自転車、傘、いす…。我々が日常生活で頻繁に使用するモノのなかには様々な折りたたみグッズが存在する。そのままでは大きすぎるものを小さくまとめ、持ち運びを容易にするというのがその大半の目的だ。では、その理屈をタイヤに利用するとどうなる? そもそもその発想は必要なのか? …と考えてしまうほど斬新な折りたたみのタイヤを開発しているとの情報を耳にした。
手持ちサイズにタイヤをモジュラー化
Andrea Mocellin(アンデレア・モリセン)が開発したこのREVOLVEは、持ち手を中心に6分割することでタイヤを折りたたむという今までにないアイデアで、新しい使い道を実現。自転車の盗難防止にも役立ち電車などにも手軽に持ち込めるよう、手軽さと機能性を兼ね備えた新感覚のタイヤとして注目を集めている。
パンク知らずのエアレス・タイヤを採用したことで折りたたみを可能とし、60%の省スペース化を実現。そして一番気になる安全面も、ホイールの中心部にあるディスク部をストッパーにすることで、タイヤ開閉時のロック/アンロックを行っている。もちろんフレームは強くて軽いアルミ製。また、ホイールやディスクの素材や色をセレクトでき、自分好みにカスタマイズできるのも嬉しいところである。
ほんの少しのアイデアが世の中を劇的に変える。その裏には開発者の苦労はつきものだが、その高い志がより住みやすい未来へと我々を導いてくれるのだ。今後の展開にも期待したい。
[TOP動画引用元:https://www.revolve-wheel.com/]






創業当初からモータースポーツに関わりの深いホンダが軽量かつ高剛性のカーボンモノコックフレーム構造を世界で初めて採用して、2014年に一般販売を開始した車いすレーサー「極(きわみ)」のアップグレード版『翔(かける)』を2019年4月に販売スタート。羽のようなフレームの形状は『翔』の名前が顕す通り、トラックを軽やかに駆け抜ける姿を想起させる。
マシンの技術を発揮するのは他でもない、選手の存在だ。HERO Xでは、北京、ロンドン、リオデジャネイロと3度のパラ出場記録を誇り、現役選手としてだけではなく、車いすレーサー実業団の監督の顔もあわせ持つ松永仁志氏にインタビューを試みた。ドバイ2019世界パラ陸上競技選手権大会で金メダルに輝き、東京2020にも内定した佐藤友祈選手も同チームの所属選手である。選手のキャリアパス、ライフプランも踏まえた活動方針については、パラスポーツに限定しない、スポーツ全体の理想の姿を考えさせられる。ぜひご一読いただきたい。
