学研究科機械工学専攻博士後期課程中途退学後、同大学理工学部機械工学科助手。2000年、博士(工学)取得。同年、(独)科学技術振興機構のロボット開発グループリーダーとしてヒューマノイドロボットの開発に従事。2003年6月より千葉工業大学未来ロボット技術研究センター所長。

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(text: HERO X 編集部)

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あのダイヤモンド・プリンセス号に物資提供の亀山淳史郎が登場!【HERO X RADIO vol.27】

HERO X 編集部

ウェブマガジンの枠を超え、リアルに会い、リアルに繋がり、リアルに広がるしかけを作り出すメディア「HERO X」のラジオ番組『HERO X RADIO』。前回第26回のアーカイブ動画を公開した。また、今週3月27日(金)のゲストが決定!

亀山淳史郎氏に問う、
いま必要な非常事態への備えとは?

リアルと繋がる場としてスタートしたラジオ番組『HERO X RADIO』は、Shibuya Cross-FM(http://shibuyacrossfm.jp/)にて、毎週第2・第4金曜 13:00-13:50 にオンエア中。渋谷のシダックススタジオから生放送でお届けしている。ネットからのリアルタイム視聴もできる。第27回となる今週放送のゲストは、防災関連の様々なプロジェクトを手がける、亀山淳史郎さん。

亀山淳史郎 (かめやま じゅんしろう)
BOSAI POINT Producer/事務局 1981年生まれ東京都出身 余ったポイントで未来の災害に備えるドネーションシステム 「BOSAI POINT」を2019年8月に立ち上げる。 2018年9月6日の北海道胆振東部地震から1年が経過した北海道からサービスを開始。 2019年台風15号・19号の被災地への支援、 2020年新型コロナウィルスの感染被害があったダイヤモンド・プリンセス号への物資提供など、様々な災害への支援活動を実施。 現在、全国サービス化に向けた準備を進めている。 BOSAI POINTは2020年、第6回ジャパン・レジリエンス・アワード(強靭化大賞)優秀賞を受賞。

世界中でコロナウイルスの問題が噴出する最中だが、あのダイヤモンド・プリンセス号への物資提供も行った経験のある亀山氏は非常事態の備えをどのように捉えているのか。編集長杉原行里とプロデューサー佐藤勇介が生放送で話を伺う。

前回ゲスト廣井健人さんと語る
一歩先の身体拡張とは?

前回放送の第26回ゲストは『嵐にしやがれ』などテレビ番組でも取り上げられ、アニメさながらのロボットを開発したことで注目を浴びる廣井健人さん。

また、本日公開となった前回放送分を含め、これまでの放送はこちらで視聴できる。

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過去の放送はこちら:YouTube
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廣井健人 (ひろい・けんと)
SKELETONICS株式会社 代表取締役CEO ROBOT PILOT。 2018年12月 代表取締役就任 2019年2月に嵐にしやがれ出演後、数々のメディアやイベントに出演。 2020年1月からロボットスポーツ事業と海外への販路拡大に力を入れていく。

2週ぶりにHERO Xラジオに登場したプロデューサーの佐藤は、開始早々コロナのどんよりムードを嘆きながら、目指してきたイベントが次々に中止となってしまったことを話す一方、こんな時だからこそ「手を取り合って明るく楽しくいきましょう!」と切り替えた。

前半、廣井さん自身が開発を手掛ける動作拡大型スーツ「スケルトニクス」の写真を見ながら活動を紹介すると、少年心がくすぐられるビジュアルに一同の声も弾む。廣井さんはロボットは限られた人しか使えないという意識をなくし、老若男女が一緒に楽しめるものにしたいと語った。

後半は一歩先の身体拡張についての議論が白熱。ロボットへの永遠の憧れが手に届くところまで来ていると感じた杉原と佐藤はまるで童心に帰ったように盛り上がり、アイデアが次々に浮かんでくる。ロボットに求めるものは、腕がピョーン!で脚がピョーン…!?最後には災害時に役立つツールを共に作りたいと意気込んだ3人。杉原が三笠製作所の石田氏(http://hero-x.jp/article/7003/)と日本に呼び寄せた大型ロボット「メガボッツ」を話題に上げ “一人ボッツ(一人ぼっち)でいる「メガボッツ」” が、「スケルトニクス」と共に活躍する未来を夢見る一幕も。

幼い頃に誰もが憧れた、大きいロボットに乗って動き回る未来はもうそこまで来ているかもしれない…!

(text: HERO X 編集部)

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