『MemoKids』は子どもの肌に貼り付けて、Bluetooth連携したスマートフォンのアプリに体温測定データを送信することができるウェアラブルデバイス。デバイスの裏側に付属の子供専用粘着テープを貼り、肌に当てるだけ。剥がれる心配もなく、入眠中や起床時などのタイミングで、体温の変化をコンスタントに知らせることができる。また、睡眠の質もモニタリング可能とのことだ。
感染症など体調不良が長引いた際に、何度も体温計を体に当てる手間から解放され、子どものストレスも軽減されるだけでなく、病院など臨床の場では1人1つの体温計を使うことで、感染症患者の接触感染も予防できる、優れものだ。デバイス本体はUSBケーブルを使って充電すれば、24時間使用が可能。低電力消費なのも魅力的なポイント。54mm×32mm×3mmと薄く、軽量なため、子ども自身も装着する違和感を持たずに使えそうである。化粧ポーチや財布に入れてしまえば持ち運ぶこともできる。
『MemoKids』は、2018年1月にファンディングプラットフォームKickstarterで支援を募り、惜しくも目標額には達成せず終了したが、初回生産分の配送まではすでに完了している。Bluetoothと連携できる体温計として、額にかざすだけで検温できるものも開発されているが、これから益々新しい製品が登場する、期待が寄せられる分野かもしれない。
[TOP動画引用元:https://www.youtube.com/watch?v=SGjB2q_TOqk]
[画像引用元:Kickstarter]