コラボ COLLABORATION

思わず二度見したくなる未来の乗り物を一気に体験 SusHi Tech Toky2024  mirai サーキットを見逃すな

未来の都市モデルを東京からを合い言葉に都内で開催中のSusHi Tech Tokyoも残すところあと1週間。都内で初めて空飛ぶ車が飛行した様子はニュースサイトを賑わせたが、他にも様々な展示物が並んでいる。東京ベイエリアを会場に開かれているショーケースプログラムでは、近未来2050年の街の様子を体感できる催しが行なわれている。

持続可能な社会を目指し、「自然」と「便利」を融合した東京は果たしてどんな姿になっているのか。屋内の展示ではロボットを始め、我々の生活と関わるようになるであろうテクノロジーを紹介。少し先の未来をのぞき見ることができる。

週末に賑わいを見せていたのがシンボルプロムナード公園を会場に開かれているmiraiサーキット。低速コースと高速コースの2つのコースを設け、最先端のモビリティを展示、ものによっては試乗も可能だ。

レーシングカーの先行開発にも関わるRDSが総力を挙げて作ったボーダレスモビリティ「WUSA」

高速コースにはカッコイイ乗り物がズラリと並ぶ。株式会社RDSが提供している「WUSA」は、同社がF1レーシングカーの先行開発などで身に付けた技術を駆使して開発した小型モビリティで、小型で軽量ながらも高い安定性と快適な走行を実現した。会場ではバイクタイプを体験できるが、この「WUSA」、実は車いすとのジョイントが可能だ。

軽量かつ大容量のリチウムイオン電池を横向きに配置したことで、電動車いすのパワーユニットとしての役割も果たす。後輪駆動の最高速度は35㎞とパワフルなため、介護用品というだけでなく、小型モビリティとしての役割も十分に担える。

このユニークな考え方が評価され、イタリアで開催される世界最高峰のデザインコンペティション「A’ Design Award & Competition 2020-2021」でもシルバー受賞を果たしている。

SusHi Tech Tokyo ショーケースプログラム mirai サーキット
HPはこちら
https://www.sushitechtokyo2024-sc.metro.tokyo.lg.jp/module/booth/228109/211316/

すでに世の中で見かけるようになった車いす型モビリティ「WHILL」をはじめ、Nextway株式会社(セグウェイジャパン)の「Segway PT i2 SE」など、一度は体験してみたいと思っていたあの乗り物に触れることができる。次回のmiraiサーキットは5/25(土)、5/26(日)に開催、試乗には予約が必要なため、気になる人は公式HPをチェックしてほしい。

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「カッコイイ」がキーワード!ミニ四駆世代が釘付けになる最新モビリティとは

HERO X 編集部

未来のためのロボット開発を行うfuRo(千葉工業大学・未来ロボット技術研究センター)の古田貴之氏と、株式会社RDSを率いるHERO X編集長・杉原行里。まだないモビリティ開発を夢見て長年親交を深めてきた両氏が作り出す新型モビリティがいよいよ発表に!ミニ四駆世代の心をくすぐるモビリティとはどのようなものなのか。

移動も物流もこれ一つで解決できる!
目指したのはモビリティの“プラットフォーム”

人が乗る三輪のバイクかと思いきや、荷物を運ぶモビリティに変身!「移動」と「運ぶ」をカッコよくこなしてくれる全く新しいモビリティがこの春発表された。仕掛け人は千葉工業大学・未来ロボット技術研究センターfuRo所長の古田と、株式会社RDS代表の杉原氏。モビリティ愛溢れる二人の知識とセンスを結集してつくられたこの新型モビリティは2人が新たに立ち上げた会社ROIDZ TECHによりリリースされた。

今回発表したのはモビリティのプラットフォーム「Raptor(ラプター)」。モビリティのプラットフォームとはあまり聞き慣れない言葉だが、これは「Raptor」を土台に上物を変えることで用途を広げることができるというもの。動画で紹介されているのは三輪バイクのタイプだが、上を箱形のものに変えれば荷物を運ぶモビリティに変身する。

会見でお披露目されたバイクタイプは曲がるときにハンドルを切ると自動的に傾き、転ぶことがない。運動神経に関わらず誰でも簡単に、そして安全に乗りこなせる。「かつてないほどカッコいい」と古田氏がと言うように、乗りたい気持ちを高めてくれるビジュアルは見ているだけでワクワクしてしまう。人だけでなくモノを運ぶことに特化したモビリティにすることもできるため、物流危機の救世主となる可能性も秘めている。

SusHi Tech Tokyo 2024

移動と物流の未来を見せてくれる「Raptor」は2024年4月27日から行われる「SusHi Tech Tokyo 2024」のショーケースプログラムで一般公開を予定している。

“Sustainable High City Tech Tokyo = SusHi Tech Tokyo”
首都東京から持続可能な新しい価値の創造を見出し、推進するプロジェクトで「グローバルスタートアップ プログラム」「シティ・リーダーズ プログラム」「ショーケース プログラム」の3つのプログラムで構成される。有明アリーナ、日本科学未来館、シンボルプロムナード公園、海の森エリアを会場とする「ショーケース プログラム」では、今回紹介した「Raptor」をはじめ、最先端技術を活用した体験型展示が用意されている。さまざまな課題が解決された2050年の東京の姿、その可能性に触れられる。

「Raptor」開発の背景についても語っているラジオ「HEROQUEST」が以下のサイトで公開中。二人の熱い思いが伝わってくる。

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PODCASTプログラム #HEROQUEST はニッポン放送PODCAST STATIONで無料配信中

未来の社会をデザインするHEROを迎える【聴く冒険プログラム】。
今回からは「HEROQUEST -Sushi Tech Tokyo 2024 edition」。
4月27日・土曜日から5月26日・日曜日まで東京ベイエリアを中心に行われる
Sushi Tech Tokyo 2024ショーケースプログラム に注目。
Sushi Tech Tokyo で描かれる 2050年の東京の未来を冒険していきます。

第2弾となる今回は、
千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター fuRO・所長
古田貴之さんが登場!

近未来のモビリティの姿が、
SuShi Tech Tokyo2024-ショーケースプログラムで体験できる?!
誰もが安心して乗ることができて
しかも「かっこいい」!
そんなモビリティが快走する
2050年の東京の未来を冒険します!

Suhi Tech Tokyo 2024は、
4月27日・土曜日から5月26日・日曜日まで
東京ベイエリアを中心に開催されます。
詳しい情報はオフィシャルWEBサイトをチェックしてください。

https://zip-fm.podcast.sonicbowl.cloud/podcast/46407779-eadd-49f1-9d5c-bbde346ddb7c/

<ゲストプロフィール>
千葉工業大学 未来ロボット技術研究センター・fuRo 所長・古田貴之
1968年、東京都生まれ。1996年、青山学院大学大学院理工学研究科機械工学専攻博士後期課程中途退学後、同大学理工学部機械工学科助手。2000年、博士(工学)取得。同年、(独)科学技術振興機構のロボット開発グループリーダーとしてヒューマノイドロボットの開発に従事。2003年6月より千葉工業大学未来ロボット技術研究センター所長。

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(text: HERO X 編集部)

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