東京2020オリンピック・パラリンピックを契機に、誰もが幸せを実感できる都市を目指す東京都は、「オリンピック・パラリンピックと人権」をメインテーマに「ヒューマンライツ・フェスタ東京」を12月8日㈯からの二日間、東京国際フォーラムで開催する。

ダイバーシティー、多様性を認める社会と具体的にどんなことなのか。体と心を動かすイベントで人権の大切さについて考え、理解を深めてもらおうと、東京都主催で行われるイベント。当日は、障がい者クライミングの普及活動を通して多様性を認め合えるより成熟したユニバーサル社会の実現を目指すNPO法人「モンキーマジック」が、「見えない壁だって、超えられる」をコンセプトに仮設ボルダリング壁を設置、ボルダリング体験イベントを開催するほか、バンクーバーパラリンピックでパラアイスホッケー日本代表として活躍し、銀メダルを獲得した上原大祐氏の講演などが行なわれる。また、人権を考える映画として「SING/シング」の上映会も行なう予定だ。いずれのイベント、講演も参加費無料。
詳しくはヒューマンライツフェスタ2018特設サイト https://hrf-tokyo-2018.com/ 。
「ヒューマンライツ・フェスタ東京」
12月8日(土) 午前11時~18時
12月9日(日) 午前10時~17時
東京都国際フォーラム
ホールD7・D5・D1・地下広場・ロビーギャラリー(ガラス棟)
[TOP画像引用元:https://hrf-tokyo-2018.com/]









2025年には世界がまだ見たことのない超高齢化社会に突入する日本。健常者にとっても、高齢化は避けられない。高齢者の多くが抱える問題に、足腰が弱ることが挙げられるが、となれば、歩くことに困難さを抱えるのは障がい者だけではなくなるだろう。なにがマイノリティーで、なにがマジョリティーなのか、マイノリティーとマジョリティーはいつ逆転してもおかしくない時代を迎えようとしている。福祉機器はより身近に、そしてファッショナブルなものへと進化を遂げはじめている。こうした福祉機器の開発や、建造物や公道などにより、物理的なバリアはなくなりつつあるが、障がい者や福祉そのものに対する「心のバリア」はまだまだ高い。このバリアをどこまで取り払うことができるかが「超福祉展」の挑戦だ。「カッコイイ」福祉機器をあなたはいくつ見つけられるか。思わず唸るデザイン性に優れたアイテムたちにぜひ会いにいってもらいたい。
